観 笑 亭 日 乗
                           


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掲示板
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 6月30日(金)マグワイ
 映画『グレムリン』に登場する小動物。恥ずかしい事であるが、局部にデキモノができてしまった。ここ数年、オイタをしていないので断じて性病の類ではないのだが、もし、ヘンな病気であったらどうしようかという不安に胸が震える。西村寿行の小説のようにちんちんの先が溶けて無くなってしまわないとも限らないのだ。“今はただ、小便ばかりの道具なり”と円生みたいなことを言ってても怖い物は怖いのだ。あと2.3日様子をみてそれでも症状が好転しないようであれば病院へいかねばならないだろう。ああ、恥ずかしい。

 7月より入居される御客様の為にリフォームの終了した部屋を再確認。水関係、エアコン、台所の換気扇などの動作を確認。すべて良好であった。契約書もおこたりなく準備してあとは入居をまつのみである。昼飯はコンビニのひやしトロロ蕎麦、いつものとおり、ゆっくりゆっくり腹に収める。これも好い加減飽きているのだが、カップヌードルのミニカップよりはまだましなのだ。

 その後は物件整理や水道会社との工事打ち合わせなど。暇になったころを見計らってタクミの印刷屋「はんこやさん21」へ開店祝いの酒を持っていく。AIQのチラシ発注がもう少し先になりそうなので、つなぎの意味で名刺を頼んでみようかしらん。一種のチェーン店で技術的には問題ないだろうと思われるが、まあ、実際につくらせてみないとね。ゆくゆくはチラシのみならずチケット、アンケート用紙などを安価で−ってヒドイ−作ってもらおうと思っているので慎重になるにこしたことはあるまい。

 夕食はタイの刺身と冷やし中華。刺身と冷やし中華のグをつまみにしてビールを一缶。残った麺に辛子をまぶして一気にすする。もちろん汁だって一滴残さず飲みましたとも。ああ、good old summer time!だね。

 夕食後はLD「トレマーズ2」を再見。終わってから急いで北杜夫の「輝ける蒼き空の下で 二部 下」を読了。ブラジル日系移民の歴史を3代に渡って描いたセミ・ドキュメントなのだが、初期の移民はマラリアという病気が存在する事をしらずに入植したため、多数の死者を出したとか太平洋戦争終了後、日本の逆転勝利を信ずる“勝組”と理性的な“負組”の対立が激化して10名の死者を出したが、戦後10年を経てなおブラジルの日系人社会の中では“勝組”が大きな勢力を持っていた等々、裏的に実に為になる本であった。なお、“勝組”の日本勝利の根拠に大戦末期にブラジルで“件”が出現し日本の勝利を予言したというものまであったそうで、やはり噂というものは似たような発生の仕方をし、似たような経路で伝わっていくのでありますな。

 午後11時近くになって事務所へ戻り、裏モノ会議室に書き込みした後、アミーゴス会議室のRTに参加。とっておきのドロボーネタで受けをとらんとする。

 6月29日(木)
 
ムツゴロウ先生が動物園のライオンに指を食いちぎられたニュース、随分いろんな所で笑われているようだが、松嶋トモ子よりはましではないかと思う。私の大学時代の先輩なんか、ワイドショーを見て、「ああっ、オレ、昔、ファンだったのに、好きだったのにそれなのに、あんな間抜けなギプスはめて、まるでカッパみたいに」とえらく嘆いておったぞ。勿論、私も大笑いした口であった。さすがに高田文夫が落語でやった、ここでライオンからのお知らせですとアナウンサーが言ったとたん、松嶋トモ子がひーっ叫んで逃げ出したという話までは信じていないが。

 てれんぱれんと仕事。物件の整理に入居者からの依頼で契約書の差し替え、ゴミ捨て場改造の打ち合わせ等々いろいろ。途中外出して一蘭のラーメン、この間よりスープがどぶ臭くないのはどうしてなのか考えつつ替玉お替わり。その後銀行でアミーゴス公演の会場予約金を振り込み、横山信義「蒼海の尖兵」求めて帰社。

 夕食は都合により出来合いの弁当と刺身。野菜が無かったので常備してある“しそこんぶ”をめったやたらに混ぜ込んで食う。当然のごとくビール一缶。オレという人間はこの程度の食事でも十分マンゾクするのである。なにか文句おありだろうか。

 その後はぼんやりテレビ。「ダウンタウン DX」で島崎和歌子の「スカウトされた時、事務所の社長に“君は第2の山口百恵だといわれた」話に抱腹絶倒。山口百恵はそんなに巨大化しねーよと突っ込んでげらげら笑う。いやー、いいな、和歌ちゃんは。あの“ガハハキャラ”でここまで売れてきたんだから、この先ずっと変わらずにいて欲しいよな、本人はきっと嫌がるだろうけどな。

 バーボン飲みながら「蒼海の尖兵」読了。なんだ、この大時代な文章は、相変わらず人物描けないよなこの人はと不満ばかり噴出する。

 6月28日(水)
 2ちゃんねるのニフティ板が更新されて以来、どうも活気がない。むしろ後発の15ちゃんねるバトルウオッチ板の方が勢いがあるくらいである。それにしても場所が変わってもあれこれ悪口を言われるメンツというのはきまっておるのだね。****とかし**様とか*が*好きさんとかみんな見た事がある名前ばっかり。おれってさあ、パソコン通信を実際にやり始める前はもっと高尚なものだと思っていたんだよ、アミーゴスのお三方が活動の場にもされていることだしなあ。それが蓋を開けてみると実生活ではなかなかお目に掛かれないような奇人変人の集まりだったとは。いやもうびっくりしたもんですなんて今じゃ俺がその立派な奇人変人のひとりなんだけどね。

 今日はお休み。金がない、金がないと言いつつ起き出してうぼっとシャワー浴びる。TVをしばらく見て午前11時過ぎに事務所へいって日記とネットのチェック。ひところに比べて1日のアクセス数が減ったようである。今のところ平均60くらいか?このままでは1日100アクセスを誇るサイトとなって広告代理店に申請し広告バナ−を貼りつけて月5.000円の収入を得るという俺の壮大なる野望はいつまでたっても実現できそうにない。何か良い方法はないものだろうか。

 昼飯にソーメン2把食べてさてお出かけ、お出かけ。まずビックカメラに行って既発売のDVDをチェック。「ウルトラマン9・10」、メル・ギブソンの「バード・オン・ワイア」などが目に付くも金がないので「ウルトラマン」はお預け、「バード・オン・ワイア」は既に持っている輸入版と同じドルビーサラウンド仕様だったの今回はパスすることにした。次にてくてく歩いて丸善書店へ行く。地下街からエスカレーターで上がっているとあの突然、あっと叫ぶとかバスの中で大きな声で独り言をいったりする類の人が何やら楽しげに喋りながら俺の後ろに乗ってきた。俺は自分で自分のことをまあ、一種の馬鹿か基地外であろうと思っているのでその波動を察知するのか、この手の人達がやたらに近くに寄ってくるのだ。バスや電車でもだいたい、そうなる。

 うう、まただよと思っていたら突然肩を叩かれた。わ、なんだなんだ、許してごめんなさい、その長い傘で刺したりしないでええとギクリとしたが、あにはからんや間のびした声で「横に寄ってください」だって。俺、および前に並んでいた人達がびっくりしてその指示に従うとその人はだだだっと嬉しげにエスカレーターを駆け上っていった。どうやらよほど丸善書店に行きたかったらしい。

  そんな騒動の後、丸善書店で荒俣宏氏の大正昭和の日本のトンデモ学説を集めた本を発見。思わずぐびりぐびりと喉がなるも3,000円近い定価ゆえに購入を断念。悔しいが来月に回そう。

 夕食は野菜炒めにカツオの刺身。出来合いのヒレカツ二切れ。刺身にたっぷり山葵をつけてビール二缶のつまみとし、ヒレカツでゴハンを一膳。カツオ、初鰹とパッケージに書かれていたが物凄く油がのっている。これ去年の戻り鰹じゃねえのと思ったが結構美味しく頂けましたですよ。

 夕食後は昨日借りておいたレンタルDVDでディズニーの「ターザン」を見る。「ライオンキング」でディズニーを卒業したと豪語していた私であったが300円でレンタルできるのである。見らにゃソンなのである。「ターザン」、話的にはまったく予想通りであり、特に目新しいところは無かったのだが画質が素晴らしい。初めてTHXDVDを見たのだがまさかこれほどまでとは思いもよらなかった。こうなると実写のTHXDVDも見てみたいのだが何があったかなあ。流石にもう「ターミネ−ター」は買わんぞ。あ、それとね、この「ターザン」、「ヤングフランケンシュタイン」とまったく同じギャグを使っていたのだが皆様お気づきになられましたでしょうか。

 午前2時20分から「スタートレック ヴォイジャー」を録画。受信状態が安定せず、やきもきする。早く何らかの手を打たんといかんなあ。

 6月27日(火)
 「永代橋」についての考察をもう少し。昨日ふと思い付いたのだけれど、「粗忽長屋」は馬鹿が馬鹿を呼ぶ、ギャグが寄り集まってストーリーとなっている純粋ギャグの話ならば「永代橋」は間抜けな大家さんがこれまた間抜けな何某を連れて死体を引取にいくストーリーにギャグが付随するシチュエーションコメディなのだな。とすれば「粗忽長屋」が高く評価されるのも無理はないと思われるのだが・・・。

 がしがし仕事。ようやくクライ君と連絡がとれ、昨日の物件について説明する。見に行きたければいつでも連絡してくれたまえと彼の友人に伝えてくれるように依頼。金額的には大した物件ではないけれどもこういうところから縁というものができるのだ。大切にしなければ。

 事務所の入っているマンションが貯水槽の清掃の為に午後1時から4時まで断水になっていた。あらかじめ水をためていたので特に支障はなかったのだが、午後8時からレッドテール水槽の水換えをしていたらわああ、あ、赤い鉄錆があああ、たっぷり溜め水水槽に入ってしまった。とほほほ、これもういっぺん入れ替えなきゃならないようと心底がっかりする。他の部屋でこのようなトラブルがおきていなければいいのだが。夜遅く帰ってきた入居者がゴハンでも炊こうとして水を出したらわあああ、あ、赤い水があああなんてのはシャレにならないからな。

 夕食はマグロの刺身、アジの南蛮漬け、オクラの和え物。マグロの刺身をどっぷり醤油に浸し、スジにそってこまかくきったのをちびちび食べながらビールを一缶。残りの刺身をゴハンに埋めこんで見えない鉄火丼とはしゃぎながらぱくぱく頂く。ゴハンの熱で半煮えになったマグロが美味いのなんの。こんなんで大喜びしているのだからつくづく俺は日本人なのだ。

 夕食後、LDで「もののけ姫」の残りを見る。重厚な5.1CHの音楽と効果音につつまれるこの心地よさよ。下手なキカイやお香を炊いたりするよりよっぽどヒーリング効果があるのだ。でもこのキモチ良さのあまり、あ、アシタカしゃべるんじゃねえよ、邪魔だよ、おまえなどと思うのは行き過ぎというものであろう。

 「もののけ姫」のエンドクレジット、米良良一(だったか)のヴォーカルのみセンタースピーカーで再生され音楽はリアチャンネルに回される。これによってヴォーカルがくっきりはっきり浮き立つ仕掛となっている。まったく良く出来た5.1CH音声なのだ。

 この後、シャワーを浴びてバーボン飲みながら「ガチンコ ファイトクラブ」見る。ニ期生の一人が喋る頭の悪い博多弁にこりゃまた恥ずかしいと顔を赤くし、番組後半のお誂え向けの豪雨にまたおげらおげらと笑う。

 6月26日(月)

 唐沢さんの日記に「粗忽長屋」があれば、「永代橋」はいらないなあという記述があった。確かに「粗忽長屋」は落語界随一の秀逸なサゲを持ち、ストーリー、ギャグともに計算しつくされた極めて優れた話であるが、「永代橋」マニアの私としてはそこんところがどうにもくやしい。単純な地口のサゲは比較できるものではないとしても途中のギャグの膨らませ方などは「粗忽長屋」に劣らないと思ってしまうのである。ここで「永代橋」のストーリーをちょっと紹介すると文化4年の深川祭りの際に永代橋が落ちて多数の溺死者がでた、長屋の何某が死んだからどこそこに死体を引取に来いという差紙を受けとって狼狽する大家さん。ばあさんは役に立たないし俺一人でどうすりゃいいんだと考えあぐねているうちに死んだ筈の何某が酔っ払って「うーい」なんて言いながら帰ってくる。大家さん、かっとなって「こら、お前は何時も何時も酔っ払ってやがってそんな料簡だから落っこちて死ぬんだ」呆然としている何某に畳み掛ける様に「お前はなあ、酔っ払っているから自分が死んだのがわかんねえんだよ、今に酔いが醒めてみろ、死んだとわかってがっかりするから」と無茶な事を言いつつ何某をつれて何某自身の死骸を引き取りに行くという・・・。うーむやっぱりおもしろいなあ、次の改作落語のネタはこれでいこうかしらん。最も私如きにこう考えさせてしまうところが、この話の完成度の低さの何よりの証拠かもしれないが。

 先日の会議の際に頼まれたクライ君の友達の物件を探す。首尾良く2件ほど条件に合致するものがあったので彼に電話を入れるがどうした訳か繋がらない。ちちっと言いつつ物件の整理や飛び込みのお客様の応対など。しかし相変わらず訳の解らぬ営業の電話がおおいなあ、今日も電話を取ったら「女性社員向けの催し物のご案内です」だって。当然「うちに女性社員はいません」と答えましたとも。外出したついでにようやく「けだものカンパニー 2」を入手。この巻でも鼻持ちならぬプライドと人を見下す態度で暴れまわるトキ課長が素晴らしい。凄いぞ、やっぱり天然記念物だ。

 夕食は鯖の味噌煮、サーモン・アジ刺身、焼きナスというヘルシーメニュー。ビール一缶飲み、味噌煮と明太子をオカズにゴハンを一膳半。ちょいと食いすぎであるが、ローカロリーメニューだったのだからいいじゃないかと無理やり自分を納得させる。

 夕食後、LDで「もののけ姫」を少し見て午後9時からお馴染み「恐怖劇場アンバランス」 のっけから主人公がマンションの一室でバラバラ死体の製造に勤しみ見るものを呆れさせる。よくある痴情のもつれによる殺人なのだが、この時処理し忘れた片手が“てっちゃん”となって主人公に復讐をとげるという・・・。まんぐりまんぐり這い進む“てっちゃん”の特撮が良く出来ていて正直コワかったぞ。

 6月25日(日)
 
BSデジタル放送というのが分からない。今年の12月からNHKを始め、民法数社、WOWOW、スターチャンネルが放送を開始するというのだが、放送形態が数種類あってそれぞれにクオリティが違い、さらにドルビーデジタルとは違う音声圧縮規格のAACを使用しての5.1CH放送まで予定されているのだという。もっとも現時点では対応するディスプレイ、フツーにいうとテレビですな、は数機種しかなく、AAC音声を復調するAVセンターも同様である。つまり放送局が意図しているとおりのクオリティで見ようとすれば、テレビとAVセンターを買い換えねばならないのだ。いささか芸に走り過ぎではないのか、ハイビジョンと同じ轍を踏もうというのか。それにD−VHSでデジタル録画できますよといっているが音声はどうなのだ。AAC5.1CHを記録して再生できるようにしないとみんなDVD買っちゃうと思うぞ。そこそこの性能はあるし、なんといっても現行のシステムで対応できるから安上がりなのだからな。

 フツカヨイ頭を抱えて仕事。日曜日なので家賃受け取りや掃除、管理物件見まわりが主となる。合間を見て近くの分譲マンションを見学。夏に転勤で帰福する弟にどうかと思ったのだが、4LDKで日当たりもよく、収納も充実していてなかなか結構なものである。これでペット云々がなければもっといいのにな。

 昼飯はコンビニの冷やし中華、へへへ、ちょっとカロリーで贅沢して約300キロカロリー。しかし柑橘系のすっぱさが鼻についてはっきりいってすんげえマズイ。だいたいくどい甘さの下味さ加減が冷やし中華の魅力なのだ。それをいたずらにさわやかにしてどうするのだ。それだったら素直にラーメン食うわさ。

 夕食は冷凍食品の空揚げ、餃子、サラダ、カレーライス。すべてコンビニにて入手したもので特筆すべきことはなし。この時、ちょっとしたことから父親と大喧嘩。頭に来たので夕食後行くつもりだった選挙もキャンセルしてしまい、その後もたびたび思い出し怒りに身を振るわせる。面白くないのでLD「スタートレック ファーストコンタクト」を引っ張り出し再見。

 午後11時から事務所へ行ってネットへつなぐ。ヤフーの掲示板に登録しこのHPの宣伝をするつもりだったのだがどうしたわけか登録が上手くいかない。ID,パスワード、掲示板の認証コードは首尾良く入手したのだが、この先に進めないのである。数回チャレンジしても駄目で“あー、もうどいつもこいつも”と怒って帰宅し小便して寝る。

 6月24日(土)
 
相変わらずUSB端子でTAとパソコンを繋いでおります。ぴんでんさんに一度教えてもらったのだがアナログポートはデジカメから画像を取りこむためにつかっておるのだな。適宜繋ぎ換えてもいいのだがそうすると面倒くさくなってデジカメでヘンなものを撮影するという私のモチベーションが低下してしまうおそれがある。まあ、当面このままでいこうじゃないか。USB端子も不安定で落ち付かないのだが、ネットに繋がらなくなったら一旦抜いて、舐めたり、揉んだり、擦ったり、しゃぶったりじゃなかった、ふっと息を吹きかけて先端のゴミを飛ばしてやればまた復活するのだから可愛いもんなのである。

 タクミより電話。印刷屋を開店してちょっと苦しいので今月終了したリフォームの支払いをお願いしたいとのこと。む、しょうがないなあと思いつつも彼の印刷屋でアミーゴス九州公演のちらしやらを安値で頼むつもりなので半額のウン十万円を払う。ここまでは良かったのだが、気がついたら会社の金庫がすっからかんのかん。昨日、自分のポケットマネーで出していたガソリン代などが精算できず、たちまちにわかに大ビンボーに成り果てたのであった。夜はAIQの会議&飲み会なのである程度の金がないと困るのだ。よって昼飯は吉野屋の牛丼の並とお茶3杯ですまし今日発売のアフタヌーンも買わずに我慢する事にした。

 午後7時ちょっきりに事務所をかたし、7時2分のバスに勇躍飛びのる。博多駅から雨のしょぼつく中をのんのんずいずいと歩いて7時40分にキャナル・シティに到着。初めて見る福家書店の大きさに驚いている内に三々五々AIQの精鋭実行委員達が集まってくる。さっそくキャナルシティ内のハンバーガーショップ、ウェンディーズだったかな、うん、まあどうでもいいやな、に移動して会議の開始。

 今宵の参加者はまず、私、しおやさん、獅子児さん、ぴんでんさん、魔朱妲愛普羅さん、寝太郎さん、anieさん、クライ君の8名。ほぼ1時間かけてちらしや会場、チケット販売などさまざまな事どもについて話し合う。結果、会場はやはり、西神パレスに決定。7月中にチラシを作成し、8月一日より各メディアにて告知を開始、9月1日よりチケットの予約販売を開始というスケジュールが確定した。やはりこういうことが決定すると気が引き締まってガンバラナクっちゃという感じになりますな。

 会議終了後、獅子児さん推薦の鳥膳中洲店に移動し、ウレシタノシの大宴会。いいかげん酔っ払ってきたころにぴんでんさんが公演の時に“あのやろう”が来ていたら、呼び出して私と対面させようと実にウレシそうな、百万ドルの笑顔でこんな途方も無く恐ろしい事を言い出す。うああああ、そっ、それだけはやめてくれええええ。

 2時間半ほど飲んで盛況のうちにお開き。私は評判の高い大砲ラーメンでビールとラーメンを食って帰宅。ひいひい言いながら事務所へ行ってアミーゴス統合パティオへサイン会のお願いをアップし、自宅に戻ってベッドに転がり込んで爆睡。しかし大砲ラーメン、ちいとも美味しくなかったなあ。

 6月23日(金)
ドライヤもん
 未来の国の猫型ドライヤー。だからどうした。昨日見た「宇宙怪獣ガメラ」であるが、怪獣映画オタクなら一度は見ておくべきだろう。あの「ガメラ 大怪獣空中決戦」以前の怪獣映画の逼塞した状況、東宝の「平成ゴジラ」とはまた違ったデタラメな貧乏臭さは是非とも体験しておくべきだ。これさえ見ておけば、この先どんな駄目な怪獣映画が出てきても平気で映画館に行けるようになるから。「ゴジラ ミレニアム」のオルガだって鼻先で笑っちゃえるぞ。でもね、いかな私でもこれを2回見ろとはよう言えませんわん。

 仕事的には特筆すべき事無し、いつものとおり平穏無事かと思っていたらまたまた例の入居者の方からエアコンのスイッチ入れたら水がたれてしょうがねえよという苦情。見てみると驚いたことにエアコンの全面下部からえらい勢いで水が滴り落ちている。驚き呆れてタクミに電話、新品つけさせたのにどうなっておるのだ、すぐ来て修理したまえと言う。

 30分後に電器工事業者が来て正常に戻ったのだが、取り付けのミスで室外機に行くべき水が逆流してしまっていたとのこと。うー、まったく好い加減な仕事をしてもらっては困るのだよね、ぷんぷん。

 それからある物件の下見の為に外出。ついでに徳間書店の新刊「僕はイーグル」 夏目正隆著を買ってきた。夕食は出来合いのコロッケ、白身フライ、ポテトサラダ、ホウレンソウのゴマ和えなどなど。コロッケをつまみにビール一缶飲み、白身フライと生卵でゴハンを一膳。例によって朝コンビニのサンドウィッチを食べたきりだったので美味い事、美味い事。安上がりなシアワセであった。

 「僕はイーグル」読了。期待に違わぬ面白さ。著者独特の極端な人物描写が秀逸であった。シリーズモノだそうで早く次の巻が読みたい。

その後事務所へ行ってネットに繋いで裏モノ会議室やHPのチェック。2ちゃんねるのニフティ板突然更新されたのか古い話題が読めなくなってしまっている。おまけにやたらに重くてうんざり。せめて過去ログ読めるようにしてほしいのだがなあ。一渡りお気に入りのサイトを見て回った後、ネットに繋いだままで「らくだ ディレクタズーカット版」少し書く。調子がよくすらすら進み、あまつさえ実に好ましいギャグをひとつ思い付いてウレシさのあまりハヒハヒウヒハと笑う。むむ、我ながら不気味悪い。

 午前12時くらいからアミーゴス会議室のRTに参加するつもりであったが、このころより妙に眠くなり泣く泣く断念。まあ、明日も仕事ですからね。

 6月22日(木)
 
近々、メル・ギブソン主演、ローランド・エメリッヒ監督の映画、題名はちょっと忘れてしまったが公開されるらしい。言うまでも無く私はメル・ギブソンのファンなので見に行きたいと思うのだが何しろエメやんだからなあ。脚本なんかに人材を投入しているのでよもや「GODZILA」みたいな爆発映画にはならんだろうと思うけれども、油断はできぬ。見に行こうかなあ、どうしようかなあ。エメやんだからなあ。

 昨日の余韻を引きずりながら仕事。午前中に各管理物件を回り昨晩のゴミ収集の後始末する。多少チラシなどが残っていたので素早く持参のごみ袋につっこんだ。ありゃあ、事務所の入っているマンションにペットショップのチラシが入っていたぞ。電話一本でお好みの犬をお届けしますってピザじゃないんだから。それにここのマンションは犬猫禁止だぞ。こんどまいたら承知しねえからなと、これらもまとめてゴミ袋へポン。ちちっ、無駄な仕事だぜ。

 昼飯は久し振りのカップヌードルミニ。美味くもなんにもないそれをスープ一滴、グの一欠けらも残さぬ様に食べ尽くす。その後は物件の整理、電話での問い合わせに答えたりまあいろいろやりました。

 夕食は弟の誕生日で有るゆえに3枚1,000円のオージービーフステーキ。やたらに塩胡椒ふりかけ、片面にニンニク摩り下ろしたのをぬったくってレア加減に焼く。付属のステーキソースに醤油をちょろっ、おまけに万能ネギをちらしてはふはふいただいた。もうビールにも合うしゴハンも進んでしょうがないのよ、これが。

 その後は録画しておいた「スタートレック・ヴォイジャー」あーっ、なんということだ、なんて結末のつけ方なんだ、ぼろぼろにされたヴォイジャーでジェーンウェイが敵の時空兵器に体当たり。その結果、時空が1年前にもどってしまうという・・・。今度は敵の勢力宙域を避けて飛ぶことにより危険は未然に回避されたのであるってなんだか釈然としないなあ。そうすると前回敵と戦うことを決意したジェーンウェイの判断は明らかなアヤマリであったことになってしまうのだが。

 シャワーを浴びて今度は「宇宙怪獣ガメラ」を見る。実は私、この映画は初見だったのですが・・・、頭からえんえん流れるマッハ史朱歌うところの主題歌が悲しい、スターウォーズの明らかなパクリであるが異様にやすい宇宙戦艦ザノンが悲しい、まるでレズの男役のようなスタイルのマッハ史朱が悲しい、そんでもってシュビシュビダバダとヘンなポーズで宇宙人に変身するのはもっと悲しい、いちいちガメラが、ガメラがと叫ぶガキがうっとおしい、新撮部分のガメラの縮尺がめちゃくちゃなのはやりきれない。いくらオレが物好きだといってもねえ、ちょっと辛かったですよ。

 6月21日(水)
 
それにしても、森首相つまらぬ失言を繰り返しますなあ。人間だからあやまちの一つ二つあっても不思議ではないのだが、数が多すぎ。どうも反省という言葉を知らぬ人のようである。もしかしたらふふ、また愚民どもが騒ぎよるぐらいにしか考えていなかったりして。
 
 や、今日は休みである。午前9時半にぼやあっと起き出してコンビニのパンとコーヒーで朝食。11時ちかくになって事務所へ行き、ネットのチェックと日記つけ。終わるやいなや車に飛びのってまたまたトリアス久山へGO!今日も今日とて映画を見るのだ。リドリースコットの『グラディエーター』を見るのだ。どうだ、羨ましいだろう。ちなみにここ10年くらい、見合いとこの間の『アイアン・ジャイアント』を除いてオレは一人で映画に行っているのだ、どうだ、悲しいだろう、畜生。

 THXシアターで見た『グラディエーター』、極言してしまうと父に愛されなかった子供の叫びな映画であった。実子たる自分を差し置いて前皇帝が愛したのはローマのマクシウス将軍だったという事実に苛まされた皇帝はこのトラウマを癒す為に将軍を処刑しようとし暴虐の限りを尽くすのである。しかし死んだ筈のマクシウス将軍が剣闘士となって再び自分の前に立ちふさがりローマ市民はおろか姉と甥の愛情さえも攫ってしまった事を知ったとき皇帝はあろうことか自らマクシウスに闘いを挑むのだ。モノの解っていない映画評論家やライター諸氏はこれをまったくの御都合主義だなどと言うかもしれない。しかしこの闘いこそが皇帝の傷つけられた自我をいやす最後の手段に他ならなかったのである。ひょっとしたらこの映画はエセ評論家たちに対するリドリー・スコットの挑戦なのかもしれないなあ。

 映画は良かったのだがスターウォーズの時と同様に、観客のマナーが最低であった。まず、右となりに座っていた婆ァが袋をがさがさ言わせてポテトチップスのようなものをばりがりぼりんと食いやがる。あー、うるせえ、うるせえ、予告編はともかく本編が始まってからモノ食うな、映画館も音の出ない食い物を売るがいいじゃないか、例えばこんにゃくの味噌田楽とかどうだといらいらするオレ。このバリバリ婆ァが静かになってホッとしていたら今度は左となりのオジョーサマ3人がぼそぼそしゃべりやがる。ちょっと印象的な場面になる度にあらあ、酷いわ、うわ、血がびゅーっと、首がごろんと転がったわねなどと感想を述べ合うのだ。おまけに携帯を都合2回も鳴らしやがって、もう少しで持っていたコーラをぶっ掛けるところだったぞ。何度も言うようだが、映画見ながらモノが食いたかったりしゃべりたかったりするならば家でビデオ見とけばいいのだ。ちったあ、人の迷惑という物を考えてくれよ、頼むから。

 映画のラストで何を考えたかオジョーサマ方の一人が突然ぐしゅぐしゅ泣き出しやがった。ああ、もうそう言う感動とは違うだろう、なんなんだ、この女は。オレはついに我慢できずにこの女を縊り殺してしまった。死体をヴァージンシネマ裏手の山に隠していっぷくラーメン久山店へ。相変わらず美味いラーメンを食うとささくれ立った私のココロが次第に癒されていったのでありますよ。

 夕食後、今度はDVDで「4Dマン」を見る。自分の婚約者と弟との三角関係に悩んだ科学者がやけになって弟の発明した怪しい装置で無謀な実験をし、結果として物質を透過できる能力を身につけてしまうというなんだかオトナの映画でありました。

 6月20日(火)
スパシーボ効果
 有難うの気持ちで直します。いやあ、あの万師露関(字が違うけど、面倒くさいのでまあいいや)のところの富士王朝(これも違うかもしらないがまあどうでもいい)は凄いですなあ。1999年に政権を取るっていってたけどとからかわれた信者が“小渕元首相が入院したわけを考えなさい”と一喝するという・・・。カルトというのは人の不幸をこのように利用するのだという目から鱗の名発言であった。こいつら、今ごろ、竹下元首相も自分達が霊力で呪い殺したなどと言っているのかもしれないなあ。

 がしがし仕事。昨日問い合わせのあったお客様を追っかけてみるが、昨日の熱心さとは打って変わって検討しておきますというつれない返事。くそう、こちらもダメなんだろうか?最近問い合わせは多いのだがなかなか契約まで結び付かぬ。これも私のいたらぬせいであろう。反省せねばならない。

 夕食はヒレカツ・チキンカツに焼きナス、こんぶとじゃこの酢の物。ひれカツはともかく揚げたてのチキンカツがしゃきしゃきしてたまらない。有体に言って俺は揚げ物でゴハンをがつがつ食っているのが1番シアワセかもしれないなあ。その後はビデオ、映画の類を見ること無く「ガチンコ」や「タモリのジャングルテレビ」を薄ぼんやりと見る。あいかわらず柳沢真吾がうっとおしくてかなわない。つまらないギャグに何度かかっとなってしまうのであった。

 ようやく「ガンスリンガー 魔道師の虹」を読了。ローランドの悲恋物語から一転して「オズの魔法使」のグロテスクなパロディとなるのが見事。「ザ・スタンド」世界と奇妙にシンクロするラストもまたマニア泣かせである。そういや「ザ・スタンド」ってまだ日本で訳されていなかったのね。

 6月19日(月)
 昨日2ちゃんねるのHP板のあちこちにURLを貼り付けたのだがその甲斐あってか多少アクセスが増えてきているようである。正味な話、アクセス数増加の早道は巨大掲示板への書きこみ、URL貼りつけに限りますな。しかし相手が2ちゃんねるであるだけにこのHPがどのような評価を受けているのか想像すると恐ろしくってたまらずその後を除く事ができない。これはこれで困ったもんであるが。

 何時ものようにハムとチーズのサンドウィッチを朝食に食って午後7時までハラヘッタ−とうめきつつ、仕事、仕事、また仕事。さあ、メシだ、ゴハンだ、夕食だと喜んで帰り支度をしているとお客様からマンション紹介依頼の電話が掛かってくる。うぎゃー、俺達の立場はどうなる、何でもいいから早く食わせろと不平を言う腹の虫を押さえ込んで物件を検索。ようよう適合する物件を選び出してお客様へ資料をFAXする。検索に時間が掛かったので帰宅は午後9時近くとなってしまった。

 夕食はイサキの刺身、アスパラのゴマ和え、生野菜、ソーメンという実に爽やかなメニュー。あせってイサキの刺身を摘みながらビールを一缶、ソーメンを二杯。腹がへっているので美味い事夥しい。こうしてみるとダイエットというのもなかなかいいもんでありますな。

 10時から録画しておいた「恐怖劇場アンバランス」見る。珍しい純スーパーナチュラルの吸血鬼モノであったが物語に捻りがなく、正直退屈した。また登場する吸血鬼が酷く貧乏くさいのが頂けない。なんとこの吸血鬼渇きに耐えかねて夜更けのクラブに入りこむのであるがそこのマダムに「お客さん、もう看板ですよ」と言われてしまうのである。オラァ、ホラー映画の類は腐るほど見ているが、こんな間抜けな吸血鬼初めてだ。

 シャワーを浴びてまたまた録画しておいた小林 旭の「嵐を切り裂くジェット機」を見る。冒頭からハチロクブルーインパルスが登場して無闇にコーフン。小林 旭、実はこのアクロバットチームのメンバーなのであった。この後展開されるブルーインパルスの妙技が素晴らしい。ダイヤモンドループにロール、現在では幻となってしまった下方空中開花など俺の好き心をびんびんと刺激しやがる。特に下方空中開花を真下から捉えた斬新なショットにはああ、もうどうにでもしてと身悶えたのであった。ところがすぐにアクロバットチームの体長機が墜落、殉死、チームの解散が決定、金沢の基地に飛ばされた小林 旭はぐれてしまい懲罰的な10日間の休暇をとらされてしまう。その間、小林 旭は兄の経営する貧乏航空会社に暇つぶしにいくのだがこの兄が第三国人(笑)の麻薬密輸に巻きこまれて・・・。といつもの日活タッチに戻ってしまうのでありますな。こんなことならばブルーインパルスのセミ・ドキュメント映画にしてしまえば良かったのにと思うのは私だけか。

 6月18日(日)
 あははは、アウ所長がFCOMEDYを除名されちゃったぞ。森羅万象いろいろあれど世の中にこれほど自業自得という言葉が似つかわしい事例もあるまい。ただ、アウ所長対“あのやろう”という珍妙極まる組み合わせのバトルがこの先、永久に見られなくなってしまったのはすこしばかり残念であるが。

 世間は皇太后様御逝去で何かと喧しいのだが、こちらにはなんの関係もない、ただただオノレの本分をつくすのみと仕事をしていたら悲しいことに熱帯魚が一匹死んでしまった。このHPにも写真を掲載しているポリプテルス3種の内、デルへジーが天国に召されてしまったのだ。PHは7.2で安定しているし亜硝酸値も問題ないのになぜ死んだのだあああと嘆きつつゴミ箱へぽい。冥福を祈ってしばし黙祷する。

 昼飯は3日に一度の普通食。ラーメンとチャーハンのセットを夢中になって食べる。ラーメンはともかくとして紅生姜を適宜混ぜ込んだチャーハンがおおおおお、お、おイシー!私は3日に一度のまともな昼飯が楽しみで楽しみでいつもより30分早く起きてしまうのである。

 夕方、仕事が落ち付いた頃を見計らって今日2度目の裏モノ会議室、ネットのチェック。ここで初めて前述したアウ所長の追放処分を知ってげらげらと笑うが、同時に追放理由の“つまらないくせに発言数がおおい”にどきっ。まるで自分の事をいわれているようではないか。唐沢さんに見捨てられたらどうしようという恐怖が背筋を駆け上り、息苦しくさえなってきた。ヤミクモに何か書かなくてはと思い30分ほど掛かって「ダイエット学園 レディース」をでっち上げぜえぜえいいながらアップする。でもつまらない。このままでは本当に見捨てられてしまうぞ、しっかりしろよ、オマエ。

 夕食は近くの居酒屋で買ってきた焼鳥3.000円分。缶ビールをごくごく飲みながら焼鳥を齧る、ああ、庶民の幸せここに極まれリなのだ。ちなみにこの焼鳥は父の日のプレゼント。そんな、お前、安上がりですましてどうするのだと言われそうだが本人は人工膀胱装着者でベルトなどは使えないし、ネクタイもしないたちなので結構喜んでいるのである。

 その後はバーボン飲みながらこの間録画しておいた「スタートレック ヴォイジャー」を見る。ナイターとサッカーの為に非常な苦労を強いられた回であったが抜群の面白さ。スタートレック中のベストエピソードと私が勝手に思っているTNGの「浮遊機械都市ボーグ」や「昨日のエンタープライズ」に勝るとも劣らぬ出来である。時空侵略兵器を擁する謎のエイリアンによって七色星団の決戦のヤマト以上にぼろぼろにされるヴォイジャー。ああ、もう後編を見るのが待ち切れない。とにかく、FBS福岡放送を見られる環境にある人は絶対見るべし。でなきゃ後悔するぞ・・・・・・・・・・ええっと俺なりの後編予想。修理不能までにぶっ壊されたヴォイジャー、ジェ−ンウエイ艦長以下のクルーは敵の時空兵器を逆に利用しヴォイジャー破壊前の時間に戻ることによって危地を脱すると思うのだがどうだろう。

 6月17日(土)
PLAY IT AGAIN, 寒!
 そんなしょーもないギャグを何回もつかうなや。朝方、上田吉ニ郎が我が(有)宝 誠に来社するという夢を見た。あの声で「わしゃあなあ、10万円くらいのアパートを借りたいんじゃがね」と捲し立てるのだが、どうした訳かはっきり聞き取れない。何度も「えっ?何ですか」と聞き返していたら怒って帰ってしまったという無駄にリアルな夢で、実に不愉快であった。夢の中でくらい大儲けすりゃいいのにねえ。普段は送りバントみたいな仕事ばっかりしているんだから。

 多少ダイエットの方法を変えてみる。午前9時ちょっと前にコンビニのサンドウィッチとコーヒー飲料で朝食をとり、それから夕食まで固形物はおろかコーラ−等のカロリーのある飲料もシャットアウト。間食など論外で飲んで良いのは砂糖抜きのブラックコーヒーと自家製の麦茶のみという作戦。慣例にしたがって“オペレーション・ウイズアト・ランチ”と命名する。

 これは非常な成功であった。昼飯にカップ麺のミニを虚しくすするよりもサンドウィッチの方が美味いし、割合、ハラモチもいいのだ。心配していた激烈なる空腹感に襲われることもなく無事夕食を迎えることができた。サンドウィッチが240calでカップ麺のそれより多少多いのが気になるが、夕食までの長い時間が補ってくれるであろう。これからもこの方法を続けることにする。

 夕食はオムレツ、生野菜、タイの刺身。オムレツと生野菜をツマミにしてビール一缶、ショーュと酒に漬け込んでいたタイの刺身をゴハンに乗っけてゴマを振り、久し振りのタイ茶漬け簡易版。ほろほろになったタイの身をゴハンに混ぜ込みながら啜りこむこの美味さよ。

 その後はがんがんがんと読書タイム。角川ホラー文庫「媚薬」図子 慧著をずんべんばらりと読了。SFマガジンのブックレヴューで誉めていたので買ったのだがなるほど期待に違わぬ面白さ。ラストのアイマイモコさ加減が大きな効果を挙げている。途中、ディレクで「サタデーナイト・ライブ」を見ようとしたら都合により今回はSFドラマ「アース」だったかなをお送りします、御了承下さいだと。釈然とせぬ思いで録画しておいた「ドリフ大爆笑」を見た。

 6月16日(金)トッ、トッ、トリュフの大爆笑
 世界の三大食材はますます元気です。字余り。いやあ「アイアン・ジャイアント」の続編という設定の夢を見た。しかし見ているのが私なので舞台は日本。それも隣近所である。やはり少年がからくり仕掛けのような、こういう場合は「カラクリ・ジャイアント」というのかと仲良くなるのだがその秘密を探る政府の調査員がガッツ石松だったりするわけだね。彼はガッツ、ガッツと言いながら少年のアパートへ踏み込んで行き銃をつきつけてさあ、喋れ、すぐ喋れとがなりたてるのである。外にいる私はああ、あんな大きな声では御近所に秘密がもれてしまうようと身悶えしているという・・・。なんだな、もうちっとマシな夢見るがいいじゃないか。

 朝からがしがし仕事。入居の決まったお客様の申しこみ書を検討してFAXで返送、駐車場が1台空いたのでそちらの募集、問い合せへの答えなどなど。昼飯はどんべえカップウドンのミニ。申しわけ程度についている揚げにスープを染みこませながらちびちび齧る。太らない為とはいえむなしいなあ。その後も管理物件の見まわりなどやって帰宅は8時半。

 夕食は例の豚肉おかずシャブシャブ、鰻の蒲焼、マグロブツ、生野菜。異様に柔らかい蒲焼としゃぶしゃぶでビール一缶、醤油に漬け込んでおいたマグロブツをゴハンにのっけてぐわあ、山葵の付け過ぎだ、こりゃ堪らんといいつついただく。

 その後レンタルDVDの「ワイルド・ウエスト・ウエスト」見る。って、こりゃなんだ、ヒデェ映画だな、ギャグは滑りっぱなしで編集をしくじったのか折角貼った伏線が跡形も無くきえてしまったりつじつまがあっていなかったりするのだ。だいたいあの一人二役はなんだったんだ、どういう意味があったんだ。下手するとこりゃ『アルマゲドン』を越えるダメ映画かもしれないぞ。蒸気巨大クモや蒸気戦車、蒸気装甲列車などのメカは良い線いっているのに本当にもったいないですな。ええい、こんな映画何の役に立つものかと憤然としたのだが、たったひとつ教訓を得ることができました。それはウィル・スミスの出ている映画なんか、映画館に行くな、DVD買うな、借りるなということである。だいたいアイツロクなもんに出てやしないんだから。

 午後11時から事務所へ戻ってアミーゴス会議室のRTに参加。いろんな人に日記にあんな事書いて大丈夫ですか、アイツ、九州に住んでいるらしいですよなどと言われる。何、かまわんさ、チミ、もし“あのやろう”に実際に会うようなことがあればソッコーで土下座するから、オレは(笑)。

 6月15日(木)
 ああっ、なんと言うことだ、唐沢さんにあれだけ言われたのにも関らず、“あのやろう”がまた発言してやがるそ、しかも唐沢さんの意図を完璧に勘違いして的はずれのことをエンエン書いてやがるそ。唐沢さんは教育勅語云々は別としてあんたの発言はちいとも面白くないからもうちょっと考えて書けと仰っているんだそ、そんなことすら分からない馬鹿なのかそ、俺は好い加減博愛主義の人なのだが、もはや我慢できぬそ、ええい、もう来るなそ、FCOMEDYを退会してしまえそ。

 ひょっとしたらわざと唐沢さんの真意を外してあのような言い訳に終始したのかもしれぬがそんなミョ−にしたたかで恐ろしくつまらない“あのやろう”などダイキライだ。どっちにしても“ええい、死ね、死ね、死んでしまえそ”なのである。

 昨日の唐沢さんの日記にならって(笑)、念の為に言っておくがこの日記はニフティサーブのコメディフォーラムスペシャル 裏モノ会議室と密接にリンクしつつ書かれておる。度々言及される“あのやろう”やアウ所長、大天使ミカエル様について興味を持たれた方はどうぞニフティサーブに加入しぜひこの会議室を覗いていただきたい。それで人生がユタカになるとは私はけっして言わないけれども(笑)。

 客足が途絶えてしまった。電話による問い合せもなく虚しく物件整理や管理物件の見まわりに明け暮れる。そんな中で無神経にかかってくる融資の勧誘電話が無性に腹ただしい。昼飯はリンガーハットでちゃんぽん。このような気分のゆえか全然おいしくなかった。

 午後7時過ぎに事務所を閉め、バスで天神まで出る。ようやっとアバック福岡店を覗く事ができた。品揃えは大したモノではなかったが、値段が安い!店の人に聞くと秋葉原の本店と同じ値段設定でやっていますとのこと。下取りにも対処してくれるそうで、これでは地方はともかく天神でのベスト電器の存在意義はないといっても過言ではあるまい。それから時間に追われつつ福家書店に行き昨日間違って買った怪書録をを変書録に取替えてもらう。福家書店の店員さん、実に丁寧に応対して下さったのだがその分、私の気恥ずかしさもいや増したのであった。うう、ごめんなさい、もうしませんよう。

 8時半過ぎにしおやさん宅へ。今年のAIQ公演チラシ用のイラストを手渡す。そうそうに辞するつもりだったのだが、しおやさんのお誘いで近くの居酒屋へ。しおやさんたら、仕事があるのだがといいつつ焼酎いもロックをカッパ、カパ。私も安心して負けずにカッパ、カパ。偶然この店に寄ったと言うしおやさんのお知り合いの蕎麦屋さんも交えて蕎麦へのコダワリなどの話で盛り上がり結局その店を出たのが午前12時であった。どうもお疲れ様でございました。

 6月14日(水)
 最近、公開されたディカプリオの「ザ・ビーチ」、実はあれは当初「タイタニック」の続編として企画されたのだそうだ。あの氷の海での感動のラストシーンを迎えたデカプーは仮死状態のまま氷山に閉じ込められしまうのである。そして海流に乗って漂い出した氷山は何故かバンコク沖合いに到達し、熱帯の気候により氷が溶けてデカプー復活、レフチェンコ光をバシバシ発光させながらタイへ上陸するのだ。そして麻薬密売組織と死闘を繰り広げるのである。なんでもこの映画、デカプーの復活シーンをCGでやるか、セットを使った従来の方法でやるかで大揉めにモメて今のカタチに落ち付いたらしい。

 裏モノ会議室、ついに“あのやろう”へ唐沢さんからの警告が放たれた。詰まらん事を得意顔に書くなというかなりキツイ調子で俺なんか唐沢さんにこんなこと言われたらショックのあまりパソコンを叩き壊して引きこもってしまうだろう。ただ、これが“あのやろう”にどこまで通じるかなあ。本当に人の言う事きいてないからなあ、あれは。2ちゃんねるにまただらだらつまらない言い訳書いて俺達の神経逆なでにするんだろうなという書き込みがあったけど、そこまで厚顔で馬鹿とは思いたくないが、きっとそのとおりやるんだろうな、“あのやろう”はよ。

 今日は休み。午前9時に起き出してコンビニのパンとコーヒーで朝食。しばらくぼけえええっとして事務所へ行き、日記をつける。12時15分のバスで天神へ。福家書店で「唐沢堂変書目録」、山本弘さんの新刊を求めて天神東宝で午後1時半から待望の「クロスファイア」を見る。

 「クロスファイア」良かったです。原作を大胆に改変し、スピーディーなストーリー運びでラストまで翻弄されまくるこのキモチ良さ、映画を見る喜びというものを再認識させられました。冷静に考えるとアラだらけの映画なのだが(笑)それを感じさせない金子監督の力量たるや比類がない。やはり『燔祭』、『クロスファイア』を合わせた原作を2時間で語りきるためにはあれがベストだったのでしょうな。変な超能力の設定を絡めて謎解きの面白さを完全にスポイルしてしまいあとは恐ろしげな画と効果音でごまかした某『リング』とは雲泥の差である。

 コーフンさめやらぬままバスで帰宅し、事務所へ行ってガメラ会議室へ長文の感想をアップ。何やらヤク中が暴れているようなまとまりのないものになってしまったが、鑑賞直後ということで勘弁してください。でも考えたらオレ、『ガメラ3』の時も同じようなことやったんだよなあ。

 夕食はカツオの刺身にアジの空揚げと酢の物。例の“90歳まで生きるぞ”シリーズの第2弾である。勿論、ビール一缶、納豆でゴハン一膳。
さて、「唐沢堂変書目録」を読もうとしたらあーっ、なんと言う事だ、間違えて前作の「怪書目録」を買ってしまっているではないか。あれ、おれたしか丸善書店で「変書目録」見付けたよな、それで福家書店に行って買ったんだよな、あれ、あれ・・・。

 今晩の「ここがヘンだよ、日本人」、超常現象特集の第3弾であの清田少年(笑)が登場。念写したりスプーンを曲げて見せたりする。でもそんな事ができるのに中年太りと髪の毛が薄くなるのは止められないらしい。それに中途半端に上手いトークがとってもイヤだった。

 それからうつらうつらしながら「スタートレック・ヴォイジャー」が始まるのを待つ。ナイターが30分延長されさらにサッカーの試合が入って午前4時10分からの放送になりやがった。しかもサッカーが終わるなり南北朝鮮首脳会談関係のニュースが始まって怒り狂う。ようやく「ヴォイジャー」が始まったのが4時15分過ぎでもう録画ボタンを押す力しか残っておらず小便して寝る。本当にもう、FBSはオレを殺す気か。

 タイマー録画すればいいじゃんと言われそうだが、ナイター延長のせいで時間設定が面倒くさいし何より眠田 直さんからじきじきに録画依頼を受けているのだ。失敗するわけにはいかないのだよ。

 6月13日(火)
 裏モノ会議室でアウ所長と大天使ミカエル様がバトルのようなモノを始めた様子である。最近のアウ所長の発言はまったく無視されているので執拗にレスをつける大天使様を見ていると本当は仲いいんじゃないのと思ってしまいますな(笑)。なにやら「トムとジェリー」の日本語版主題歌 「トムとジェリー、仲良くけんかしな」という歌詞が思い出されて微笑ましい。

 昨日、懸案事項であった空部屋への入居が決まったので余裕を持って仕事ができる。どしどし書類仕事を片付け、電話の問い合わせにも電撃のごとく答え、びゃんびゃん車を飛ばしてお客様を御案内といった充実した1日。昼飯に食った郷屋のラーメンも結構、結構。ところが車のエアコンがまたしてもイカレタ。

 大慌てで修理屋へ電話して「おうおう、お前のところは一体どないなってんねん、クーラーがまた冷えへんねん、6月1日にへえ、修理上がりましたんでとヌカしてから2週間もたってないやないか、すぐ取りにき、何?代車がない?都合つけんかい、そんなもん、ぬるいこというてたらぶち殺してダイチョ−引きずり出すど」と至極穏やかにいう。その甲斐あってか2時間後に若いもんが青い顔で引取にくる。

 夕食はアジの空揚げ、カツオのタタキ、アスパラガスの胡麻和えなど。昨日と打って変わった実にヘルシーなメニューであった。酒を飲まずにこういうものを食っていれば、俺は90歳まで元気に生きられるに違いない、うん。

 夕食後は何かLDで映画を見る予定だったのだが、眠田 直さん用のSTビデオのダビング作業が残っていたので予定を変更してそっちのほうをやる。終わってからビデオデッキを自室に引き上げてAVシステムに再接続。いつもながらAVアンプの裏を見るとケーブルやらコードがぐちゃりぐちゃりとのたうっていてめまいがしそうだ。

 ようよう接続を終えてバーボン飲みながら「ガチンコ ファイトクラブU」を見る。あまりの面白さにおげらおげらと笑う。いくらなんでもあの喧嘩はやらせだよねえ(笑)。

 6月12日(月)

 眠田 直さんから今年のアミーゴス公演用のイラストが届いた。前年とはかなり雰囲気のことなったキッカイなものである。え、?みたい?だーめ(笑)。チラシは8月頭から配り始める予定なのでそれまで待ってくださいな。待てないって人はAIQのスタッフになるしかないのよん。

 単なる偶然かもしれないが先日注文しておいたDVD「グリズリ−」と「4Dマン」も届いた。うっきゃっきゃっと梱包をほどいてみたらまたまたキャンディが1つ。して見ると前回のも何かの間違いなどではなくてある種のサービスだったのね。でも悪いけどそんな得体の知れないものを口にすることは出来ないのでもう止めた方がいいと思います。その分、DVDそのものの価格を下げてもらった方がありがたいです。

 昼過ぎに土曜日案内したお客様を再度、御案内。今度は明るい午後の日差しの中で部屋をじっくりと見てもらう。お客様、概ね満足されたようでにこにこしながら帰っていった。紹介先の不動産屋によると7月頭からの契約になるのではないかとのこと。6月中ごろからでも入って貰いたかったのだがまあこれは仕方あるまい。

 昼飯にコンビニのトロロ蕎麦、215カロリーを食って急ぎ物件の整理。その間に問い合わせやら、セールスやらいろんな電話掛かってきて無闇に忙しくなる。帰宅は午後8時。

 夕食はうれしうれしの焼肉。大量の肉とともに野菜をぼりぼり飲み下す。そうしてビール一缶とゴハン一膳。実に美味し。それから動物パニック映画特集と題してLDの「アナコンダ」、DVD「グリズリ−」を続けて見る。いやあ、「グリズリ−」、子供の頃に1回見たっきりだったのだが女性レンジャー隊員が熊を捜索中に何故か下着姿になって水浴びをしていたら案の定襲われてぼりがりぼりんと食われてしまうサービスシーン、きっちりと覚えていましたなあ。パニック映画の定石通りグリズリ−はなかなかその全身像を明らかにしないのだが、3人目だか、4人めだかを襲う時に白日のもとに晒されたその姿は、ちっ、ちっちぇー!唯の熊じゃん。それも毛並みが良いのでコワイというより可愛いのである。だから何人殺されようともちいともパニック映画にならないのだ。半ば呆れて見ていると主人公の森林レンジャーはラストで何故かヘリコプターからバズーカ砲のような物を取り出してこの可愛いおてんば熊ちゃんを吹き飛ばしてしまうのである。この武器がどこからどのように持ってこられたのかまったく説明がないので見ている人は頭の中がクエスチョンマークで一杯になるという仕掛なのですな(笑)。最も私のつたない英語力のせいで説明を聞き落とした可能性もあるがそんなことは知ったこっちゃありません。
 

 この「グリズリ−」DVD、思いっきりトリミングのスタンダードサイズでおまけにオープニングとエンディングでクレジットが切れないように左右を圧縮しているというまるで昔のプロ野球雨傘番組の映画のようなシロモノであった。まあ、この手の映画は見られるということだけで満足しなければならないのかもしれないが。

 この後、眠田 直さん用の「ヴォイジャー」をVHSへコピーしながら角川ホラー文庫の和田はつ子「虫送り」を読了。アイデアそのものは極めて優れているのだけどストーリーに納得できない。もうこの人の本を買うのはよそうかしらん。

 6月11日(日)
沈香毛だらけ、猫灰だらけ
 ええっ?良い香じゃないかい、さくら!先月分の電話料金の請求書が届いた。ISDNとアイ・i・プランを導入してから最初の電話料金は約10.000円。これまでテレプラス&テレホーダイを併用していたアナログ回線で1万4.5000円掛かっていたのだから随分安くなったと言っても過言ではないだろう。ということはもうちょっとネットにつないでも平気?ということか。むしししし。

 昨晩の夜食のスパゲティ・ミートソースがまだ腹に残っている。酒を飲んだ勢いでええい、構うものかと平らげたのだが、非常に不味かったのよね。福岡で有名なマキイというマーケットのそれはやたらにバターが効いていてすべらかであるべきミートソースがごつごつしているというコンビニの冷凍モノにも劣る品物であったのだ。こんなマズイもので太ってしまうというのはどうにも納得しがたい。

 そういやキライな上司と夕食を共にして帰宅後、あんな奴におごってもらったメシで太ってたまるかと一心不乱に腹筋するOLという4コマ漫画があったけど、今日のオレはそのOLのキモチが良く分かりますな。

 最も腹筋だけではオナカはへっこまない。私も1年半ほど前に腹筋200回を1年間続けたことがあるが、オナカがへっこむどころか脂肪の下に筋肉がついて逆に出てきてしまうという実につまらないオチがついてしまった。こちとら何も“全日本腹筋選手権”に出ようてぇ魂胆があるわけじゃなしとっととやめてやりましたよ。そうしたら筋肉が落ちた分、オナカがへっこんだという・・・。やはりダイエットしかないのですな。

 土曜日に御案内したお客様から部屋をかりたいという電話が入る。ああ、よかった、これで1ヶ月ちょっと空いていた部屋がふさがるのだ。先方の不動産屋で申しこみ金を払うのが12日の月曜日だとのこと。ほうれ、ほれ、早く引っ越して来いとにやにやする。仕事の合間に修理の完了したLDプレーヤーの引き取り。

 夕食はイサキの刺身、生野菜サラダ、カレー。サラダ中のタマネギスライスがしょりしょりして酒に疲れた俺の胃を優しく癒してくれるなどと言っている内にビール一缶、こりないのだ。

 その後お久しぶりのLD鑑賞。出し物は笑われそうだが「エイリアン 4」である。うーん、やはり私的にはLDの絵の方が好きだなあ、良く出来た吸い物のように澄み切った印象のLDに比べてDVDは何か厚化粧美人という感じだものなあ。DVDプレーヤーを新世代のものに交換すればまた違うのかもしれないが。

 6月10日(土) ギャグハラ三振
 長嶋監督がっかり。清原とギャグハラのシャレです、念の為。「ミッション・ツウ・マーズ」の悪評が喧しい。こうなると是非見ておきたいと思うのが私の悪い癖だが、今週は「クロスファイア」も見に行かねばならんし、リドリー・スコットの「グラディエーター」も控えておる。どうも、時間が取れそうにないのだ。まあ、諦めてレンタルDVDで見ることにします。

 今日は比較的ヒマ。午前中案内が1件あったきりで電話もセールスのタグイしか掛かってこない。仕方ないので事務所の掃除をやけに一生懸命にやった。私にとって掃除とは決して日常、ありきたりのものではなく、ハレに属する行為なので結構楽しいのですよ、これが。タイル壁を拭き拭きしたらタバコのヤニがごそっと落ちたのには我ながら可笑しいくらいに感動した。

 昼飯は「筑後屋」というラーメン屋に行ってみる。材料のタチが良い事は分かるのだが、上品過ぎてオレの口には合わぬ。何か東京のトンコツラーメン屋みたいな味であった。やはりね、この手のラーメンにはある程度の下品さ、クセといったものが必要なんである。

 午後も似たようなものでだらだら過ごす。午後7時になってさあ、しまおうかと思っていたら唐突に他の不動産屋紹介のお客様が!喜んで管理物件の空室を案内。ちょっと詳しくやりすぎて終わったのが午後8時。獅子児さん達と飲む約束があったので慌てて8時10分のバスに飛びのる。

 中洲のとある居酒屋についたのが午後8時半。それから急いで食べて飲んでおまけにカラオケまで。途中、タクミから電話入って、去年広島に帰ったU君が来ているので飲みませんかとの誘い。うーん、解らんけど、行けたら行くわとどうにでもとれる返事をしておく。

 カラオケが午前零時ちょっと前に終了して獅子児さん、ちゃかさんたちと分かれいざ、出撃と思ったらまたまたタクミから電話。なんとU君、体調が悪いといって帰ってしまった由。なんだ、甲斐のない奴だ、ほぼ半年振りに会うというのにと憤慨してタクシー拾って帰る。
 
 6月9日(金)
 温泉旅館ヤマト
 行け,ヤマト、人類を救う為に湯の花をとってくるのだ。うーむ、苦しい。弟の出血をきっかけに我が家でもついにウオシュレット導入したのだ。メインで使っている洋式便所にごてごてと器具がついてまるでロボコップが休む時に使う椅子のようになってしまった。別に痔が痛む訳ではないのだが、ついている奴は使わにゃそんなのである。ウンコを垂れた後、どきどきしながらお尻洗浄のボタンを押すとあたたかな水がしゅわっとかかってファンタスティッーク!実になんだな、摩訶不思議な感覚で首根っこのあたりがぞわぞわいたしますな。これでお尻の快感に目覚めてホモになってしまった人も少なからず、いるんじゃないかと詰まらぬことをついつい考えてしまうのであった。

 昨日のYさん、もう一度話を聞いてみたがやはり現地まで行かないと正確な場所が特定できないとのこと。S不動産と相談して15日に一緒に行ってみることにした。後は物件の整理とリフォーム完成の立会い。やっと終わったと安心していると別のお客様から風呂がつかないとのクレーム。あわててタクミと相談し工事の日程を決定する。いやになっちゃうな、もう。

 弟、ようやく退院してくる。が、当然の事ながら尻が痛いのでドーナッツ型のクッションをどこにでも持っていき、これ以上ないほどの慎重さでゆっくり腰を下ろしている。こう言ってはなんだが、実に面白い(笑)。まあ、ゆっくり養生することだね。

 午後9時からの「たけしの何でもピカソ」、今週は横山やすしの特集でゲストが西川きよし、太平サブロー。この二人によるバーチャルやすきよ漫才が絶品であった。特にサブローのものまねが凄くて冗談抜きにやすしの霊が憑いたのではないかと思われるほど。また、たけし、きよし、サブローの3人によって明かされるやすしのはちゃめちゃエピソードが面白くて、面白くて、しばし笑い転げる。曰く、きよしが乗ったタクシーの運転手さんが急に泣き出した、驚いてどうしたのかと聞くと「先週、やすし師匠をのせましてん、あの人、赤信号で止まったらこら、あほ、なんで止まるんや、赤信号?、かまへんがな、横は青やとかもうむちゃくちゃでわて、くやしいて、くやしいて」とか曰く自家用機の月光号、5千万するのに手付の5千円払っただけでとうとうごまかしてしまったとか曰くやすしがおぼん・こぼんをつれて東京で飲み歩いていた時、いきなり4人連れのヤクザに「こら、おまえ、どこの組織のもんじゃ」と喚き激昂したヤクザと喧嘩になりそうになるとおぼんの後ろに隠れて「よっしゃ、まずお前が行け、それでなあ、おぼんがやられたら合い方のこぼんが行け、その次にわてが行くから、世の中、回転や」回転てなんや、訳がわからんとおぼんが嘆いたとかもうそんな話ばっかり。来週の後編も必ず見るぞ、場合によっちゃ、ビデオにとって永久保存だ。

 その後は事務所へいって、お馴染み、アミーゴス会議室のRTである。どうでもいいことをコーヒー飲みながら午前1時まで話す。

 6月8日(木)
 ディーン・R・ク−ンツの「バッド・プレイス」だったかな、考えうる限りの最悪の地獄というジョークがあって、どんな地獄かというと椅子に縛り付けられて1日中「ハドソン・ホーク」を見せられるという・・・。なるほどこれはヒドイと大笑いをしたものである。それでクヤシイので私も負けずにひとつ考えてみました。まあ、やっぱり椅子に縛り付けられていると思いねえ、それで目の前にパソコンのモニターがあるんだ、何、馬鹿なこといってちゃいけない、地獄だって合理化が進んでいるんだ、パソコンのひとつぐらいあってもいいやな、そしてな、そこでずーっと“あのやろう”の書きこみを読ませられるという・・・。あまりのつまらなさに耐えられなくなって目をそらすと側に控えた鬼が金棒でがんと殴りつけて「しっかり読むのだ!」と喚くんだ。ようやく“あのやろう”の999発言(考えるだにおぞましい)を読み終えてほっとしているとどこからともなくさぁっとさわやかな風が吹いてきてまた“あのやろう”の新たな書き込みがでてくるのである。ううう、自分で考えといて何だが、蕁麻疹が出そうなくらいイヤだぞ、この地獄。

 昼過ぎに知り合いの不動産屋の人とYさんの自宅へ赴く。このYさん、母親の友達でこの人の次男が小・中学校で私と同級生だったという実に地域的・小市民的なつてで土地の売却を依頼してこられたのである。ところが私にまったく経験がないのでまたまた知り合いのS不動産に紹介してついでに私も勉強させてもらうことになったのだ。

 商談そのものは10分で終わったのだがYさんが喋ること、喋ること。土地を買った経緯から、昔の遺産相続、果ては息子が36になって結婚もせず今日はパチンコ、明日は飲み会と遊んでばかりとグチり始める始末。アンタのところはいいわよねえ、何故、女のこが放っとくのかしら、見る目がないわよねえなどと言われるが何、私だって似たような物ですぜ、酒はがばがば飲むし、訳の解らぬキカイを沢山買いこむし、オタクアミーゴス公演というアヤシゲなものにどっぷりはまり込んで代表にまでなっちゃうし、何もお宅の息子さんだけが悪いのではないのだ。いちいち自分のことを言われているようで胸がずっきん、ずっきんと痛んだのであった。

 夕食は母親が弟の病院にいっていたので、コンビニ飯。レトルトのカレーにそばつゆと少量の水をぶち込み冷凍ウドンを放りこんでカレーうどんを作る。唐辛子もたくさんいれてはふはふ頂いたのだが、美味しくない(笑)。ウドンを食い終わってからゴハンを入れ、鬱憤を晴らす。

 その後、天童荒太の「家族狩り」を読む。そのあまりの面白さに夢中になって午前3時までかかって読了。家族崩壊のメタファーとして語られる白蟻駆除の話のキモチ悪い事、キモチ悪いこと。
 6月7日(水)
 週刊「モーニング」の漫画「李さんちの物語」より。韓国の小学校では教室や学校の備品を親が買い揃えるのが慣例。特に、美観に関してはクラスごとの激烈な競争になる、師匠の日=韓国で毎年5月15日に先生や恩師に感謝する日。子供の親たちが先生に贈り物をするのが慣例になっており、最近では最近社会問題化している。なんだ、アイツら、「ここがヘンだよ、日本人」でエラそうなことをいっている割りにこんな不合理なことをやっているのか(笑)。すげえ親近感わくよなあ。「酒のほそ道」でも韓国人は酒の席などでとにかく支払いをしたがるってのもあったし、こんな話を聞くとなんだ、国は違ってもやっぱり同じ人間だよねえと思ってしまうのだ。むう、ここはやはり一度韓国に行ってみなければなるまい、ただし、先立つ物が・・・。

 今日は休み、であるから午前9時にふあああなどと言って起き出す。コンビニのサンドウイッチ、コーヒー飲料などでもさもさ朝飯。ウンコをめりめり垂れてさあ、お出かけだ。トリアス久山で「エニイ・ギブン・サンデー」を見るのだ。途中、弟の病院に寄ってパンツやらバスタオルなどを届けたがやつめ、何を言うかと思えばたった一言、「御苦労」。退院したら山葵を口一杯に放りこんでやると硬く決意する。それから1時間ほどかかっていっぷくラーメン久山店に到着。美味しいラーメンを食べておいらの幸せ、ここに極まれりですな。

 午後1時10分よりトリアス久山のヴァージンシネマで「エニイ・ギブン・サンデー」見る。曲者のオリバー・ストーン監督らしくアメリカのプロフットボール業界はロクな奴がいねえよという、ありきたりのスポーツロマンを期待すると背負い投げを食らって一本負けの映画でありました。とにかく金の事しか考えていない若き美貌のオーナー(キャメロン・ディアス)、昔日の栄光にしがみついているコーチ(アル・パチーノ)、金のためならば選手のレントゲン写真まですりかえてしまうチーム・ドクター(ジェームス・ウッズ)、熊本人みたいに極端な上昇志向の新人クオーターバック、敵チームの選手になるともはや人間扱いされておらず猛獣みたいなロアリングを発する始末。ただこれらの描き方がどうにも中途半端でアル・パチーノが立つ鳥後を濁さずどころかチームに下痢便をふりかけていくような痛快なラストが無ければただの“おい、1.800円返せよ、映画”になっていたであろう。あ、それとね、黒人さんのモノはね、やっぱり凄かったですよ、うふふふふ・・・。

 それからまた1時間ほどかかって帰宅。トリアス久山で買った柴田よしき「指」を読む。ううむ、これは長編にするネタじゃないなあ。こういう詰まらぬ謎解きをしてしまっては不思議極まる書出しが台無しになってしまうではないか。ラブクラフト師匠の「ホラーとはあいまいな事なり」というお言葉をもう一度かみ締めてもらいたい。

 夕食は出前のギョーザ、焼きウドンなど。もちろんビール一缶つきである。その後、DVDで「リング」再見。原作の謎解きの部分をまるっきりスポイルしてしまうなど、けっして出来の良い映画とは言えないのだが、コワガラセの演出はやっぱり凄い。これに5.1CH音声が加わると元来臆病者のオレなんかところどころで「わあああ」とか「ぎゃあああ」とか叫んでしまうのです。

 6月6日(火)
 前日の大騒ぎから一夜あけて(笑)、弟は元気である。早くも母親に自分の部屋からポケットボード(メールの打てる奴だそうだがどんなものかよくわからぬ)を持ってこいだの昨日は青い顔で禁煙を誓ったのにタバコを持ってこいだの言っているらしい。まあ、この元気があればだいじょうぶであろう。

 弟の入院で初めて知ったのだが肛門科の病院というものは入院患者にごく普通の物を食べさせるのですね。消化の良い悪いとかはあんまりなくてゴハンもオカユではないのだ。黄門様に負担が掛かるのではないかと思うが、食事後、下剤を飲んでうんちを柔らかくしてしまうのでOKなのだそうである。

 それはそれとして親父がコーフンしたのか妙にはしゃいで困る。食事時なのに大声で「切れ痔とかいぼ痔はいいんだ、うん、でもな、痔婁はいかんぞ、痔婁は。括約筋がとけてしまうんだ、くそだだもれだからタンポンを突っ込んでないといけないんだ、なあ、オカマじゃないけどタンポン使うんだぞ、わはははは」当然の事ながら母親に窘められるのだな。いい年こいて馬鹿ですね。

 タクミがこの頃どうもおかしい。何か仕事が投げやりなのである。以前ならば何日までにやりますと言った事は必ずやってくれていたのだが、最近何の知らせもなく納期が遅れたりしてしまうのだ。今日もあるお客様よりその手の苦情を受けてにがり切って彼に電話する。むー、プライベートで何かあったのかもしれないが、そんな事ではこまるのだよ。

 夕食はカツオの刺身とオクラの酢の物。ビールを一缶飲んで仕上げにカツオを醤油につけこんだ物を丼めしに乗っけてわしわし掻き込む。やはり新しいカツオには山葵が合うよなあ。その後はTV見ながらバーボン飲んで早めに寝る。
 
6月5日(月) 
アンズと厨子王
 アンズおいしや、ほーれほう。だめだな、これは。今朝はいきなり親父の叫びで起される。なんと先日痔の手術を行った弟が傷口より大量の出血をしていたのだ。貧血を起したのか青白い顔で「もう、オレはだめだあ、救急車を早くよんでくれえええ」とうめく弟。もう私の部屋から階段まで血まみれである。大慌てで救急車を呼んでわっせわっせと弟を担ぎ込み、母親を付き添いにして送り出した。

 その後雑巾でもって血を拭いて回ったのだが、私の部屋のソファーの下に血ダマリが出来ている。雑巾で一度にふき取れないほどの量だ。むせ返る血の匂いで危うく吐いてしまうところであった。だいたいおれ、こんな量の血を見るのは「シャイニング」の血の洪水、スタッフ後片付けご苦労さんエレベーター以来だぜ。30分ほど掛かってようやく全ての血をふき取った。

 それから出社。あれこれ雑事を片付けているうちに母親から電話。貧血を起したぐらいで格別に心配することはない、ただ大事を取って1週間ほど入院するだろうとのこと。なんとか一安心である。それにしても人騒がせな男だ。何も人の部屋へ来てあんなに出血するこたぁないじゃないかね。

 そんなこんなで弟の荷物を病院に運んだりしてほとんど仕事にならない。それでも物件の整理だけなんとかすませる。帰宅は午後8時半。
夕食は当然、コンビニの牛冷しゃぶ、野菜サラダ、冷凍ウドンぶっかけ大根オロシ。こんな時でもビールを一缶。なんか文句がおありですかいのお。

 9時より「恐怖劇場アンバランス」 将来を嘱望された大学病院の医者が愛人とのドライブ中に誤って人をひき殺してしまう。思い余った医者は大学病院の死体置き場(モルグ)のフォルマリンプールにその死体を投げ込んで隠匿を図るのだ。しかし、この殺された男、どうも活発なタチだったらしく、ふらふらと起きだして医者を襲い出す。困り果てた医者はその死体を解剖実習に持ち出してずんべらばらりんと脳やら心臓やら切り取ってしまうのである。なんというヒドイ話なのか。円谷のオリジナル脚本らしいがこれを書いた人何かいやなことでもあったのだろうか。なお、何故か野坂昭之が1カットのみゲスト出演している。

 気を取りなおして「嵐が呼んでいる旋風児」見る。またまた助手が変わっていて今回は高品 格である。ストーリーはダイヤの密輸事件に子供の誘拐がからむというごくごくオーソドックスなもの。ただラストの冗漫さはいかんともしがたい。これは全6作の中でも最低の一本だな。ちなみにクレジットには確かに藤村有弘の名前があったのだが、本編のどこに出ているのか確認できなかった。うつらうつらしている内に見逃したのか。

 6月4日(日)

 名作「寄生獣」の作者、岩明均氏は酔っ払って資料用のナイフを弄くっている内に誤って指先を切り落としてしまったことがあるそうだ。切り落とした肉片は“レモンの種”ぐらいの大きさであったがちゃんと爪もついていたという。普通なら爪に当たって止まるところがこの資料用のサバイバルナイフは爪もろとも切っちゃったのである。こう見えても血にヨワイ私はこの話を読んで戦慄したもんでありますよ。

 何故こんなことをいきなり書いたかというとある事件があって、厳密に言えば5日の朝なんだけれど、今日の日記に書くべきものではないのだけれど、ああ、混乱して何書いてんだかわかりゃしない、とにかく明日の日記にえ、明日でいいのかな、うん、書くのでこれまでにしとこうか。

 今日は近くの中学校で運動会をやっているらしい。朝から御近所が不法駐車の山。それだけならば別に怒ることではないのだが、事務所が入っているマンションが中学校の通り道になっているらしくってゴミ捨て場にポンポンポンポンポンポンポンポンとゴミが投げ込まれるのだ。その度にぶつぶつ言いながら片付けねばならないのだ。朝方曇っていたためかからりと晴れ渡った昼過ぎに壊れたビニール傘まで捨ててあったのだ。そりゃあ、運動会に来た人とは特定できないけどさ、みんな、ゴミくらいちゃんとしようよ、子供じゃないんだからさ、人の迷惑少しは考えないと。近くのコンビニで買ったカップラーメンをウチの駐車場で食って、汁を半分残したまま置いて行くなんざ良くないと思うよ、本当。

 何時もより早めに帰宅して夕食は出来合いのオムレツ、マグロの刺身、水餃子。これに加えて生野菜を山ほど。金曜日に痔の手術を受けた弟、尻が痛いと立ったままで飯を食っていた。その姿のあまりの不憫さに少しばかり落涙す(笑)。弟の替わりにと今日もビールを二缶、ゴハンは無し。

 その後、ディレクのファミリー劇場で「志村けんのだいじょうぶだあ」見る。残念なことに今晩を持ってこのプログラムは終了、来週から「ドリフの大爆笑」が始まるのである。

6月3日(土)
インゲン、楽ありゃ苦もあるさ
 料理というものは楽しいことばかりではないのです。今クトゥルー神話のことを裏モノに書いているが実に楽しいですな、これは。先日も他の作家が書いた神話作品についてふれたところ、諸星大二郎も書いてますよ、なんたら言う人もかいてますよと実に敏速なつっこみが入る。私は漫画関係、アニメ関係などには疎いのでこういうつっこみは非常にありがたいのだ。神話に関する余計な知識がまたと思うとついにやにやしてしまうのである。実際、他の評論でここまで集めたのは今まで例がないのではないだろうか。これも裏モノ会議室のありがたさよな。最も、後でもっと凄いリストがあることを知り、井の中の蛙であったと思い知らされるのだが・・・。

 今日はお客様の御案内が2件、条件のむつかしい物件だったので検索に手間取り、案内しただけで1日が終わったような物。非効率的ではあるがこの2件が成約となれば20万近い手数料と広告料が入ってくるのである。がんばらなくっちゃ。仕事が終わっていったん帰宅してからLDプレーヤーを修理に持っていく。下手したら間に合わないかと思ったが無事営業時間内にベスト電器方江店へ持ちこむ事ができた。修理期間は概ね2週間とのこと。まあ、今まで半年近く我慢してきたのだからまあいいか。

 夕食は出来合いのヒレカツ、にらとにんにくの芽の炒め物。ビール一缶、ゴハン一膳。夕食後は古本屋で買ってきた風見潤「クトゥルーオペラ」シリーズの1.2.4巻を読む。十数年前に一度読んだきりだったのだが、裏モノ会議室に書いているうちにどうしても再読したくなったのである。かなり古い本ゆえ一冊100円。こうしてまたいらん本が増えて行くのだ。

 10時より「サタデー・ナイト・ライブ」、シャワーを浴びてから「ドリフタ−ズですよ、冒険、冒険、また冒険」を再見。HPに載せるため、またメモを取りつつ真剣に見る。この作業がまた疲れるのです。

 6月2日(金)
 一度、ある番組で会社の屋上で飼われている犬というものを見た事がある。別にそれ自体は大した事じゃないのだが、番組によるとこの犬、しょっちゅうその屋上から落ちてしまうのだそうだ。その御主人が笑いながら「いやー、この犬は馬鹿でね、何回教えても落ちよるんですわ」下で飼わんかあああと思ったのは私だけではあるまい。

 さて今日は割合暇であった。お客様からの問い合わせがなく掛かってくるのは「社長さんはいらっしゃいませんか?」という融資の勧誘ばかりである。昼過ぎにタクミとリフォームの打ち合わせした後は管理物件の掃除、物件の整理などして過ごす。

 夕食は刺身にインスタントラーメン。今夜は弟が入院するので彼の分もとばかりにビール二缶飲んでやった。その後は「マイティ・ジョー・ヤング」を再見。やはりいいなあ、この映画は。何故もっと評判にならなかったのだろう。また、「アイアンジャイアント」とのストーリーの共通点も改めて認識することとなった。

 シャワーを浴びて事務所へ戻りネットを覗く。唐沢さんの一行知識掲示板に「笑点あれこれ」を久し振りにアップ。思い立って2ちゃんねるの裏モノスレッドを見てみるとなんと“エロの冒険者氏はオフ会でなんと呼ばれているのだろうか?やっぱエロさんか”という書きこみが!そうです、その通りです(笑)。飲み会の時なんか最初は皆さすがに遠慮して小声で呼んでいるのだが(例外もある)酒が入ってメートル上がってくるとあたりかまわぬ大声で連呼されるので回りの人が何事かと振り向くハメになるのだ。もう末期的ですな。それでもハットさんとか首くくりさんとか呼ばれるよりは数段ましであるけれども。

 この間、RTをちょくちょく覗いていたのだけれど11:30を過ぎても誰もいない。ちょっくら用事を済ませてくるかといったん切断したらお定まりの二重ログイン、あんど回線ビジーで再接続できなくなってしまった。あーもう畜生と思いつつ帰宅する。
 
 6月1日(木)
 掲示板にも書いたのだが現時点で裏モノ会議室第26幕における“あのやろう”の発言数は94。議長の唐沢さんが69であの金成 由美さんすら45だからダントツのトップである。てめええ、あのやろううううう(笑)となってしまうのも無理はないと思われませんか?別に発言するなとは言わんがちと発言数を押さえたらどうか、実生活のみならずパソ通までギャグハラ(ギャグハラスメント つまり面白くもないギャグをエンエンと聞かされること)に苦しめられたくないんですの、アタクシ。

 さて、本日もお客様を御案内、割りと気に入られたようでいざ契約と舌なめずりしていたら最後の最後で猫を飼っていることが判明。涙を飲んで丁重にお断りする。うーん、他の入居者の方との兼ね合いもあるからなあ、なかなかいいですいいです、猫の一匹くらいとは言えないんだよね。どうもゴメンナサイ。

 昼から修理に出しておいた車を取りに行く。そのついでに何を考えたかめしや丼で「ナスの味噌炒めとんかつ」定食というのを食べてしまう。うっ、うっ、うっ、我慢できなかったんだよう、でも食べた後で凄く後悔したんだよう、また太っちゃうよう。その後ある本屋によって高田文夫責任編集「笑芸人 2」を買って帰社。物件の整理、またまたあのお客様からのクレームを処理したりして過ごす。

 夕食は弟のこともあって近くの居酒屋でげそ天、牛骨付きカルビ、霜降り馬刺し、サラダなどを食べる。当然のことながら生ビールも二杯。1時間ほどぼんやりして帰宅し、さらにTVを見ながらまたぼんやりする。なんかねえ、皆大人だから言わないのかもしれないけどマルシア死ねとかって思うよねえ。


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