観 笑 亭 日 乗
1999年11月10日から12月16日までの日記
1999年12月17日から2000年2月29日までの日記
2000年3月の日記
観食亭訪食記 熱帯魚の話 改作落語
ジ・ワン・アンド・オンリー（ジュディ・ガーランドの全て）
なんだばかやろう（ドリフ映画全集）
扉言葉集 オタクアミーゴス 天才馬鹿本 灰色の話 松村邦洋のひみつ
掲示板
7月31日（月）摂津、alive! 摂津、alive!
フランケンシュタインだがこれ以上どうしろというのか。夏なので当り前だがエアコンを使いますな。おおむね27度に設定しているのだけれど2時間程度運転を続けているとたいてい寒くて堪らなくなる。私の部屋のエアコンは旧式なのでワイヤレスリモコンなどついておらずぶつぶつ言いながらスイッチを切りに行く羽目になる。寝るのが遅い時などこのサイクルを4〜5回繰り返す訳で人生ってこんなものかしらとしみじみかなしくなってしまうのだ。
余談だが、私はどうしてもエアコンと言う呼び方になれることができない。クーラーなのだ。人と話している時など「家のエアコンがさあ」とエラそうに言っているのだが、その実、頭の中でいったんクーラーと発想し、素早くエアコンに変換しなおしているのである。爺くさいなどといってはいけない。これは昭和30年代生れの宿命なのである。
はじぱじと仕事。管理物件のゴミ捨て場を見回り家賃・水道料の徴収、またまた駐車場の問合せあるものの前述した理由で涙を飲んでお断り。昼食は肉ウドン、暑いので自虐的なキモチとなり一味唐辛子をむやみやたらに振り掛ける。その後タクミさん来社。先月の未払い分のウン十万円を支払う。たくみさん、お金を数えながら「いやあ、これが手元に残ればいいんですけどねえ」 何、そりゃお互い様だ。
領収書を受取ってから風呂釜工事やチラシ等についての打ちあわせ。チラシについて版下持ち込んで印刷してもらうってのはどうだい？と問うと問題ありませんとのこと。ならば、それで行こうということで話がまとまる。タクミさんが帰った後でさっそくAIQのしおやさんに電話。明日、彼の事務所へ預かっているデータ−を持っていくことにする。偶然にも、しおやさんの事務所が入っているマンションの屋上で大濠公園花火大会を見物するというおまけまでついた。その後、夕方になってニフティをチェックすると統合パティオに唐沢さんのカルト寄席でまくチラシについての書き込みがあった。それにしたがってチラシを50枚前日の要領で梱包し、急いで発送。ああ、まったく俺はAIQの仕事となるとどうしてこうも働くかなあ。
夕食はオムレツ、カツオの刺身、生野菜。ビール一缶飲んで大根オロシと縮緬じゃこを合えたものでご飯を一膳。食事中、NHKだかなんだかの類人猿のドキュメンタリーを眺めていた母親が突然、“愛ちゃんはどうしているかねえ”、おれが“愛ちゃんって卓球少女の愛ちゃんかい”と聞きかえすと“馬鹿、違うよ、天才チンパンジーのアイちゃんだよ”だって。知るか、そんなこと。
昨日に引き続いて「オタクアミーゴス森下公演 昼の部」の記録ビデオを見る。
７月30日（日）床山 元弁護士。
“洋服の床山”社長の息子。このシャレで思い出したのだがオウム報道華やかなりし頃、ある電器会社にこんなクレームがつけられたそうである。「やい、お前のところはいったいなんだってオーム電器なんて名前なんだ、今日お前のところから荷物が届いたが、オームって書いてあるもんだから、注文した娘が怖がって近づかない、どうしてくれる」言うまでもなくオームというのは抵抗の単位で電器製造会社の社名として別段不都合はないのだが、あの頃は日本全体がオウムに狂わされていたからな、こんな頓珍漢なおやじもまたそこいら中にいたのだろう。最も、これはあまりにオモシロすぎるので単なる都市伝説なのかもしれないが。
へっぺへっぺと仕事。家賃、水道料の受け取りなど。天候不順でやたらに風が強くあまつさえ雨まで降り始める。カップラーメンミニを昼飯に食ってその後の休憩時間を利用しSF大会に送るチラシの梱包。捨てずに取ってあった本棚のダンボールを切ったり貼ったりして700枚のチラシを治める箱を作る。いや、まったく俺はAIQの仕事となるとよく働くよなあ。午後一時過ぎに来社したペリカン便に荷物をたくし、一安心。後はカルト寄席に送る分だけだ。
午後お客様来社。ある物件の仲介を依頼されたのだが先方の不動産屋へ電話が繋がらない。ありゃ、ここ日曜もやってますと元気に言っていたのだが・・・と焦っている内にお客様が痺れを切らし、案内は後日ということになってしまった。むむう、折角のチャンスをあたら無駄にさせおってと腹をたてて件の不動産屋へ直接行ったら、社員が二人しか出社しておらず電話を取れない場合があるなどと抜かしおる。ならば日曜もやってますから何時でも電話して下さいなどというな、日曜は休みですとなった方がよほど、すっきりするわ。「オタクの物件は日曜に紹介できないですな」と言ってぷんぷんしながら帰社。
夕食は刺身、焼きナス、牛肉の炒め物など。ビールを一缶飲んでゴハンを一膳。昨日に引続き口福をいたした。その後、TVをぼんやり見ながら荒俣宏氏の「大東亞科学綺譚」読む。江戸末期から明治にかけてこのような自然博物館の建設計画があろうとは知らなんだ。博物館とはいっても現在主流の標本展示を主体とした味気ない物ではなく世界の珍しい動植物を生前そのままの形で展示しようというキッチュな思いきっていえば“秘宝館”に近いもの。今様の博物館も悪くはないが子供の頃にこういうけばけばしいところに見物料握り締めて飛び込みたかったときわめて趣味の悪い私なぞは思ってしまうのである。
午後11時すぎから「オタクアミーゴス森下公演 夜の部」の記録ビデオを再見。チラシ騒動でいささか低下してしまった公演に対するモチベーションを再び高める為だ。「コナン」のマッドビデオで基地外のように笑い、「ファイティングマン」の変身ポーズを真似る。また明日からがんばるぞとの決意を新たにしたのであった。
7月29日（土）すっ呆ける円盤
えっ？ぼく、UFOを見たなんて言いましたっけ。SF大会がいよいよ近づいてきた。わくわくわくわく。唐沢さんにお会いできるのも嬉しいがもう山本 弘さんや志水一夫さんにお目見えできるのだと考えると楽しみで楽しみでしかたない。わくわくわくわく。おまけに宮部みゆき姐さんのトークライブもあるのだ、サイン会はやってくれないのかな。「クロスファイア」持っていこうかな、それともこの前本屋で見かけた新刊の方がいいかな、わくわくわくわく。
かやかやと仕事。午前10時にタクミさんからチラシ修正分のFAX。私のメールアドレスが間違っていたのでそれを指摘し、再びやり直させる。12時近くにようやく版下完成。直ちに印刷に入るよう頼む。まったくもうどうして俺はAIQの仕事となるとこうも働くのか。昼飯は金が無かったのでホカ弁でほぼ半年ぶりののり弁当を買う。貧乏の象徴、無秩序な消費社会への批判といった感じのこののり弁であるが食ってみるとそれなりにウマイ。これでカロリー低かったらなあ。
午後7時過ぎにタクミさん来社。ぱんぱかぱーん、ついに、ついにチラシが完成したのだ。だが裏面の印刷がいかにも甘い。安い料金でやってくれたタクミさんへの感謝の気持ちとAIQ代表としてのこんなチラシでは・・・という困惑との板ばさみになってしばらく考え込む。みんな、何と言うかなあとびくびくしながらバスに乗って天神へ向かった。
午後8時より中洲のとあるハンバーガーショップでAIQミーティング。本日の出席者は私、獅子児さん、ぴんでんさん、魔朱妲愛普羅さん、他に魔朱妲愛普羅さん紹介のメンバー候補、Aさんであった。案の定チラシの出来に不満続出、安くて配達してくれるからとタクミさんを推したのは私なので申し訳なさに縮み上がる。縮んで縮んで50センチくらいになる。結局、次回印刷分は裏面だけでも版下をやり直して印刷状態の改善をはかることになった。後はチラシを置いてもらう場所のリストアップや、ホテルについてなど、もろもろの事を話しあう。
午後9時より居酒屋に席を移して宴会開始、ここから前代表のちゃかさんが合流。最初こそチラシの件で落ち込んでいた私だが酒が入るにつれてあっぱっぱの矢でも鉄砲でも持ってこい状態となる。当然オタク馬鹿話で大盛り上がり。本日、初参加のAさん、魔朱妲愛普羅さんの紹介だけあってなかなか“キッツイ”人（笑）で実に面白い。グインサーガのファンと言う事で天狼パティオでの栗本薫の御乱行、Aさんの友人が天狼パティオで栗本先生のミュージカルについて批判的な書き込みをしたら御本人から“ワレ、なに言うてんねん”的なレスがつき、それまで熱狂的な栗本ファンだったその人は思いっきり引いてしまった由、を聞いて大笑い。こうなると是非とも天狼パティオを覗いてみたくなるのが人情というもので、誰かパスワード知っている方、いらっしゃいませんかああ。
午前1時くらいまで飲んでようやくお開き、ぴんでんさん御推薦のラーメン屋へ。ちゃかさん、ワンタンラーメンの量の多さに苦戦していたようだが“食い物を残しては俺の存在理由（レゾンデートル）が”などと呟きつつついに完食。まったくこの年齢にしては恐るべき健啖ぶりである。それでいて腹の出具合は私と大して変わらないのだから、なんといか世の中間違っとるよおおなのだ。
７月28日（金）フォアグラの道真
美食が過ぎて都を追われました。週刊「モーニング」のかわぐちかいじの新連載「じぱんぐ」、檜山良昭先生の「西暦2000年の戦艦 武蔵」そっくりで大笑い。もともとこの人、前の「沈黙の艦隊」でもトムキャットとイーグルを混同したり、映画「レッドオクト−バーを追え」を露骨にパクッたりしていたのでどうも胡散臭い人だと思っていたのだがそれにしてもこれは酷過ぎる。だいたい「モーニング」編集部で「僕、こんな話読んだ事がありますよ」あるいは「見たことがありますよ」という人はいなかったのか。
ごちごち仕事。雑用やお客様のお相手。駐車場の問い合わせが２件入るが、このあたり駐車場が致命的に不足していて案内できる物件がない。ここから徒歩15分ほど離れた場所なら空いているところもあるのだが、さすがに借りようという人はいないのだ。その間、タクミさんの方へ幾度と無くチラシ版下の催促。昨日の話では午前中にはFAXできるでしょうとのことだったが、11時になっても、リミットである午前12時を過ぎてもまだこない。
いらいらしつつ外出して“郷屋”でラーメン。いつもより、タレが濃くてまたいらいら。俺は味が薄いなんて文句いったことないのになんというシウチなのか。帰社してしばらくたってからタクミより電話入り、版下もう少し待ってください、かならずFAXしますからという。仕方ないのでまた仕事をしながらおとなしく待つ。午後４時、午後５時とまるで漫画のように時計の針がぐるぐる回るがいっこうにFAXはこない。いらいらいらいら、タクミさんの携帯に電話入れてみるがなぜか繋がらぬ。いらいら、いらいら。午後６時過ぎに痺れをきらして印刷屋の方へ直接電話したら若い人が出て「いやあ、裏面にエラーが出て出力できないんですよねえ」とのんびりした声でいいおった。あまりのことに口から泡を吹きながら「その為に見本渡しているじゃないか、いまさら何を言っているんだ、ええい、あんたじゃ話が分からん、タクミさんに電話させろ、すぐさせろ」会議中だったというタクミさんからすぐさま電話が掛かってくる。
とにかく何時になっても構わないから今日中にFAX送ってくれ、そうしたらすぐチェックして送り返すからと彼に厳命していったん帰宅。ソーメン、刺身、鰻蒲焼の夕食を取って待機する。結局FAXが来たのは午後10時であった。すぐさま事務所へ取って返し3箇所あった改修点をチェックしてタクミさんに直接電話で指示。明日午前10時までに修正した分をFAXしてもらい間違いなければ印刷に移ることになる。これでなんとか間に合いそうだ。
そのまま事務所に居残って午前12時からアミーゴス会議室のRTに参加。チラシ騒動で疲れていたのでどうも会話に弾みがつかない。それでも午後一時すぎまでなんやかや喋ってようやく帰宅。古本屋で買った城山三郎「一発屋 文六」を読みつつ就寝したのであった。ちゃん、ちゃん。
７月27日（木）マナティをけっして
人魚のセックスというのはメスが卵子を放出し、オスが精子を振りかけるのだ、知っておられたか。近所に新しい熱帯魚屋が出来たので早速行ってみた。すると店中央のテーブルで店主と思しき人物が他の客と話しこんでいて、いらっしゃいませの一言もない。それどころか俺を何しに来たといわんばかりの視線でじろじろ見やがる。やべ、ヘンな店に入っちゃったよと後悔したがとりあえず品揃えのみを素早くチェックしていそぎその店を出た。店主、万引きでもしたのかと考えたのかわざわざ立ちあがって車に乗り込む俺をまたじろじろ。実に薄気味悪い。
ある熱帯魚雑誌にぬーっと店に入ってぼーっと出てくるのは良くない。最低限こんにちわくらいの声を掛けようと間抜けな事が書いてあったが、やなこった。俺は御免こうむるね、こちとら客なんで店主の気持ちを忖度する必要などないのである。逆にいらっしゃいませも言わないような店は潰れてしまえばいいのである。本当に久し振りにいやな店に入ってしまったぜ。
まあ、俺も１ヶ月に１回餌を買うぐらいのたいしたことない客なんだけど寿命の長い大型魚・古代魚を飼っているのだ、そうのべつ魚を買っていられるものか。
仕事を過不足無くこなし、タクミさんにチラシの催促。どうも要領を得ないのがもどかしい。本当に29日までに印刷終わるのだろうな、万が一間に合わないなんてことがあれば俺は腹を切らねばならぬのだぞ、工事関係の遅れは俺が頭を下げればなんとかなるがことＡＩＱ関係の仕事だけはそうもいかないのだ。下手をすれば公演中止、アミーゴスのお三方を怒らせてしまって２度と九州公演などやるものか、たちまち訪れる九州オタク暗黒の時代ということにもなりかねないのだ。ああ、胃によくない。
夕食はマグロブツ、黒鯛刺身、蛸と山芋の煮物。黒鯛刺身もう笑っちゃうほど色が黒かったのだがしこしこしてなかなかの美味であった。その後バーボン飲みながら録画しておいた「ＴＶチャンピオン ダンボール選手権」を見る。番組中に田中義剛が嬉しそうに言っていたがなんと赤坂・新井・藤田の大食い三銃士がＮＹで行われた世界ホットドック早食い選手権に出場し1・2・3位を独占した由。ひでえ、アメリカ人の伝統行事なのにとげらげら笑う。実際の放送は8月24日、ニ時間スペシャルとのこと。今から楽しみである。
７月26日（水）撃ちてし止まんの鐘
こんな事がいつまで続くのかと嘆く赤影。昨晩の「ここがヘンだよ、日本人」、ストーカーの被害者となった、あるいはなっている女性たちの特集であった。個人的にはストーカーというのは一種の基地外で決然断固としてトリシマルべきだと思っているが、それでも被害者のどこかおかしい価値観に笑ってしまう。だって扇情的なカッコは良くないと言われたレースクイーンだかなんだかやっている女性がそれは女性の権利です、そうやって目立つのもオシゴトの内なのよとか言い返しちゃうんだもの。そんなもん、大金を持って歩かないとか人気のない夜道を避けるとか同じレベルの話じゃん。自分である程度の防犯意識を持って行動しなさいよという程度のものであり、何も女性の権利を持ち出すことはないわな。とにかく全体的にアタシ達は良い女なのよ、その良い女が危害に会うというのは極々理不尽な話なのよという論調であれではちょっと同情よりも反感を買ってしまうのではないか。
中でも番組で同席した現役ストーカーに向かって「もっと正面から向かい合ってステキな恋愛をしなさい」とのたまった女優業だという女、俺は関係無いけどちょっとカチンときてたちまち“委員長”あるいは“インファント島の人達に説教する星由利子”というアダ名をつけてしまったくらいだ。
さて本日は休み。へべへべと午前９時半に起きてシャワーを浴び、コンビニのパンとコーヒーで朝食。11時から事務所へ行って日記つけしタクミさんが今日の昼までにＡＩＱチラシの版下を持ってきてくれるというので、そのまま待機。ところが12過ぎに彼から電話が入り「チラシの裏面のデータ−がエラーで出力できないんです」なんでぎりぎりになってそういう事言い出すんだよと怒ってみても仕方ない。幸いチラシの裏面は去年のものを少し変更しただけであったので、それをもとにレイアウトを組んでもらう事にする。その後、昨年のチラシに修正個所を記入しメールアドレス等とともに息せき切ってかけつけてきたタクミさんに渡す。
ＡＩＱのしおやさんに電話して事情を説明するとレイアウト依頼したデザイナーさんのところでもしおやさんのところでも問題無く出力できていたのになあ、まあ、表ならともかく裏だからね、あなたの指示した去年のチラシをもとに作るのが１番早いよとのことであった。その後、ＮＴＴ西日本のインターネット常時接続についてしばらく話す。
夕方、ちかくのフタタ（ようするに洋服屋）へ行ってＳＦ大会用のシャツ2枚とジーパン一本求める。売り子のおばさん、88センチをはいている俺をしげしげ眺めて「ちょっとゆるくありませんか、もう1サイズ小さい方がよくないですか」ううっ、この10年来で１番嬉しい言葉だ、おばさん、あっ、ありがとう。俺はどっちかというと楽にはきたかったので結局88センチの奴を買ったけどね。
夕食は豚の冷しゃぶ、カツオのタタキ。豚肉茹でて大量の生野菜と盛り付け、味ポンと大根オロシで食べるだけなのだがこれが滅法美味い。ビールに合い、ゴハンに合う。おまけに安上がりで調理も簡単という実に汎用性の高いオカズなのである。夕食後はぼんやりと読書アンドＴＶ。途中、「ＦＦ9」プレイするがあまりの面倒くささについにリタイヤ。いや、冗談でなしにこれプレイヤーをいらいらさせるためだけに作ってあるんじゃないか、ええっ。いくらなんでも戦闘に時間が掛かり過ぎ、ああ、もう２度とやるものか。
本日の「スタートレック・ヴォイジャー」 夢を媒介としてヴォイジャー奪還を目論むエイリアンの話であった。冒頭のセブン・オブ・ナインの洒落た台詞に大笑いする。
7月25日（火）ウィノナ・ライダー・イン・ゼリー
あ、なに、それ、どこで売ってんの、お、おれ買うから、いくら、それ、ねえ、いくら。森首相のクリントン大統領にいった例の失言であるけれどもあれはまあ、村田英雄先生が通関の書類にＳＥＸとあったので週2回と書いたみたいなもんでさして面白い物ではない。しかし情けないのはあの貧乏臭いカッコ悪さですね。ああ、日本の政治家にはああした場での立ち居フルマイを伝授するトレーナーというのはいないのか。所詮、政治家なんてのはイメージの職業なのだから、せめて外見や立ち居フルマイぐらいはカッコ良くして欲しいものだ。補聴器が外から見えるとアレなんで手術で埋め込んだアメリカの某大統領や議会で暴れれば暴れるほど選挙民の受けがいいので血ィだらだら流しながら椅子を振り回す台湾の議員を見習うべきであろう。
仕事的にはたいしたことはなし、だらだら物件整理して水道料金の徴収など。途中、タクミさんに電話して風呂釜工事の納期確認、チラシ版下の催促。仕事終わってからレッドテール水槽の水換えやって帰宅。
夕食は肉じゃが、アジのたたき。たたきは少量を別皿に取り、山葵をむやみに混ぜ込んで醤油をかける、その上にネギをちらして味のこいオツマミ風。それでビールをあぐあぐぷはー。その後ゴハンを一膳。まあ、健康的な食事と言えるのではないだろうか。その後、エアコンの効いた部屋で買ってきた「映画秘宝」読みながらぼけっとする。
今晩のジャングルＴＶ、3人の整形美人が登場。どの人が1番整形に金をかけたのか当てるというゲーム。整形前、後の写真を見比べて現代の整形手術のすごさになかばあきれた。ほとんどブラック・ジャックだ。中でも1番きれいになったと俺が思った人は目元をちょっといじって手術の費用が12万円。これじゃみんな整形に走るわけだよ。
しかし思うのだが、いったん整形で奇麗になれると分かったらエスカレートしてしまわないのだろうか。12万円でアタシ、こんな美人になったんだから50万円かければ女優よ、いやいや、100万円かければフランス人と結婚できるのよ、いえいえ、200万円かければ、アメリカ大統領夫人かアラブの王族の第二夫人なんてことになりはしないのか。まったく女の欲望というのは果てがないのである。
7月24日（月）裸足馬鹿よね
だからこんなところで靴を脱ぐから。ＴＢＳだかＮＴＴの番組に「炎のチャレンジャー」というのがありますな。アレの企画に「芸人限定 3日間寝なかったら100万円」というのがあって大層面白かったのだが、これを拡大発展させて「芸人限定 30日間で30キロ痩せたら100万円」というのはどうか。もちろん出場するのは顔も知らぬような駆け出し芸人ばかり。あいつら、金が無くて暇だし、ＴＶに出られて100万円もらえるとならば、そりゃ無茶やりまっせ。あのウイダーインゼリーを30日間朝昼晩と食べつづける奴、低血糖で気絶する奴、営業中に貧血で倒れて救急車で運ばれる奴、体が拒否反応を起したのか顔いっぱいに吹き出物を出す奴、あげくの果てに栄養失調で入院し点滴なんかされる奴、正に地獄絵図である。そんな激しい戦いの中、二人の芸人がちょっきり30キロへらしてサドンデスで優勝を争う。どちらか先に1キログラム減らした方が勝つのだ。憔悴しきった顔でサウナに飛び込む二人、うわー、やめろお、サドンデスって本当に死んじゃうぞ。
ぽつぽつ仕事。午前中電話で2件の案内依頼が入りほくほくしているとその後さっぱり暇となる。おまけに午後の現地案内を約束していたお客様がにわかに激しく振り出した雨に、これでマンションみても良く分からないからと延期の電話を掛けて来る。がっかりして書類仕事や管理物件の以前から気になっていた個所の修理や清掃などを面白くなさそうな顔でやる。昼飯はカップヌードルのミニ。ああ、どっかのメーカーが200カロリーくらいのダイエットインスタントラーメンとか開発してくれないかな、そうしたら俺は毎日でそれくってやるぞ。
夕食はカツオのタタキと出来合いのカツ、生野菜など。味ポンをたっぷり振りかけたカツオをレタスに乗せ、タマネギスライスやキュウリを挟み込みマヨネーズをつけて食う。うーん、ダイナマイト！というのはいくらなんでも古いがもうビールにあって仕方がないのだ。カツでゴハンを一膳食って今日の夕食はこれでおしまい。
夕食後古本屋で買ってきた吉村昭の「一家の主」読む。所謂私小説がかったユーモア小説なのだが、友人を会社の女の子と見合いさせた、待ち合わせはどうするのだと聞いたら「上野の西郷さんの前にしようかと」なんだ、それは、関東大震災の被災者の待ち合わせじゃないんだからとからかうとか会社の社長に小説を書いていることを告白し、作品が芥川賞候補になったというと社長が「君、小説を書いていてそれで芥川賞に応募したのかい」と頓珍漢なことをいったなどの押さえたギャグが楽しい。
こりずに「ＦＦ9」をプレイ。なんだ、あの吊り下げられた牢屋のイベントは？アレになんの意味があるというのだ、おらあ、よっぽどあそこでもうやめてしまおうかとおもったぞ。
7月23日（日）大石クラミジア
討ち入りの前に遊んでいたら病気を移されちゃいました、たははは。私の愛読しているＡＶ雑誌「月刊Hi-Vi」の9月号の特集は“「少年の日の夢をＡＶルームに」ＤＶＤ「アイアン・ジャイアント」、「遠い空の向うに」鑑賞法”なのだそうだ。特集自体も面白そうなのだがそれ以上に楽しみなのがＡＶライター諸氏のトンチンカンな映画解釈。何せ、「アルマゲドン」をテレビの小さな画面で見るとダメだがこれを大画面で質の良いステレオシステムと組み合わせて見ると大人が涙を流して感動する作品に変身するとか、ダレがどう見たってアニマトロニクスである「ジュラシックパーク」のティラノサウルスが主人公達の車を襲うシーンをこのＣＧは雨の表現が大変だとか言ってしまう人達なのだ、「アイアンジャイアントはソ連の秘密兵器なのでえす」以上の珍解釈を期待しようではないか。
日曜日であるので割と仕事は暇。昨日の如きクレームの嵐もなく水道料金の徴収や管理物件の見回りなど。午前11時くらいにＡＩＱのクライ君から電話、29日の会議ちょっと出られないとのこと。チラシの受け渡しがあるので8月の会議には必ずでるように厳命する。昼飯はちょっと魔がさして“長寿ラーメン”、午後1時過ぎにいったのでさして客も多くはなかったのだがラーメンできるのにやたらに時間がかかる。おまけにスープが生ぬるくなっておりたちまち激怒。店員を呼びつけて「君、君、なんだね、このスープ、生ぬるいじゃないか、私しゃね、冷やしラーメンというのは知っているがね、“生ぬるいラーメン”というのは聞いた事がないよ、え、あれだろ、きみ、俺が30半ばになって独身なのを馬鹿にしてこんなラーメンを出したんだろ、日曜日というのに一人で寂しくラーメンなんか食いやがってと思っているんだろう、何？そんなことはありません？いいや、目が笑っている、畜生、畜生、みんな俺を馬鹿にしやがって、きいいい、こ、殺してやるうう」救急車を呼ばれてしまう。それはさすがに困るので大人しく替玉まで食べて帰りました。こんなラーメン屋2度と行くものかと決意しながら。
午後4時過ぎにお客様来店し2件ほど物件を案内する。どうも気に入っておらぬようでいささか不安になる。帰り際「また良い物件があったら紹介して下さい」と笑顔を見せていたが経験上、こういう場合は決まらぬことが多いのだ。夕食は刺身、蛸の酢の物、サーモンのソテー、昨日に引続きビールを二缶、ゴハンは無し。
夕食後、真保祐一の「防壁」読む。うお、久し振りに彼の長編が読めるとわくわくして買ってきたのだがあにはからんやＳＰ、消防隊員、自衛隊不発弾処理隊などをそれぞれ主人公とした短編集であった。それなりに面白かったのだけれど“圧倒的なディテイルとリアリティで描く日本の要人警護の実態”というアオリに引かれた私としましてはいささか割りきれぬ思いが残ったのでございます。ちゃんと短編集なら短編集とアオリの中に入れていただきとうございます。
7月22日（土）三軒目の浮気
隣近所なのが気に入らないのよ。谷**先生の妄想戦記に「戦艦空母 長門」という作品がある。ちょっと馬鹿らしすぎて紹介が難しいのであるが何故か前甲板に46センチ三連装主砲塔が集中配備され後甲板はずずんと延長されて広大な飛行甲板になっており搭載機数100を誇ると言う・・・、それでいて40ノット超の高速で走るというからもう笑うしかない。言っておくがこれは新造ではなく大改装の結果なのである。
史実の英海軍、「ロドネ−」や「ネルソン」のＬ字型戦艦をモデルにしたらしいが、40センチ九門を前甲板に集中配備したこのクラスでさえ、主砲を斉射したら爆風で艦橋にいる人間の耳がじーんとなってしばらく戦闘不能となるありさまだったのだ。46センチ砲ではどうなるか、へたしたら内臓吐き出しちゃう奴がいるんじゃないか。
朝っぱらからある入居者から水道代が高いとの苦情。この5月に入居した人なのだが始めての水道料金支払いで前住んでいたアパートより2000円ほど高い、検針が間違っているのではないかとの申し立て。あわててメーターを再チェックするが検針の結果には間違い無い。その旨伝えたらほとんど炊事はせずシャワーを浴びるだけなのでこんなに高いはずはないと捲し立てられる。アンタのところ、二人でしょ、二人でシャワー使えばそりゃ2ヶ月で6千なにがしかかるよと思ったが一応、請求書を預かり計算をやり直して見ると下手にでる。そうするとさらに調子に乗ったのか入居した時、水道のパッキン換えたわよね、あの水漏れも入っているんじゃないの、なんで私たちがその分まで払わなきゃいけないなどと言い出した。あまりのことに俺の顔が帝釈天になりかかる。つとめて押さえつつ、水漏れがあれば金額はこんなもんじゃありません、もっと高額になります、それにパッキンは入居後すぐに取替えたのでこの場合は関係ありませんと説明。無論、内心じゃこの**ボー人、6,000なんぼだろう、普通の水道代じゃねえか、長年、水道局から委託されて管理物件の水道料を徴収しているがそんなこと言ってきたのはアンタが始めてだよとののしっている。
そんなこんなですっかり不機嫌。出資金の件でＡＩＱの魔朱妲愛普羅さんに電話し、さらにこの後続けざまに2軒風呂釜故障のクレームが入ってますます不機嫌。朝、例によってパン１個食ったきりだったので腹がどんどん減ってきてなおさら不機嫌。あーあ。気を取りなおしてタクミさんに電話し、修理を依頼する。
午後6時半にタクミさんが来て2軒の風呂釜点検が終わったのが午後7時半、それから修理の日程打ち合わせなどして帰宅は午後8時過ぎ。夕食は都合により近くの中華料理の出前、空揚げ、やきそば、麻婆豆腐など。むしゃくしゃしていたのでこれらをつまみにビール二缶。
夕食後は時折あーもう、とっとと先に進みやがれとかそんな無駄なアニメはいらないッとか叫びながら「ＦＦ9」をプレイ。ところでドラゴンクエスト9月に発売延期になったって本当？
7月21日（金）エンデバー、エンデバー、ええのんかー
スペースシャトル内でのスペースセックス。嬉しいことにＤＶＤレンタルの実施店がやたらに増えているようだ。確認しただけで自宅の近くに3軒、こう数が増えてくると店の個性も反映されてますます品揃えが豊富になる。ある店など「親指スターウォーズ」、「親指タイタニック」が置いてあったくらい。でもね、しかしね、「コモド」はどこにもないのよね、「コモド」みたいなＢ級馬鹿映画こそレンタルで見たいのにね、悲しいね。コモドー、泣いてどうなるのか、惨めになるだけえええ。
暑い、とにかく暑い、エアコンもイマイチ効かぬ。仕事も夏枯れなのかお客様もなく、管理物件の雑事に忙殺されるのみ。午前中、届いた物件シートの整理をしたり、水道料金の徴収をしたり。3日振りのマトモな昼飯として郷屋でラーメン食べる。いつも通り美味しく食べたのだが、店で出す水が水道水そのままなのがいただけない。せっかくのスープがカルキ臭で台無しになってしまう。浄水機ぐらい通すがよかろう。その後、午後2時に来店したタクミさんにＡＩＱ公演チラシの原本をたくし29日会議までの印刷を頼む。暑い、暑い、とにかく暑い。
午後8時少し前に帰宅。夕食は豚の味噌漬け、ジャガイモ、タマネギの炒め物、マグロの刺身など。ビール一缶あぐあぐと飲み、ゴハン一膳をゆっくり食べた。もっともっともっとビールが飲みたかったのだがけなげにも我慢し、麦茶をやたらに飲む。夕食後借りてきていたＤＶＤ「アイアンジャイアント」を見る。5月の初見時にまして感動したのだが画質・音質が今一つ。ワーナーマイカル大野城での重量感のともなったジャイアントの移動音がＤＶＤではついぞ体験できなかった。機材の違いはむろんあるが、これはもうＤＶＤでへのデコーディングの過程においてなんらかの改変があったとしか考えられぬ。ここはＤＴＳ盤登場まで待つべきだろうか？
ＤＶＤ「アイアン・ジャイアント」の映像特典を見て気づいたことを一つ。公開前にＴＶ放映されたと思しきメイキングにはアイアンジャイアントは外宇宙（ＯＵＴＥＲ
ＳＰＡＣＥ）からきたというナレーションが入っているが予告編では他の世界（ＯＴＨＥＲ
ＷＯＲＬＤ）からになっていたのですね。一体どちらが正しいのだろうか？原作ではソ連の兵器になっているのだろうしアイアン・ジャイアント出生の謎はいや増すばかりである。
午後11時過ぎから事務所へ行ってネットに繋ぐ。とあるサーチエンジンでエロの冒険者で検索を試みたところ知らぬサイトに元祖エロ倶楽部のリンクが貼ってあった。日記が面白いと誉めてあり実に嬉しかったのだが何しろ検索エンジンから直接リンクのページに飛んだので他のページへ行くことができずどんな人がリンクを貼ってくれたのかさっぱり分からぬ。そこでお願いです、“nifの裏モノ会議室でお馴染みのエロの冒険者様のページです、日記が面白いです、人柄が偲ばれます”という紹介文でリンクを貼ってくださった方、よろしかったら掲示板でサイトのＵＲＬを教えていただけませんか。元祖エロ倶楽部なんてサイトにリンクを貼っているのがばれたら身の破滅だという場合はメールででも結構です。どうか宜しくお願いします。
今晩は午前12時を過ぎてもアミーゴス会議室のＲＴに参加者がなく諦めて帰る。その後ぼけっとライオンに指を食いちぎられるムツゴロウ先生の映像を見ていたらぴんでんさんからＴＥＬあり。“なにやってんですか、ＲＴ始まるのは遅かったけど今みんなわいわいやってますよ”とのことだったが既に午前1時過ぎとなっていたので丁重に辞退する。なにせ、この年になると寝不足が体にコタエルのです。仕事に差し障りがあるといけないのでどうも皆さんごめんなさい。
7月20日（木）ナターシャも少し背が欲しい
愛しの君は背の高い娘がお好み。だぁっと本が多すぎる。既に自室と寝室にある本棚六つとソファーの物入れ、カラーボックス一つ、文庫本用のミニ本棚が満杯。入りきれない漫画本や小説本が床に山積みになっているという誠に唾棄すべき状態。かてて加えてパソ通の資料にと事務所へ持ち込んだ本が増えてこの間ついに事務所用の本棚を買ってしまった。それでなおかつ古本屋で筒井康隆の百円本なんかをどんどん買っているのだから我ながらあきれてしまう。
もちろん唐沢さんや岡田さんなどのオタクの先達に比べれば大したことはないのであろうが、もう私的には一生引越しは出来ない体になってしまったようである。落語の「引越しの夢」じゃないのだから。
あぢあぢとうめきつつ仕事。家賃の督促や水道料の検針など。途中弟を高宮まで送ったりする。午後7時よりＡＩＱのしおやさん宅へ赴き公演チラシの原本を受取る。急いで帰って刺身、冷奴、スパゲティサラダ、牛肉とにんにくの芽の炒め物の夕食。この世のものとも思えぬほどビールがうまくついつい二缶飲む。ああ生きていて良かったと思うことしきり。ゴハン一膳食べてコーヒー飲んで締め。
その後はまた文句言いつつ「ＦＦ9」をプレイ。分からぬことを弟に聞きにいったらいい年こいてそんな事さえ分からないのかと暴言を吐くのでかっとなり「今日高宮まで連れて行ってやったのに、そんなことを言うのか、まったく犬より簡単に恩を忘れる奴だな、お前は」弟、ますます軽蔑した目付きで俺を見る。
午後10時過ぎからウィスキー飲みながら録画しておいた「ムツゴロウの動物王国」 ああっ、先生ったらピュ−マの口にずぼずぼと指を出し入れ。ライオンもその伝でやって食いちぎられたのかとおもうと指先が冷たくなってしまった。また1.5メートルの大蚯蚓のあまりのキモチ悪さに身を震わせる。
7月19日（水）陰毛かいかい
そにして、あー、これタムシじゃん。7月20日午後7時からの「ムツゴロウと愉快な仲間たち」、「大アマゾンびっくり動物大探検」というまるでデパートの夏休み企画みたいなタイトルだが、私の熱帯魚趣味に通じる大型ナマズやピラルクーが登場するようでちょっと楽しみ。それに加えてライオンに指を齧られるムツゴロウ先生という出し物もあるみたいだ。普段はこの番組を見ない私だけど、今回ばかりはビデオにとって見ようじゃないか。
本日は休み。午前9時半にめらっと起き出して素早くシャワーを浴び、コンビニのサンドウィッチで朝食。コーヒーを飲みつつ昨日の続きでしばらく「ＦＦ9」をプレイ。午前11時過ぎに事務所へ出向いてネットのチェックと日記つけ。しかし、このごろの裏モノ会議室、発言数が減っちゃったよなあ。つまらない発言が山をなすというのも考えもんだが、発言が1日3件しかないというのはそれいじょうにヤバイ。俺も書かなきゃと思ってはいるのだが、今の所ネタがひとつだけで、しかも福岡ローカルの話だけだからなあ、あせってつまらない発言してもしょうがないんだよなあ。
午後1時過ぎから外出。ファミリーマートで「いっこく堂」と「柳昇・昇太おやこ会」のチケットを入手。ついでに蕎麦屋でざるとミニカツ丼のセットというまことに罰当たりな物を食べる。久し振りのカツ丼、カツのコロモと絡み合ったタマゴが官能的なまでに美味であった。それから本屋で「ＡＶレビュー」、スーパーで一本100円のビールならぬ発泡酒と5キロの米を買って、あー、暑い,暑い、暑い、暑いと呟きながら帰宅する。
またまた「ＦＦ9」をプレイ。だいたいなあ、このゲーム先が見えないからなあ、このダンジョンをクリアするまでやるのだという目標がたてにくくてしらけるんだよなあ、モンスターとのバトルも場面が切り替わるのに物凄く時間掛かっていらいらするし、アビリティポイントを貯めて様々なアビリティを取得させようといっても戦闘に参加するキャラがころころ入れ替わるのでいまいちやる気がでない・・・と文句を言いながら4時間ほどやる。その後、事務所へ戻ってレッドテール水槽の水換えと先日書いた黒ゴミ袋の始末、わあ、袋を開けたら蝿がぶわっと飛び出てきたよう、わあ、ひっくり返して中身を福岡市指定のゴミ袋に入れ替えていたらイヤな匂いのする白い汁が手についちゃったよう、わあ、なんだか細かい毛がいっぱい入っていて気持ち悪いよう。もう石鹸じゃおっつかなくってママレモンを手に振り掛けてごしごし洗った。
夕食は刺身とレトルトのカレー。暑かったゆえついつい禁忌を破り、缶ビール一本だけ飲む。これくらいならマイ・ハニー・肝臓も許してくれるだろう。そしてまたまた「ＦＦ9」をプレイ。ええい、面白くもない会話はやめてさっさと先に進まんかい。
今日の「スタートレック・ヴォイジャー」 連邦の新型航宙艦「プロメテウス」が登場。深宇宙探査任務の為に開発されたプロトタイプらしい。「この艦には多方向同時攻撃モードがあるのだ」という台詞に期待していたらなんと艦体が四つに分離してそれぞれが攻撃を行うというまるでウルトラホーク1号みたいな奴なのであった。
7月18日（火）陰茎のなきどころ
ああっ、女王様、そこの裏筋のところを。裏モノ会議室で唐沢さんより“柳亭小痴楽の名前を2回も間違えてからに、まったくお前はモウ”というお叱りを受ける。朝っぱらからしばらくしょんぼり。落語家の名前は難しいので何回も何回も確認しているのだが、それでもこのありさま。間違えちゃイカンとおもうあまりに無意識に逆のことをやってしまっているのかもしれない。ともあれ、このケアレスミスという小学生の頃から指摘されていた弱点、どうも終生俺につきまとうようである。
午後1時にＭ不動産のＭさんと待ち合わせてある金融業者のオフィスへ出向く。そこの社長さんが今秋より不動産の保証人代行業への進出を目論んでおり、Ｍさんを通じて紹介されたのである。このシステムに加入すれば家賃取りたてのリスクが大幅に軽減できるとあって、初対面の人にも関らず、他社の物件を紹介する時にも保証人の代行は可能なのか、もし入居者が家賃を滞納したらどうなるのか、さまざまな事についてじっくりお話を伺った。この社長さん、金融業のブラックリストの不動産賃貸業版の構築も意図しているそうでまったく頼もしい限り。
ひとしきり仕事の話が終わったところで社長室の大水槽に泳いでいたアジアアロワナを誉めたら社長さん、嬉しそうに「いやあ、銀行が水槽いらないかというもんでねえ」と豪快に笑う。実際、180×60センチ水槽に単独飼育されていたアロワナは体型もいいし、目ダレもない、ブルー系の色が背中を染めているという見事なもの。今までそれほど好きではなかったアジアアロワナだがこうして大切に飼育された個体を見るとやはりいいものである。社長さんにそれとなく値段を聞いたらなんと300万円、どしぇー。やはりあれは王侯貴族の趣味なのですな。オイラにはとても手が届きません。
その後帰社して社長さんの話とはあまりに差の大きい地見仕事をこつこつと。夕食は冷麺と鉄火丼という風変わりなメニュー。ビール代わりの壮健美茶をがぶ飲みしつつぱくぱく頂いた。
それから借りてきていたＤＶＤ「ディープ・ブルー・シー」（題名が怪しいがなにそれでいいのだ）を見る。簡単に言えばアルツハイマー病の特効薬を抽出するためにサメを遺伝子操作で大きくしたら暴れちゃって研究所壊滅というお話であった。サメの体と脳を大きくしたら頭が良くなったという短絡的な設定がもう駄目で思わず、じゃあリリパット国の住人はみんな馬鹿かと突っ込んでしまう。他にもヘリコプター1機が墜落しただけでまるでミッドウェー海戦の日本空母のように炎上する研究所とか、体が大きいくせに人間一人がやっと通れるハッチを楽々くぐり抜けて追ってくるサメとかまあ、一生懸命やっている出演者達が間抜けにみえてしようがないという類の映画ですな。ああ、どうしちゃったんだ、レニ−・ハ−リン、「クリフハンガー」とか「カット・スロート・アイランド」とか嫌いじゃなかったのになあ。
午前1時よりＣＳで「怪奇大作戦 24年目の復讐」を見る。沈没した輸送船の中でガマンしていたらいつのまにか慣れてしまって水中で呼吸できるようになりましたという天本英世の水棲人間に抱腹絶倒、そんなことあるわきゃねえよ。
7月17日（月）上野8-15を降りた時から
青森駅は遠かったという空間的不条理に満ちたシャレ。裏モノ会議室へ笑点百珍の最終回を書く。今までこつこつ真面目に書いてきた反動がどっときてラストは笑点レギュラーが全員死亡の大ドタバタとなる。もうこれを書きたいがために今まで笑点百珍をやっていたようなもので楽しいのなんの。自分で何回も読みなおしてはくすくす笑う。俺にとっての精神的なオナニーだね、これは。あ、それから毎週土曜の番組で1回につき座布団1枚取るとして999枚ためるのにどのくらいかかると思っているんだ、このやろうというつっこみは無しよ。そういう事をいわれたら裏モノ会議室における私の存在価値は無くなってしまうし、そもそも裏モノ会議室の意義すら危うくなってしまうからね。うん、野暮はよしましょう。
昨日は燃えるゴミの収集日であったがある物件に収集されなかったゴミ袋がひとつ。なんと福岡市指定のごみ袋を使わず旧式の黒いゴミ袋をパンパンにして捨ててやがったのだ。ああ、もうこんちくしょうとうめいてマンションの入口にほっぽり出しておいたら誰かが持っていったと見えて1時間後には消えていた。よしよし自分で始末するのだよとほっとしていたら夕方にはまたしてもゴミ捨て場にその黒いゴミ袋が！くあああ、どこのどいつだ、明日まで待ってそのままだったらまた例によって中を探って捨てた馬鹿野郎を特定してくれるからな、そうしてドアのノブに動物の糞汁をぬりつけてくれるからな、覚悟しておけ。
ぷんぷんしながら帰宅してうな丼の夕飯。副菜のキュウリとじゃこの酢の物をツマミにビールを一缶、返すカタナで油揚げ、タマネギ、ナスの味噌汁とともにうな丼を平らげる。もちろん、うな丼にはタレをこれでもかというくらい掛けましたとも。
夕食後、弟から借りた「ファイナルファンタジー9」をプレイ。いやあ、確かに絵は奇麗だけどゲームとしての面白さには関係ないよな。奇麗なアニメが見たけりゃDVD買うしな。それにオープニングからエンエンセーブが出来ないのも気に入らない。小学生が夜やっていてお母さんから「あんた、もう遅いから寝なさい、だいたい夜更かしするから朝起きられないのヨ」といわれたらどうするのか。子供に限らず大学生などがプレイしている最中に恋人が尋ねてきて「セックスしよう、セックス」なんてことになったらどうするのか。ゲームを放り出してセックスしろというのか。ええ、そこのところどうなんだ、スクエアめ。
7月16日（日）なんば言うとか ask foranything more！
そげん贅沢を言うたらいかんばい。えーっとこれは多分誰も分からないと思うほど苦しいシャレなのでシャレを自分で説明するなんざ人間のやるこっちゃねえというのは承知しているのだけれど、解説させて頂く。元ネタはジュディ・ガーランド、ミッキ−・ルーニー主演のMGM映画「ガール・クレイジー」の主題歌、『Who
could ask for anthing more !』から。まあこれ以上望むものがあるか、余はマンゾクであるというほどの意味。だから贅沢はいかんとなった訳で・・・。
世間様は休みだが、ぐりぐり仕事。とは言え来客が無く、管理物件のゴミ捨て場の整理などを細々と。あらたにカラス除けのネットを数ヶ所に設置する。このネット、大変な優れもので以前は、日の明るい内に生ゴミを出そうものならたちまちかあかあ嬉しげに舞い降りてきて大宴会を始めていたカラスどもがまったくと言っていいほどゴミ捨て場に近づかなくなってしまうのである。事務所の入っているマンションで試したところこのように効果大だったので他の物件にも導入を決意した次第。
昼飯は「山小屋ラーメン」でラーメン・チャーハンのセット910円なり。2日振りのマトモな昼飯をうんめえうんめえと平らげる。それから事務所へ戻って帳簿等の事務仕事。前日寝たのが午前3時過ぎだったので恐ろしく瞼が重くなり、ああこれでは仕事にならぬ、コーヒーでも炒れようかと考えているうちにパソコンのモニターに頭をごん。これを2回繰り返したのでさすがにいやになり10分ほど仮眠。ぐわと起きて仕事を続け、定時の午後7時に帰宅。
夕食はカツオのタタキに芋とイカの煮物。太平洋戦争以前の土佐の一般家庭のようなメニューをビール二缶飲みながら貪る。その後自室でTVを見つつ寛いでいたらってそんなにカッコイイものじゃなくてボケ−ッとしてただけなんだけれどぴんでんさんからTEL。なんと今日アップしたアミ−ゴス九州公演秘密パティオの書き込みのなかでうっかり唐沢さんを呼び捨てにしている部分があるとのこと。礼を言って電話を切りすぐさま事務所へ戻って、件の発言を削除、書きなおして再度アップした。ああ、あぶねえ、あぶねえ。そのまま帰宅するのも芸がないので「らくだ ディレクターズカット版」を少し書く。書きながら時折んけけけけなどと笑い声がでるので我ながらキミが悪い。
シャワーを浴びてバーボン飲みながら「たけしがハリウッドでどうしたこうした」という番組を見る。まあ、なんだな、テレビ局も大金かけて、つまらぬタレント集めてあんなすかすかの番組作ったらあかんよ。私の好きな江口洋介（笑）もこの番組の中ではただの馬鹿にしかみえなかったからね。ただ、うじきつよしの達者な英語に驚いたのみであった。
7月15日（土）
先日、裏モノ会議室に書き込んだ歴史教科書についてのコメント、思いっきりおふざけでギャグたっぷりまぶしこんでいたのでレスはつけられない、というかつけづらいだろうなと思っていたのですね。ところが今朝覗いて見るともうある人のレスが。やれ、うれしや、と読んだら完全にこちらの意図を読み違えている上に名前まで間違えられている。とほほほ、なんなんだかなあ。
今日は子供会の廃品回収。不動産の物件シートがたまっていたので午前中に出してしまわなければと50枚ずつ位に小分けしてぎりぎりとビニール紐で縛り上げる。そうして事務所の入っているマンションの駐車場へつんでおくとお母さんたちと子供達がわらわら寄って来て親切にも持っていってくれるという仕掛なのである。ちょろちょろ、お客様や同業から掛かってくる電話を受けながらせっせと作業に励む。
午前10時からその作業と平行してチケットぴあへ電話。いっこく堂ライブと「柳昇・昇太親子会」のチケットを予約するためだが当然のごとく話中。スピーカーホンで発信して物件シートをぎりぎり縛りだだだと運んできたら話中、スピーカーホンで発信して物件シートをぎりぎり縛りだだだと運んできたら話中、あーやれやれと思ったら問い合わせの電話、このタンタロスの地獄での苦行みたいなことを午前11時半までえんえん続けた。
その後、福岡市内のあるホテルへアミーゴス宿泊の為の部屋を予約。それが終わってから魔朱妲愛普羅さんの店へTEL入れて経過説明。魔朱妲愛普羅さんの予約してくれたホテルは当面そのままにしておいてK子先生来福といった突発事項に備える事とした。あ、書き忘れていたが朝飯にコンビニのホットドックを食べたのでありました。もちろん、昼飯兼用です。
午前中の忙しさとは打って変わって暇な午後となる。それでも6時過ぎに飛び込みのお客様があったので帰宅は午後8時半となった。夕食は特売の刺身盛り合わせ、出来合のイカ天、ナス天など。今日もビール飲まぬつもりであったがこのメニューではたまらない、肝臓ちゃん、ごめんねと言いながらビールを一缶だけ飲んだ。
夕食後は録画しておいた「スタートレック ヴォイジャー」 タラクシアン人のニーリクスが事故で死亡。死後18時間を経て後、セブン・オブ・ナインの提供したボーグ医療技術により蘇生する。喜ぶヴォイジャーのクルー達。ところがニーリクスは蘇生によって信じていた“大いなる森”、タラクシアン人の言い伝えで死ぬ時にそこへ召されて死に別れた親類縁者に迎えられるという約束の地、がまったくの伝説であることを知ってしまう。戦争で死んだ妹に会えるという希望を糧として生きてきたニーリクスは酷く落胆し、生きる目的を失ったとまで思いつめ転送装置を使って自殺を試みるが・・・。ラストまで書いてしまうような野暮な真似はしないが、実に感動的であやうく落涙するところであった。プロットに甘さはあるがニーリクスというどちらかというとおちゃらけのキャラを使ってこのような泣ける話をつくってしまう、やはり「スタートレック」侮りがたし。ここ最近のストーリーの多様性にはもう脱帽するしかないのである。
7月14日（金）デキャンタ、デキャンタで半年暮らす
とどのつまりはアル中か川島なお美。また若い奴についての文句。ヤンキーの中にところかまわずつばを吐き散らかす奴がいますな。仲間と話しながらぺっぺっぺ。携帯かけながらぺっ、ぺっ、ぺっ。バスを待ちながらぺっ、ぺっ、ぺっ。セックスしながらぺーっ、ぺっぺっ、ぺっ、ぺっ、ぺっ。見たわけじゃないけれど。ありゃ、彼らの間でのコミュニケーションかなんかかね。イルカが超音波で会話していると同じような。そう言えば何かの本でシンナー中毒やシャブ中になるとやたらにつばが出るという話を読んだ事があるが、あんまり嵌り過ぎていて俄かに信じられぬ。俺が子供の時に小学生でもやたらにつばを吐き散らかす奴はいたからな。
昨日の余韻を引きずりつつ仕事。中断していた物件整理を電光のごとく片付け、お客様を御案内。合間見て外出し管理物件の見まわりなど。午前中、ニフティの調子がおかしく、接続できない。メールのチェックや統合パティオが気になるけれどもこればっかりはどうにもならない。パソ通、インターネットを使いこなしているとはとてもいえない俺だがたったこれだけのことで金玉を剥き出しにしたまま外出しているようなどうにもたよりない心持になってしまう。自分でも考えている以上にパソコンに依存しているようだな。
それでも午前11時過ぎにようやく復旧。統合パティオの方に岡田斗司夫さんからのサイン会OKの書き込みがあった。よっしゃ、これでお三方の返事が出揃った。午後6時過ぎにしおやさんにTEL入れチラシにサイン会の件入れてもらうようお願いする。その後アミーゴス宿泊担当の魔朱妲愛普羅さんに電話。一昨年使った有名ホテルが11月25 26日と空いていたため、場合によってはそちらへ変更するかもしれないと打ち合わせ。博多駅近くのホテルも良いんだけど、こちらの方が高級なイメージがあるからなあ。それに天神中心部なので打ち上げ会場の選択範囲が大きくなるのだ。
今日は大した仕事がなかったので午後7時過ぎに帰宅。イサキの刺身、冷凍シューマイ、生野菜、チャーハン。ビールを飲まずに麦茶で掻き込む。昼が例によってカップラーメンのミニだったのでもう美味いのなんの。俺は夕食を美味しく頂く為にダイエットしているようなもんだよなあ。夕食後自宅への郵便物をチェックしていたらなんと唐沢 俊一さんから書中見舞いが、わああ、有難うございますだ、個人的な書中見舞いなんて中学2年の時、隣のクラスの恵美子ちゃんから来て以来だ、ってオマエそんな甘やかな体験したことないだろう、つまらない見栄をはるんじゃないというのはともかくとして明日さっそく返事を書くことにしよう。
午後11時過ぎから事務所へ戻り、ネットへ繋ぐ。午前12時近くからアミーゴス会議室のRTに参加。久し振りにABCさんが参加してこられたのでもうちょっと居たかったのだが午後1時を過ぎたのでいやいやながら落ちる。明日も仕事だからなあ。皆さん、ごめんなさい。
7月13日（木）コント・ラッキー7、ファイア！
笑い方はじめ。コメンス、ファイア（撃ち方はじめ）のシャレだがこれはあまりに苦しいか。コーヒーのフィルターを切らしてしまった。お蔭でコーヒーが飲めず、またコンビニに行った折に買おう、買おうと思っているとワスレオモドキ神の働きによるものか必ず忘れてしまうのである。仕方ないので一度使ったフィルターの出し殻を捨てて破れぬように注意深く洗って再使用するハメになる。これでもまともなコーヒーを炒れることができるのだが、いかんせんどうにも貧乏くさいわな。
午後一時半に外出して知り合いのM不動産の事務所へ。売買契約書と重要事項説明書の見本を貰ってしばらく打ち合わせ。帰りに郷屋でラーメン、味濃い目を食って帰社。本当はマトモな昼飯を食ってはいけない日なのだが午後7時からM不動産の知り合いのプロバイダ説明会にでなきゃならないのでついつい食っちまったのだ。さすがにカップラーメンミニだけだと遅い夕食は辛いからねえ、などと言いつつダイエットを中断する言い訳には事欠かない情けないワタシなのでありました。
それからやたらに入居者からの苦情、新規のお客様からの問い合わせが相次ぎ瀬戸てんやわんや状態となる。あまりに忙しかったので今日届いたアットホームの物件シートの整理もできないくらいであった。なんとか仕事を終わらせ午後6時20分のバスに飛びのって天神へ向かう。
説明会会場のつくし会館でM不動産のMさんと合流し、あたふたと席につく。このスカイBIZという新規のプロバイダ、アメリカ資本で年間100ドルで15MBのHPサーバーをレンタルし、いずれはインターネットの接続サービスもはじめる予定だと言う。そして口コミによる宣伝で友人知人を紹介して入会させれば報奨金が・・・なんだ、アムウェイみたいなもんかと呆れる。まあ、報奨金はともかくとしてこの安さは魅力的で接続料金も格安となるとのことでありちょっと興味を引かれた。俺もそろそろニフティはオープンコースにしてプロバイダを換えようかなと考えて矢先でもあるからな。ここはひとつスカイBIZの情報収集に努めてみるか。
Mさんの車で送って貰って帰宅。それから慌しくコンビニの焼鳥、冷凍さぬきウドンの夕食。このウドン、冷凍食品なのだが麺に腰があって驚異的にウマイ、ネギを散らしてタマゴを落とし一味をやたらに振り掛けてはふはふ食べる。ついでと言っちゃなんだがビールも一缶。これはこれで幸せなのだ。
夕食後、録画しておいた「TVチャンピオン ドールハウス選手権」見ながら筒井康隆の「暗黒世界のオデッセイ」を再読。どうでもいいけどこの本の2001年の予測、これっぽっちも当たってないぞ。そういう趣旨の未来予測ではないと承知してはいるのだがこれではあんまり・・・。
7月12日（水）割高ラリー
パリ＝ダカールラリーというもんはやたらに金が掛かってしかたないっす。最近気になるのが本屋やコンビニの雑誌コーナーでの若い奴のフルマイ、平積みになっている漫画雑誌をそのまま持たずに読んだり、コンビニの雑誌ラックに本を立てかけて読むとか信じられない事をする奴が多すぎるのだ。彼奴めらは他の人が下の本を取れずに困ると考える知能すらないのであろう。俺はこういう奴を見かける度に「ちょっといいですか」とモルモン教徒の宣教師みたいなことを言ってそいつをどかせ普段は読まない「少年マガジン」や「カーグラフィック」を立ち読みすることにしているのである。なに、こんな事ぐらいで驚いてはいけない、本当はそういう奴らの背後に忍び寄っていきなりアイスピックを目に刺しこんだり、特殊な液体を浴びせたりしてやりたいのだがそれでは犯罪になってしまうのでこの程度でガマンしているのです。
ひひひ、本日は休み、けれどライブ貧乏なのでお家でエアコンかけてごろごろごろ。午前11時過ぎに事務所へ行って日記つけとネットのチェックしてからようやく車で外出する。一蘭でラーメン食って古本屋で筒井康隆の「俗物図鑑」を100円で買う。なにやらあまりに寂しい休日の風景であるがまあ、こういうのも悪くないの。
その後天神へ行って福家書店でグインサーガ「史上最大の魔道師」を求めて帰宅する。部屋へコモってまたエアコンがんがん聞かせて地球上の化石燃料の枯渇に一役買いつつグインサーガ読む。2時間ほどで読了したがまあ、内容については触れぬほうがいいであろう。というか今回ちょっと腹が立ったぞ、俺は。
夕食は2枚500円の“本当は1枚500円だったけど売れ残って鮮度が落ちてきたので2枚にまとめました、それでいてお値段は据え置きの500円だからとってもお得でえす”ステーキ。売れ残りらしく硬くなっていてしかも回りの脂肪が全部カットされているのでどうかと思ったが日本酒ぶっかけてレアめに焼くとうん、なかなか美味いよ、これ。2日振りにビールも飲んでもう御機嫌なのでありました。
それからぼけーっと「俗物図鑑」読む。15年振りくらいの再読であったが、ギャグの作り方や文章のリズムが勉強になるというかもう高校生の頃のような素直な楽しみ方はできないのだな、うん。明日も古本屋で「霊長類南へ」を100円で買ってくっか。
7月11日（火）いいオユンナだな、アハハ
モンゴルの温泉。昨日は珍しく一滴のアルコールも飲まずに寝たもんだから、寝付くと同時に金縛りになってしまう。体の回りでごうごう風が吹き荒れてまるで嵐のごとし。おかしいなあ、寝る前にエアコン止めたはずだがこの風はどこから？といぶかしがっている内に正気に返る。半ば呆れて寝返りをうちまた1時間ほどかかって眠りにつくとこんどは大長編の夢に襲われたのだった。簡単に言うと人食いアメーバ−みたいなものが出現し、人類の危機となるが自衛隊やら地球防衛軍やらが入り乱れて立ち向かいようやく退治したという夢であった。ところがわずかに残ったかけらから再びアメーバ−が増殖し、どろりどろりと流れて山の麓の我々を襲わんとするのだ。前回の闘いの経験により開発された熱線ネットを道路に張って侵攻を阻まんとするがアメーバ−は簡単にネットを乗り越えさらに山の両側からも大量のアメーバ−が流れこんできて簡単に突破されてしまうのである。ラストはアメーバ−に感染して顔が赤黒く腫れた私、ヒロイン、博士が不安げな面持ちで“私達、これからどうなるの”と問うておしまいになるという実に珍しいアンハッピーエンドの夢であった。
がしがし仕事。例によって朝飯をサンドイッチひとつですませたために午後1時には早くも腹が減るといういささかなさけない状態。お客様案内の為に外出したらラーメン屋やトンカツ屋、ホカ弁の看板が目に付いて仕方ないのだ。ついついよってしまいそうになる私の弱いココロを励まし励まし案内を無事すませて帰社。おかしなくらいホッとした。
その後、契約書の作成しているところにＡＩＱメンバーの魔朱妲愛普羅さんからＴＥＬ。彼はアミーゴスの宿泊担当なのだがコネである有名ホテルがニ割り引きで利用可能とのこと。そりゃいいですね、じゃすぐ予約をいれて下さいとエラそうにＧＯサインを出す。そうすると昨年よりもホテルのグレードを上げてしかも安く上げられるなあとほくほくしているとまた魔朱妲愛普羅さんからのＴＥＬ。今度はなんと肝心のそのホテル、11月25日が満室ですよという悲鳴のような電話であった。次善策として昨年使ったところなど数ヶ所のホテルを教えて予約を頼む。
夕食はカツオとあま海老の刺身、オクラの和え物とやたらにつまみになりそうなものばかり。うめきながら麦茶をがぶ飲みしてゴハン一膳とともに頂く。締めは最近珍しい肉ウドン。腹が満ちるにつれて尽きぬアルコールへの欲望もなんとか押さえることができた。
その後魔朱妲愛普羅さんにおそるおそる電話。結果はどうでしたと聞いたら首尾良くそれなりのホテルを押さえられた由。ほっと胸をなでおろす。なんでも九州場所の影響で有名ホテルの中にはもう1年前から満室になっているところがあるそうだ。不覚である。さすがに相撲の日程までは考えられなかったものなあ。これは来年の為にしっかり記憶に留めておかねばなるまい。あるいは日程の変更を考える必要もありそうだ。それにしても早くからホテルの確保に動いてよかったなあ。へたしたらアミーゴスにビジネスホテルに泊まっていただくというハメになったかもしれないのだ。
とりあえず安心してLD「ガメラ3」を再見、氷川竜介さんの「ガメラ3論」を思い出しながらみるとこれはやっぱり燃えるぜ。
7月10日（月）入り鉄砲にオユンナ
いきなり紅白歌合戦に出すなよとおもいませんでした？掲示板にも書いたが8月、9月、10月にお笑いライブが集中してウレシイ悲鳴。まず8月29日イムズホールで「柳昇・昇太おやこ会」、9月5.6.7日が西鉄ホールで「大川興行単独ライブ3ＤＡＹＳ」、9月25日にイムズホールでいっこく堂ライブ「一人にも程がある」、締めくくりが10月13日ももちパレスでの梅垣義明「梅ちゃんの青い世界遺産」 やってくれるのは嬉しいんですけどね、今月に発売も集中しているものだからチケットの支払いが計2万2千円也。ぐわあ、本当にライブ貧乏だ。他にも「桂文珍 一人会」や「立川談志一人会」もあるのだけれど、とてもそこまで手が回らない。今回は泣く泣く諦めることにしちゃいました。どうもごめんなさい。
昨日のＷＡＨＡＨＡ本公演のコーフン、さめやらずまた酒を飲んでしまったので二日酔気味の頭をふりふり定時に出社。さぼってしまった分を取り戻すべく一生懸命働く。ようやく一段落ついたと思ったらアットホームより物件シートが届き、休む暇もなく物件整理に突入。昼飯を例のカップヌードルミニですませＨＰの物件欄を更新していたらお客様からの問い合わせありいったん中断してばたばた走り回る。その合間にタクミを呼び出してＡＩＱのチラシ打ち合わせやら、名刺の注文やら。ほんとうにてんやわんやの万国びっくりショーな1日であった。
午後8時過ぎに疲れ切って帰宅。2日続けて飲んだのでさすがにビールをやめて弟の釣ってきた小魚の南蛮漬け、鳥の唐揚げ、カツオのタタキなどでゴハンをぱくぱく。もう美味しいったらありゃしないの。それでもゴハン2膳で夕食を終わらせたのだから、や、俺ってストイックだよなあと自分で自分をホメてどうするのか。
その後は親父が買って来ていた宮部みゆき姐さんの「平成お徒歩日記」を読む。この中で姐さんが忠臣蔵の刃傷沙汰について、もともとあの二人は性格的に合わなかったのではないか、その人間関係のもつれがあのような不幸なカタチで噴出してしまったのではないかと論じているのが興味深い。でもなあ、武士にとっての聖域である松の廊下でいきなり抜刀して襲いかかるなんてのはいかにも病的だからなあ。吉良のいじめとか鮒侍なんてのはさすがに信じていないけれども供応役としてのプレッシャーに耐えきれなくなった浅野が一種の一時的な発狂状態、今風に言えばぷっつんして手近の吉良に襲いかかったと見るのが自然ではないかなあ。
今晩の「ＴＶタックル」、お題が「肥満肯定派対否定派」であり我らが岡田斗司夫さんも出演というので時間がくるなり飛び付くようにしてみる。メインのデブ女対やせ女の対決、最初はあたりさわりのない言葉の応酬だったのが次第にエスカレートしてやせ女が「太っていたらいろんな体位ができないじゃん、だからデブは可愛そうと言ってんのヨ！」デブ女が「いろんな体位ができなくてもね、イかせるところはいっぱいあるんだから、太ももとか横っ腹とか」ううう、お前ら普段そんなプレイをしてんのかよ。俺はどっちもいやだよう。番組終盤で「いやね、深田恭子のぷくぷくした二の腕がいいっていうね、ニの腕フェチもいるんですから」と言った岡田斗司夫さんに対し、大竹まことが芸風に合わぬまっとうなコメントを返していたのが印象的であった。
7月9日（日）いざとなったら玉袋を出せ、力の溢れる不思議な玉袋を
ＮＨＫ人形劇「八犬伝」の主題歌より。博士ぇ、それはないですよ。 横山ノックの芸能界カムバックについて吉本興業の林社長が「タレントとして使う意思はまったくございません」と断言した由。これはまったく妥当な判断であり私如きが文句をつける筋合いではない。ただ、週刊誌で大谷昭宏というジャーナリストが芸能界復帰に関して「もう笑いはとれない、会場が寒くなります」などと断言しているのは余計であろう。普通、こんな大変なスキャンダルを抱えているタレントが出れば、大坂の人で無くてもみんなこぞって押しかけるぞ。そうしてげらげら笑うぞ。吉本だってノックがすけべで女子大生を触って裁判起されたらウソをついたという訳でタレントとして使わないのではあるまい。ただ、ノックを使うことによって得られるメリットとデメリットを比較して後者の方が大きいと判断しただけなのだ。そんなことすら分からない人に評論家ぶって欲しくないし、ましてや“笑い”をかたろうなんざそれこそ笑止千万というものですぜ。
先日「ＴＶチャンピオン」で元コアラの相方、おさるがコメンテーターやっているのを見たがこいつ、ハガキで応募してきた素人とちゃうかと思わされるほどの稚拙さ。敵は（笑）コアラだけじゃなかったのだな。一生懸命やっているのは解るが幼稚園のピアノ教室の発表会じゃないんだからそれだけでは困るのだ。こいつら、それなりにキャリアもあり、数多の芸人志望の中から生き残ってきたエリートの筈なのだがそれがこのありさま。アニマルていだん（あー字がでねえや、面倒くさいからこのままでやる）に限らず今のヴァラエティ芸人というのはまともな下積みというのをやらせてもらってないんじゃないか。地方のイベントとか中小企業のパーティの司会とか、人気番組の前説とか、やけに具体的だがそういった小さな仕事をこつこつと重ねることによって芸人として1番大切なお客さんを“つかむ”というスキルを取得できるのではないか。実情は知らぬけれどもあのおさるのおたおたした司会ぶりをみているかぎりそう思えてならないのだ。
さらに言葉を重ねれば芸能界自体が“お笑い”を育てることを放棄してしまっているようにも思う。ギャラが安くて手軽でどんな使い方をしてもおこられない駆け出し芸人を安易に番組に出してその場限りの視聴率を稼ぐ。昔「ザ・ガマン」という間抜けな素人参加番組があったが、素人だとどんな文句をつけられるか分からない、ならば仕事のない若手芸人を出せば事故が起こってもＯＫだし、所属事務所にも喜んでもらえるからって芸人を替わりにつかっているだけではないのか。人気がおちてくればポイ捨てすればいい、なにしろＴＶに出たがる芸人志望など佃煮にするほどいるからというイヤなサイクルが構築されつつあるのではないか。
このままではＴＶにでるのは司会のひとつもできぬ半端芸人ばかりとなってしまう。おさるが最後の一匹だとは限らない。それどころか100匹のおさるを量産することになってしまうだろう。今からでも遅くはないから芸能プロダクションもアイドルタレントを売り出す時と同じくらいの熱心さでもってお笑いを育てるべきだ。爆笑問題のような逸材がいつでもどこでも出てくるわけではないだから。それともロンブーやネプチューンがいればＯＫなどとおもっているわけではありますまいな。
さてここで私は皆さんに大変なお知らせをしなければならない。なんと仕事をさぼってしまったのだ。さぼって何をやっていたのかというとＷＡＨＡＨＡ本舗の全体公演「大ザンス」をみてしまったのだ。勿論仕事のじゃまにならぬよう前日の土曜日にいくつもりだったのだがファンクラブの優先予約をしくじってしまいチケットが取れなくて今日になってしまったのだ。
午後2時にいったん天神に出てさらにタクシーを使って会場の福岡サンパレスへ向かう。途中、方向を間違えてとんでもないところへ行ってしまったという失敗は恥ずかしいので記述を避けるがとにもかくにも開演の30分前に到着。おどろいたことにダッフィー（一般用語でいうところのダフ屋）まででている盛況ぶりである。私が梅ちゃん、吹越満のライブを最初にみた時と比べるとまるで夢のよう。私が何かしたわけではないが我が事のようにウレシイ。
午後3時よりいよいよ開演。そもそも福岡サンパレスというのは福岡でも有数の大ホールであり昨年のアミーゴス公演と同じ日にあの椎名へきるがコンサートをやったというくらいの由緒ただしいホールなのだがＷＡＨＡＨＡのやることはいつもと同じ。幕が上がったらいきなり巨大なウンコが屹立しているし、柴田と雅美姐さんはもう10年分くらいの“オ*ンコ”を連発するし、トイレットペーパーを客席に撒き散らすなどまさにやりたい放題である。内容的にも雅美姐さんのおそらく演劇史上始まって以来の最低な長ゼリフやおぞましきホモコント「ベア−ズ」ではポカスカジャンの中山省吾が彼の出身地である長崎から御家族が見に来られているのにペンライトを4分の3ちかく肛門にさしこんで「蛍だ」とうかれるわ、梅ちゃんは股間から水を噴射してお客さんをびしょぬれにするわでもう大満足である。
笑いすぎてへとへとになり這う様にしてようやく帰宅したのでありました。ちゃん、ちゃん。
7月8日（土）
好い加減暑くなってまいりました。事務書や自分の部屋ではそうでもないが、車のハンドルに手を触れられなくなるほど暑くなるのが困る。びいびいぶうぶうエアコンをかけても5分ほどまたなきゃならない。私はこの時間がとてつもなく無駄に感じられる性質なのだ。ホームセンターで日よけの類を買ったこともあったが、面倒くさくってすぐ使うのをやめてしまった。ああ、車から降りた後スイッチ一つでキュンとかいって窓が一瞬で黒くなって遮光され温度が上がらないという装置が開発されないものか、もう21世紀も間近なのだからこれぐらいできても良い筈だ。第一ドアを開けてアチチと顔をしかめながらエンジンスタートなんてちっとも21世紀ぽくないからね。
昨日、入浴の許可が出たのでひさしぶりにシャワーを使って体洗い、洗髪、洗顔のフルコース。月曜以来足と腕にのみお湯をかけ後は濡れタオルで拭くだけだったので実にキモチがいい。体を洗いながら思わず、はあはあ、これでもか、思い知ったかこの野郎と叫んでしまう。なにやら風俗にいったかのようであるが、それほどヨカッタのだとご理解頂きたい。
午前中、ばたばた雑事を片付けて日記をアップ、昨日と同じく午前11時半に病院へ向かう。20分ほどの待ち時間の後、診察室へ。先生ったらアタシのオマタを覗き込んで「うん、腫れも引いたしこれでもう来なくていいですよ」だって。アタシ、嬉しくって思わずじゅんとなっちゃった。てな訳で久し振りの病院通いも今日でおしまい。先生、どうも有難うございました。
うきうきしながら“長寿ラーメン”で2日振りのまともな昼飯。この前のごとくどこといって特徴のないラーメンをずるずるやる。ここへ来るのもこれで最後となってしまうであろう。その後、午後7時まで生ビールに思いを馳せながらせっせせっせと仕事。
事務所をしまって急いで午後7時5分のバスに飛び乗り天神へ。大丸屋上のビアホールの入り口がわからず少々まごつくが40分過ぎに無事ぴんでんさんと合流。金3500円也を払って生ビール多数、オツマミ数種を2時間の内に成敗。へろへろに酔っ払った所で久し振りにといってもゴールデンウイーク以来だが親不孝通りのスナック「Ｓ」へＧＯ！
半年振りにあった女の子がいたのでしばらく久闊を叙し調子に乗ってボトルを入れる。そこへ偶然タクミもやってきて混迷は深まるばかりなのであった。さらに水割り数杯を飲んでへろへろがべろべろに変わった時分、ぴんでんさんが「いやあ、オレはＭの気がありまして」などと突然の告白。げらげら笑っていやオレも実は女王様にハイヒールのかかとのところで踏んでもらってと応じる。しばらくお互いのＭ感について意見を述べ合っていたらタクミは呆れたのか帰ってしまい、俺についた女の子も明らかに引いていた。ああ、こんなこと喋って翌日猛烈に恥ずかしくなるのは解り切っているのにな。
午後一時過ぎに「Ｓ」を出てラーメンを食い帰宅。うぶぶとうめきつつベッドに転がり込む。エアコンのスイッチを入れるのが精一杯であった。
7月7日（金）ぞろぞろぞろぞろテトロドドキシン、テトロドドキシン テトロドドキシン、テトロドドキシン
月給取りの午休み、ぷらりぷらりと手を振って あとからあとからテトロドドキシン、テトロドドキシンテトロドドキシン 昼飯に河豚を食ったら当たっちゃいました。いやー15ちゃんねるにＦＣＯＭＥＤＹでつまらない人リストというスレッドができていて案の上私の名前もあがっておりましたわ。きいい、くっくやしいい。まあ、敷居が高いと言われる“裏モノ会議室”であんだけ書き散らしていれば批判を受けるのも仕方あるまいがそれにしても・・・。かくなる上はもっと精進を重ねて誰にも文句つけられないレベルの書きこみをすることを目指すしかあるまい。ああ、こんな私に未来はあるのか。
午前中、昨日出来なかった物件整理を急いで済ませ、日記をアップしてから病院へ向かう。到着午後12時で治療が終わったのが20分くらいで昨日とはエライ違いである。仕事の都合上、午前中から病院へいくのはいささかの困難をともなうのだが、昼から行って1時間以上待たせられるよりまし。帰りがけにファミリーマートへ寄って大川興行単独ライブ 「松本キック 悲観的楽観論」のチケットを求めて帰社。
母親が今日から東京の弟のところへ行っているので何かと雑事が多い。仕事の他に保険の更新やらダスキンの交換まで。もー面倒くさいったらありゃしない。それでも午後5時過ぎにお客様1件御案内できた。こんどは間違いなく決まりそうだ。
夕食は当然のことながらコンビニで買った焼鳥、サラダ、ソーセージ。ビール一缶飲んでソーメン2把で締める。その後9時半まで本を読んだり、ＴＶを眺めたり。時々うつらうつらしてはタバコを吸う、この怠惰さがまたいいのだ。午後10時から事務所へ行って1時間ほどディアブロUをやりそれから恒例のアミーゴス会議室ＲＴ。午前1時まで取りとめのないことをだらだら話す。
帰宅してから録画しておいた「Ｋ−1 ジャパン」を見た。日本人選手の試合はどうでもいいがピーター・アーツが負けたのにびっくり。この人ァ勝つ時は無闇に強いけど、負ける時はすってんころりとあっさりＫＯされちゃうよな。
7月6日（木）
今日も今日とて仕事の合間に病院、午後の診療時間の10分前にいって見事1番の席を得るが、途中かなり高齢のおばあさんの患者が来院し後回しにされてしまった。なあなあ、先生さまよう、そんな死にぞくないは治療したって仕方ないんだからさあ、オイラの方を早くやってくれよう、どうせ5分もかからないんだからさあ、とねじ込んだら立派な鬼畜人間としての評価を貰えるのだが、あいにく私は博愛主義のヒト。1時間ちょっとを大人しく待ったのであった。
先般亡くなった長岡鉄男氏の名著「スーパーＡＶ」がある本屋に並んでいた。驚いて内容を確認せずにレジへ直行。たしかこれ絶版扱いだったはずだが、追悼の意味で復刻されたのであろうか。1日かけて読了したが氏のＡＶの城「箱船」の建設経過が克明に記録されておりおもしろいったらありゃしない。今でこそ、ＡＶルームを遮音・音響的な面で総合的にプロデュースするような販売店はいっぱいあるのだが、当時はそのような伝手は皆無だったはず。そんな状況下でオーディオの剛性の概念を建物にあてはめ、さらに三管式プロジェクターで120インチ大画面のホームシアターを構築しているのだからやはり氏の才能には敬服せざるを得ませんな。ただ、この本、ＬＤとＶＨＤが凌ぎを削っていたころの発売でとにかく古い。氏の生前にＤＶＤまでの最新技術を取り入れた改訂版を出して欲しかったなあと今更ながら思うのである。
仕事を終えてから天神のビックカメラに急ぐ。はあはあ、息を切らせながら店員さんに「あ、あのディアブロU下さい」大喜びで帰って刺身、カレー、生野菜の夕食を食ってから早速プレイ開始。当然のように弓をつかえるアマゾネスを選んだのだが全作のソーサラーと違って弓の数に限りがある。持っている矢を打ち尽くすと弓が使用不能になってしまうのだ。それとセーブするためにはいったんゲームを終了させねばならずそうするとダンジョンの探索が始めからやりなおしとなるので面食らってしまった。それでもスキルの概念や多彩なグラフィックは気に入ったのでこれからじっくりと取り組むつもりだ。
昨晩録画した「スタートレック ヴォイジャー」、ホログラムのレオナルド・ダ・ヴィンチとジェ−ンウエイ艦長が盗まれたヴォイジャーの資材を探索するというとびっきりの異色作。ダ・ヴィンチが自作の飛行機（グライダー）で飛ぶ場面のためにのみ書かれたような脚本でじつにヘンテコなお話であった。それでもちょっと感動させられたのだから、やはりヴォイジャー、侮りがたしなのである。
7月5日（水）
金玉の患部にクスリを塗ってガーゼを貼るという行為がどうにも面倒くさくてたまらない。水が掛からぬ様間抜けなエロ写真みたいなポーズでシャワーを浴び、消毒用の脱脂綿で傷口を拭いて抗生物質入りの軟膏を塗り付ける。しかるのち、折りたたんだガーゼをテープで貼るのだ。文章にすると簡単なようだが、これで10分ほどかかるのだね。あー、もういいから仁王立ちでどうだ、ざまあみろ、はははと笑いながらシャワーを浴びたいなどと考えるのだが、万が一、傷口が化膿して玉袋が3倍に腫れあがったりする危険がありそれもできかねるのである。
今日は休み、午前10時に起き出してＴＶを見ながらぼーっとする。何時ものように11時過ぎから事務所へ行って日記とネットのチェック。あいかわらず2ちゃんねるのニフティ板が低調であり、読んでいてちいとも面白くない。さりとて15ちゃんねるのＢＷＰ板も“なになにを悪く云わない乃は偏だ”とかいうキモチの悪いスレッドが乱立していて読めば読むほど頭が悪くなってしまうのではないかと思わされるような状態。これ考えるだにオゾマシイのだが、たくさんある“偏だ”スレッド、ほとんど同一人物が書きこんでいるのではないか。
昼飯は福岡市内のとある場所にある「長寿ラーメン」、ＮＡＳＡで開発された活水器を使っているというフレコミでＴＶに何度か登場した事のある人気店らしい。ＮＡＳＡ，ＮＡＳＡってお前はＮＡＳＡの下請け企業で働いていたのに過ぎないのに元ＮＡＳＡの職員と言い張るインチキＵＦＯ研究家かと心の中でツッコミをいれながら、「長寿ラーメン とんこつ」を注文する。
結論から言うとどうってことのない普通のラーメンでした。はははは。もう決定的にスープが弱いのだな。出てきた水は流石に美味かったしトッピングのネギやチャーシューも上等なのだが・・・。これでスープのタレさえ改善されればと思ってみても仕方ないってのは分かっているんです、うん。
その後、あるレンタルショップでＤＶＤ「サイモンセッズ」を借りてから天神へ。ビックカメラでＤＶＤ「ウルトラマン 9 10」を買うつもりだったのだがなんと売りきれ。泣きながら次回入荷分を予約する。丸善書店でようやく荒俣宏「大東亜科学奇嘆」、黒岩研「聖土」を求めて一旦帰宅。エアコンの効いた部屋でのんびり「聖土」を読む。
さあて、今日も病院へ行って羞恥プレイを楽しむかと思っていたら魔朱妲愛普羅さんよりＴＥＬ。これから午後7時までにどこかで会えないかとのこと。アミーゴスの宿泊関係の打ち合わせをしたかったのだが、いかにもタイミングが悪く涙を飲んで断念。やっぱり金玉も大事なのです。それから急いで病院へ。例によってぷすり、ぎゃー、ぷすり、ぎゃ−、若い看護婦さんがいたのでもう恥ずかしくてたまらなかったデスヨ。
夕食は出来合いのコロッケ。つけあわせのキャベツにウスターソースをかけてばりばり貪る。ビールも二缶、よし、快調、快調。締めのコーヒーを飲んでからＤＶＤ「サイモン・セッズ」を見た。けけけ、頭の悪いティーンエイジャー向けのエクスプロイテーションですね。主人公のサイモンが本当に頭が悪そうな格好をしていてこれだけで笑える。でもアクションとか力をいれるべきところにはちゃんと力が入っているので決して借りて損するという映画ではない。映画館で見たくはないけどね。
その後、「聖土」読了。面白いんだけどさ、登場人物込み入り過ぎ。あの下っ端の刑事なんか出す必要なかったのではないか。それに解説である人がスティーブン・キングの「ペットセメタリー」に挑戦したってコーフンしていたが共通点は死んだペットが生き返るってことだけじゃん。「ペットセメタリ−」の方が上だなんていうつもりはないけれどもホラーとしての方向性がまったく違うので比べること自体が間違いだと思うよ。
7月4日（火）
唐沢さんの日記によると今日から金沢へ旅行へいっておられるのだな。あー、またあちこちで勝手な事を言いつつ美味い物をたらふく食べるんだろうな。ああ、ああ、羨ましい、花鳥風月にうとくて旅情というものに興味がない私でもたまにはこんなことを考えるのである。ところで今日の日記、一体誰がアップしているんだ？
また病院へ行く。前日は検尿のあることを知らずに小便をしてから行ってしまったので非常に苦労させられたのだが、今日は敵討ちとばかりに小便を溜めておいて検尿コップにだばだば注ぎ込む。なみなみとあふれんばかりに入れてやろうと思っていたのだが、やはりあまりにも子供っぽい行為であり馬鹿みたいなので常識的な量にとどめておいた。ふふ、命拾いをしたな、看護婦さん。
20分ほど待って診察室へ。ガーゼのつけかえと聞いていたのだが、先生、また針をぷすぷす。わあ、聞いてないよとダチョウ倶楽部ふうに文句を言いそうになったが、昨日ほど痛くない。やはり何事も回数を重ねることによってなれるものらしい。これなら何万回刺されても平気だぜとにやにやしていたら、突然激痛がはしって体をぴくりと動かしてしまった。先生に笑われてちょっと悔しかった。
治療後急いで帰社。雑事を諸々こなし午後8時帰宅。新聞でブルーインパルスのＴ−2が墜落したことを知り、あっと驚く。2機が落ちて3名の行方不明者が出ているという。これはひょっとするとブルーインパルスの解散にまで発展するかもしれない、どこまでも不運につきまとわれるチームである。夕食はマグロの刺身と焼きナス。うう、ナスが美味しくって、美味しくってたまんないよう。おまけに醤油につけこんでおいたマグロの刺身を簡易鉄火丼にするとゴハンがすすんですすんでしょうがない。でぶはイヤだが、こういうモノで太るのはやむなしである。
夕食後ＬＤで「ＧＯＮＩＮ」の残り。実に丁寧に作られた5.1ＣＨソフトであり、これが邦画初のドルビーデジタルＬＤだったというのが信じられないくらい。画質も上等、本編もビート・たけしのホモのサディストの始末屋が強烈な印象を残す。しかし、あの事故の後遺症でたけしは片目にガーゼを当てているのだが、それじゃ鉄砲は当たらないと思うぞ。
7月3日（月）
いやー、泌尿器科の病院に行ってまいりましたよ、今日になって不安はますます募り、親父は膀胱ガンで3回手術してようやっと回復したし前の会社のあの人は37歳で膀胱ガンであっという間に死んじまったしなあ、ああ、緊急入院だ！とか言われたらどうしよう、もしそんな羽目になったら、今週末のベアガーデンもダメだし、ＳＦ大会も行けないし、アミーゴス公演もパーだな、あ、しまった、7月9日のＷＡＨＡＨＡ本舗の本公演もぺけで昨日、40分電話し続けてやっと取った大川興行単独ライブ3ＤＡＹＳも行けやしない、ああ、こんな若いみそらでしかもちんちんの病気なんかで死にたくないよ、だいたいこれじゃ酒の飲めない人が肝硬変で死ぬようなもので納得いかねえと悪い考えばかりが頭をよぎり冷汗たらしながら30分程待合室で待つ。
名前を呼ばれていよいよ診察室へ。どうしました、いやあ、右睾丸の付け根にデキモノがありまして腫れているんです、ううむ、何か大きな病歴はあるかね、あ、それはありませんというあたりさわりのない会話をしてからじゃ、見てみましょうかねという先生の言葉に促され、ズボンを脱いで診察台に上がる。ああ、いよいよ死刑判決が・・・とびくびくしていると先生はあっさり「あ、これはばい菌が入って化膿しているんですなあ」と笑う。「え、ガンとかの病気じゃないんですか」「何言っているんですか、これで死んだらオオゴトですたい」思わず、ＴＨＡＮＫ ＧＯＤ！俺は安堵の涙を流したのであった。
が、その後がいけない。先生、「じゃ膿をとっておきましょうかね」といって何やらごそごそし出す。『プライベートライアン』で衛生兵がモルヒネ打つのに使っていたような小さな注射針みたいな道具が見えたのでやばいと思った瞬間、ぐさぁ！ぎぃやああああ！「こういうのはちゃんと取っておかないと後が大変だからね」と無慈悲なことをいいつつ先生、針を引きぬいちゃ、また別のところにぷす。い、いでででで、まるで“お前は処女か”と言われんばかりの大層な苦しみ様である。しかもこの間、垂れると邪魔になる玉袋を左手で押さえて痛みをコラエルという間抜けな“ビーナスの誕生”みたいなカタチになっちゃってもうカッコ悪いったらありゃしないのだ。
この苦行がやっと終わって先生に幾度も御礼を言ってから病院を辞する。調剤薬局でクスリを買ってからがに股歩行で帰社。物件の整理、ＨＰの更新だけ終わらせて午後7時に帰宅。昨日までの心配がウソのようなハレバレした顔でじゃがいもとタマネギの炒め物、スパゲティ・サラダなどの夕食を平らげた。
その後はＬＤで「ＧＯＮＩＮ」を半分見たり、今日求めた佐藤大輔の「レッドサン・ブラッククロス パナマ侵攻2」を読んだりする。いよいよ米・英・日の枢軸国連合軍がドイツに占領されていたパナマ運河の奪回にむけて動き出す。くわああ、も、燃えるぜ。しかし考えてみたら何もなかったからこそこの本も楽しめるという訳でやっぱり健康っていうのは素晴らしいものなのですね。
7月2日（日）
本愉8月号に収録の漫画、「だって気になるんだもん」（神奈川のりこ）によると巷では今、「腸内洗浄」コロンハイドロセラピーが大人気なのだそうだ。何やらもっともらしい名称であるが簡単に言えば、けつめどにホースをねじ込み、水を流しこんで便秘の“クソ”や腸内の宿便を流し出してしまうのだ。治療中（適切な言葉かどうかはしらぬが）、ホースを通って流れ出す自分の“クソ”を見ることもできるのだという。術後は体が物凄くスッキリして腹もぺったんこになるというが、ほとんどＳＭプレイだね、こりゃ。いくら美容の為とは言え他人の見ている前で自分の“クソ”をひり出すのは勇気がいりまっせ。
ぐずりぐずりと仕事。資源ゴミ回収日に今だに間違って燃えないゴミを出し、回収されなかったらいいんだもん、ゴミは出すことに意義があるんだもん、その後はしったこっちゃないねという入居者がいるので、ゴミの分け方の小冊子をカラーコピーし各戸にもう一度くばることにした。この作業が思ったより大変で汗だくになってしまう。
昼飯は山小屋ラーメンでラーメン、チャーハンセット。3日振りのマトモな昼飯をよだれをだらだらたらしながら貪り食べる。自分でもコントロールできない唸り声がでて、店員さんを驚かせてしまった。その後は事務所へ戻って午後7時半までかかって入居者名簿作り。
夕食は弟の快気祝でお寿司。弟、ほぼ1ヶ月ぶりのビールだ、ああ、嬉しいよおなどと言いつつがばがば飲んでいる。これで飲み過ぎるなよと注意するのはまあ、野暮というもんであろう。こちらも負けずにビールをがばがば飲みかつばくばく食べる。ダイエットなどと言ってられないのである。
その後はディﾚクで「ドリフ大爆笑」、全体的に不調で“もしものコーナー”のみよかった。
この間、日記に書いた睾丸付け根のできものであるが、いっこうに納まる気配がない。それどころか腫れがますます大きくなってきている。暢気な私もさすがに心配になり月曜に泌尿器科の病院へ行ってみることにした。多分リンパ腺の腫れでたいしたことはないと思うのだが万が一、重大な病気であったとしたらどうしよう。お医者さんがにやにやしながら「あー、これはいけませんな。片タマとらなきゃならないですよ」「ええーっ！」「取ってからしばらくはバランスが崩れるんで歩き難いかもしれないけど、何、心配ありません。その内すぐ慣れますから、はははは」なんてことになったらどうしよう。親父も膀胱ガンで死にかけているしなあ、あまりの不安感に押しつぶされそうになりウィスキーを呷って無理やり寝る。
7月1日（土）
朝1番にまた体重をはかってみた。するとこんどは65.0ｋgでありました。5月12日に同時刻、同条件で測定した時の数値が65.8ｋｇであったから1ヶ月と18日かけて800グラム程度減量したわけである。そりゃ、単にオナカが空いていただけじゃないのというツッコミが無意識下に木霊するが、いいだろ、とにかく増えてないんだから。
朝食をサンドイッチひとつで済まし、早くも空腹感を感じながら仕事する。もう既に夏の気温であり、湿気の高さとあいまって何もやらないうちから疲れてしまうようである。それでもめげずに家賃の管理や、書類仕事等など。今日引っ越してくる筈のお客様を待っていたので外出もできやしない。じりじりしながら知り合いのＭ不動産と来週の打ち合わせをしたりしてなおも待つ。痺れを切らして1時間ほど外出したが御目当ての佐藤大輔「パナマ侵攻 2」はまだ入荷しておらず、がっかり。
結局、そのお客様が見えたのが午後4時過ぎ、話を聞いてみると引っこしそのものは明日の日曜日にする予定で今日は鍵と契約書の控えを取りにきただけだとのこと。おおい、Ｉ不動産、ちょっと話が違うじゃねえかよう。今日、入居してもらわないと7月の家賃は日割になっちゃうんだぜ。金額的にはたいしたこと無いけど大家さんへの手前もあるのだから話はきちんとしてくれなくちゃ。
帰宅は午後8時。腹が空ききっており、牛肉とニンニクの芽の炒め物、マグロとタイの刺身、生野菜を目を白黒させながら欠食児童のように貪り食う。醤油に浸してこまかく切ったマグロを一切れつまんでビールを飲んでふはー。牛肉をオカズにゴハンをかっこんでむふー。単なる日常の夕食がハレの日の御馳走に転化する一瞬でありました。
その後はＬＤで昨日に引続き「トレマーズ」を再見したりディレクで「サタデーナイト・ライブ」を見たりする。サムライコントのジョン・ベル−シ、はっきり言って日本語の真似はへたなのであるが、サムライ夫婦、ミスターフタバ、ミセスフタバの離婚調停という設定で美術品やら小切手やらをこれが俺流の財産分与とばかりにカタナで真っ二つにしてしまうのがよろしい。しまいにはビンゴという名前の娘まで真っ二つにしようとするのだから・・・。
シャワーを浴びて午後11時半からチャンネルＮＥＣＯで怪奇大作戦＃13「氷の死刑台」を見る。全体のプロットが東宝特撮の「ガス人間第1号」に良く似ている一本。格調高かったガス人間水野と違って冷凍人間だからがしゃこがしゃこと足元を凍り付かせながらあるくのがなんとも貧乏臭い。この冷凍人間、単なる生活に疲れたサラリーマンが騙されてあやしの実験に供され変身してしまったと言ういわば犠牲者なのだが、哀れなことに警官隊に取り囲まれてさんざん鉄砲で撃たれ、それが効かないとみるとＳＲＩ謹製のサンビームで燃やされてしまうという涙無くして見られない哀れさなのでありました。ラストの牧の、「彼はもう7年前に殺されていたんだ、いや、氷の死刑台で7年間殺され続けたんだ」という渋い台詞も救いになっていないのである。
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