観　笑　亭　日　乗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　10月31日（火）さよなら三角、まつたけ四角
　こうするだけで何故か物凄く高級なイメージが！2ちゃんねるの唐沢　俊一スレッド、ここのところこの話題ばっかりであるが、いつのまにかなをきさんとの兄弟仲が悪いということが定説になってしまった？？？・・・。おそらく唐沢商会名義の漫画が発表されなくなったという事実から邪推しているのだろうが、これについては著書の中でキチンと説明されているし日記の仲でもいい年こいた兄弟とは思えぬほどの（笑）仲の良さが伺えるのだが。ま、匿名だといっても批判しようというならばその批判対象の著書くらい読んどかなきゃ。そうでないと“ガッツ石松の次にモノをしらない”って笑われちゃうぞ。

　本日は来客無く割と暇であった。家賃の受け取り、水道料金の督促、保険会社の人と入居者に対する火災保険についての打ち合わせなどなど。昼飯はコンビニのトロロ蕎麦215kcal、先週末連日飲みに行っていたので仕方ない。午後仕事の合間を見て平尾で写真屋を営んでいる中学・高校の同級生Ｋ氏へオタクアミーゴス公演のチラシを置いてクラサ－イと頼みに行く。Ｋ氏、気の良い男で卒業依頼ほとんどつきあいがなかったのにも関らず快くチラシを置いてくれた。Ｋ氏、まったくノンケの人だが岡田さんだけは知っており「○○って（私の本名です）こういうの好きだったっけ」と驚く。ふふふ、みんな、このことから分かるように私はごくふつうの中学、高校生だったんだぜ。

　夕方6時過ぎになってある入居者からまたまたトイレ故障のクレーム。慌てて業者手配するも来訪が9時になるとのこと。先方にこのことを伝えて午後7時までに仕事を終わらせてそのまま事務所で業者が来るのを待つ。この間、獅子児さんへメールの返事を書いた。前日と同じく悩みに悩んで1時間ほど掛かったか。

　コトの顛末をこの日記に書くつもりはまったくない。もし書いてしまえば自分可愛さのあまり著しく客観性に欠けるものになってしまうことが目に見えているからだ。個人の日記であり構わないのではないかという人もいるだろうが、そういうやりかたは私の美意識に反するのである。ただ一つ、言っておきたいのは、私も彼もまったく真摯な態度で今回のこの件に対しておりその主たるモチベーションはより良いオタクアミーゴス公演を開催するということに他ならないということ。巷に良くある金銭のもつれ（と言うほど予算は潤沢でないという話もあるが）などではなくましてや女性（笑）が介在するということでもない。また代表の地位に関してどうのこうのということでも無論ない。そう言った意味で言えば、私も獅子児さんもまったくの“純粋の徒”なのである。って自分でいうことじゃないけどね。

　帰宅は10時過ぎ。コロッケ、スパゲティサラダ、ハマチの刺身、ビールは飲まずにゴハン二膳。ハマチの刺身がねっとりしていて美味いのなんの。こいつに山葵をたっぷり乗っけてゴハンのオカズにするともう堪らないのよ。禁酒中という悲しい身の上を忘れてさせてしまうほどであった。

　本日の「スタートレック・ヴォイジャー」、転送事故でセブン・オブ・ナインのボーグナノプラントがドクターのモバイルユニッタ－内にまぎれ込み自己増殖を始めてしまう。その結果誕生したボーグ個体はモバイルユニッタ－譲りの500年先のテクノロジーを備えていた・・・。ＴＮＧのデータ－の娘、ラルを思い起こさせる感動のエピソード。ラストのセブン・オブ・ナインの表情に魅せられてしまう。

　おっと、忘れるところだった、本日、吉村昭「神々の沈黙」、山城三郎「盲人重役」（あっ、あぶねー）を読了。

　10月30日（月）心中密かに
　そりゃにぎやかしてやる奴はいない。ＢＷＰの“伊藤さんの物語”同人誌が伊藤氏本人からの抗議で発売中止になった顛末を読む。うひゃああと改めてこの伊藤氏という人物の異常性に驚いた。おいおい、いきなり電話かけて怒鳴りちらすのかよ、たまらんね、この人は。まあ、どうせ名誉毀損だのなんだ、がたがた言うと告訴しちゃうぞという得意の告訴攻撃を仕掛けたのだろうが、いや、やっぱりカッコ悪いぜ、これは。普通、メールやＢＷＰでの抗議が先に来るのが当り前ではあるまいか。それで埒があかないとなれば電話・・・ってやっぱりマズイよ（笑）。それともこれが同人誌の世界では常識なのだろうか。

　そんみんそんみんと仕事。8時半に起きてズバットさんと共に目玉焼き、味噌汁のかなりヴォリュームのある朝飯を食って午後9時に出社。ズバットさんに事務所に寄ってもらって補充分のチケット5枚を渡す。彼が帰った後、二日酔頭をふりふりさせながら物件の見回りに出かける。午前11時にお客様とのアポがあったので博多駅までいきとある喫茶店でお客様に入居申し込み用紙をお渡しする。帰りにＢＯＯＫ　ＯＦＦ日赤通店に寄って城山三郎「危険な椅子」を購入。

　昼休、獅子児さんからのメールに返事を書く。考え考え何度も手を入れて1時間半ほど掛かる。まあ、これでオレの真意がどれだけ伝わるか、だな。たっぷり朝飯を食ったので昼飯は抜き。その後、管理物件の整理、ＨＰへのアップ、書類仕事、家賃受け取りなど。午後7時近くにＭ不動産のＭ氏が来訪。1時間ほど話しこむ。

　午後9時に帰宅。夕食は豚汁、鯛の刺身、生キャベツ。ビールは飲まずにゴハンを二膳。こういう時は腹八分目がよろしい。その後自室に戻って「危険な椅子」読了。前の経験にこりてしっかりチェックして買ってきたので鼻毛がぼうぼうという事態は避けられた。また小説その物も会社という組織の中でひとつの歯車としてしか扱われなかったサラリーマンの復讐嘆であり読後感がすっきりしているのが宜しい。こういうカタルシスを味わいたくってＢＯＯＫ　ＯＦＦで100円の文庫本を買っているんだ、私は。

　なかなか見所のある雅美姐さんと和田アキ子の深夜番組「テレビ」（？あ、あれ、番組名きちんと覚えてないや）、和田アキ子がルー・大柴のことをヘイ・大久保と間違えて覚えていたという話に抱腹絶倒。

　10月29日（日）トッカータと風魔
　もはややけである。唐沢さんの一行知識掲示板、書き込み数が激増したのに伴ってとんでもなくウスイ人がちらほら・・・。ついにある常連さんより“ドラえもん全巻読めば分かる程度のことを一行知識とは言わない”という厳しいつっこみが入った。気持ちは分かる、うん、すごーく分かる（笑）、しかし、しかしだ、こう発言してしまうことで新参者を押さえ込んでしまうのは如何な物か。数多の発言者の数多の発言が玉石混交なのは当り前、この一行知識掲示板の意義は広く浅く知識を求めることにあるのではないか。一人で集められる一行知識は多寡がしれている、掲示板の主催者である唐沢さんご自身もこう仰っていることだし我々年寄り（常連）は子供（新参者）の成長を好々爺然として見守るべきではないだろうか。そして自身は玉石混交の中の玉となるべくフントウドリョクを重ねていれば宜しい。

　話は変わってまたまた2ちゃんねるの唐沢さんのスレッド、エライ勢いで書き込みが増えている。まあ、例によって例のごとしで格別読む価値があるわけでもないクズスレッドに成り果ててしまった。もはやスレッドを立てた編集者となのる人物の思惑などどうでもよくなっているかのようだ。それにしても唐沢さんの本が案外売れていないなどと書き込んでいた奴がいたがそんな人間が年間10冊も本を出せるかってんだ。ネタミ、ソネミ、ウラミ、ツラミは人間である以上しかたないがもうちょっと考えるがよかろう。私は何度も言っている、物書きに人間性など関係ない、その書く物だけで判断するべきなのだ。おのれの非力を棚に上げて相手の人間性をあげつらうほどカッコ悪いことはない。

　いや、別に唐沢さんが極悪非道の人という訳じゃありませんよ（笑）、聖人君子とは言わないけれども（笑）非常に他人（ファン）に気をつかう人だし、作家であるということと関係なしに1個の人間として、また人生の先輩として尊敬している。だからこそ私は一文の特にもならぬオタクアミーゴス公演の準備団体の代表というＯＢの発言力が強くまたそのＯＢ同士が古くからの友人同士であるという極めてヤヤコシイ（笑）立場に身を置いているのだ。そりゃね、唐沢さんと仕事上のつきあいがある訳ではないのでアンタはあの人の本当のスガタを知らないのだと言われるかもしれないが、そんなことは私のしったことではないのである。また昨日の日記に書いたように仕事ならばなおさら人間性など関係なかろう。イヤな人とはお仕事できませんなどいい年した大人の台詞ではあるまい。こんな輩は風俗嬢を見習うべきである。

　午前中、昨日案内した物件の鍵を先方の不動産屋に返しに行く。Ｏ氏が藤崎の物件を見たがっている旨伝えて退去が決まったらすぐ電話くれるように頼んでおいた。途中福大近くの本屋によってあれこれ物色、コンビニで昼食を買い込み1時近くに帰社。ぼつりぼつりと物件の探索、書類仕事をやる。

　午後8時にZubatさんとアクロス福岡にて待ち合わせ、安くアゲようということで地下2階の飲み放題、食い放題のしゃぶしゃぶ屋へ行ってみるがすでに満席。長蛇の列が出来ている。あきらめて正面玄関に戻り藤原さん御夫妻と合流、近くの天狗やという居酒屋に入る。そこで2時間ほど怪獣映画、特撮映画、サタデーナイトライブ、サボテンブラザース、ブルースブラザースなどの濃い、濃い、オタク話をたっぷり。回りの空気がたちまちダークブラウンに染まった。

　10月28日（土）柏餅Ｄ
　とんでもねードキュン漫画と馬鹿にしつつも全巻揃えている私。いつぞやしおやさんと飲んだ時普段、わざとアタマモジＤと呼んでいるくせがでてしまって大声で“いや、あのアタマモジＤがですねエ”と言ってしまった。他のお客さんはみんな俺のことを頭文字も読めない馬鹿と思ったことだろう。それどころか友人、知人関係にいや、昨日、頭文字をアタマモジと言っているトンチキがいてさあ”などと話したかもしれない。ぐああああ、は、恥かしいよう。

　2ちゃんねるの雑誌板、唐沢さんのスレッドが立っている。それ自体は別段構わないのだがスレッドを立てた編集者となのる人物、仕事を頼みたいのだが、扱いにくい人物と聞いているので心配です、実情を教えて下さいとは何事か。いやしくも編集者であるならばライターの人間性など関係なしにオモシロイ原稿を得ることのみに腐心するべきではないか。それをややこしい相手ならば仕事したくないなどと本気で言うておるのか。こういうプロ意識の欠如した編集者もどきが雑誌というものをつまらなくしているのだ。ええい、このような馬鹿は死ね,死ね、死んでしまえ。あの世にいってインターネット掲示板でおのれに編集者としての資質がみじんもないことを得意げに披露するという恥かしくて堪らない行為をしてしまったことを反省するがいい。また、擁護の書き込みにかならず御本人ですか、自己弁護はみっともないですよなどとエラそうに反応するやつもイタすぎ。あれくらい忙しい人がいちいち2ちゃんねるにしかも匿名で書き込みをすると思っているのか。あなた、2ちゃんねるだけがこの世の全てではないのですよ。

　もっとも原稿が遅いというのは本当だろうな。うん、日記を読んでいるとよーく分かる（笑）。

　本日は午後4時すぎからまたＯ氏を御案内。1件目は首尾よくいったのだが、2件目のコーポが見つからない。車一台がやっと通るぐらいの細い路地をひいひい言いながら行ったり来りしたのだが、どうしても見つからない。午後6時を過ぎてもう真っ暗、しかもあたりは大渋滞という酷くなさけない状態となってしまった。結局案内を諦めて地下鉄大濠公園駅まで氏を送りわあ、ＡＩＱのミーティングに間に合わないと大急ぎで事務所をめざす。

　帰社したのが7時10分、20分のバスに乗らねば時間に遅れてしまう。顔色を変えてばたばたと身支度を拵えなんとか間に合わせた。7時40分過ぎに福家書店到着。チラシの補充分を届ける。ちょっと店内冷やかして8時丁度に集合場所である地下街の中央広場に向かった。今日は出席できないぴんでんさんがちょっと顔を出してアメリカ土産をみんなに渡してくれる。どはー「トレッキ－ズ」だ、わーい、わーい、“『メリーに首ったけ』以来の笑激！”なんてコピーがあって感激する。ぴんでんさん、どうも有難うございました。

　ロッテリアにてＡＩＱのミーティング。出席者はオレ、しおやさん、獅子児さん、魔朱妲愛普羅さんと御友人、Ａさん、ZUBATさん、前スタッフのKouさん。宣伝のこと、学園祭回りのこと、当日配置のことなど1時間に渡って話し合う。もう公演まで1ヶ月を切っているので熱の入ること、入ること。なんど味わってもこの雰囲気はよろしい。

　午後9時より天神の“しっとおや”にて飲み会。裏モノ常連の藤原さん御夫妻を迎えてがんが飲む、がんがん食べる、がんがん喋る、ダイエーが負ける、怪獣映画が好きとはしたなく叫ぶ。今日が初対面である藤原さん、子供のころからゴジラ映画をかかしたことがなく、平成ゴジラもデストロイアを除いて映画館でみている由。さらにデストロイア見られなかったのでＬＤボックスを買ってしまったとか。だいたいこういう人に限っていやいや私は大したオタクじゃないですからとか言うんだよな（笑）。

　さらに薬院のカラオケボックスへ場所を移して狂乱の時は続く。午前3時近くまで赤影やらウルトラマンやら歌ってあまつさえ少し踊ってしまう。馬鹿である。

　10月27日（金）大蛸に教えられ
　塩もみをするのだ。2ちゃんねるのニフティ板が実につまらないことになっている。数多あるスレッドのほとんどがいわゆる掲示板＃8の残党で占められＥＸＡ派、反ＥＸＡがえんえんと果てのないバトルを繰り広げている状態。どのスレッドを見ても30発言目ぐらいからちんかすだの読むにたえない罵詈雑言のカマしあいになるという誠に無意味な場と化してしまっている。それにしてもＥＸＡは高学歴で一流会社に勤めているから彼を誹謗するのは間違っているという趣旨の書き込み、本人かどうか知らんが本気なのだろうか。もし本気であるとしたら私はこのような人とはネットであれ実生活であれお付き合いしたくないなと思うのであります。だいたい、新聞の投稿欄に採用されるのを作家活動とは言わんぞ、フツー。ああ、前のニフティ板がなつかしいなあ。

　どしどし仕事。あさっぱらから営業に回って午前11時過ぎに帰社。休む間もなく書類仕事して昼飯はカップラーメン。午後からは事務所につめてお客様のお相手。知り合いの不動産屋など来客多し。なんだかんだむやみに忙しい。

　帰宅は午後8時半。カツオの刺身、白身フライ、キュウリとコンブの酢の物など。いつも通にビール一缶、カツオの刺身を細かく裂いて醤油をぶっかけたものをゴハンに乗っけて一膳。簡単だがどうしてこんなに美味いのかと思わせるメニューであった。

　午後11時に事務所へ戻ってネットに繋ぐ。とっておきのネタを唐沢さんの一行知識掲示板に書き込んだ。この間、「トンデモ一行知識の逆襲」に書いてあったネタを得意げに披露するという恥かしいミスをやってしまったのでその挽回のつもりなのだ。しかしそれにしても一行知識掲示板の賑わいは凄いなあ、ホンの10分ほどで書き込み3件あったりするのである。それも2ちゃんねるのような複合掲示板ならともかくネタ禁止の一行知識のみの書き込みなのが恐ろしい。こ、これが唐沢　俊一の力か！

　その後、アミーゴス会議室のＲＴ。ぴんでんさんにラスベガス旅行の写真を見せてもらう。「え、どうです、本当に行っているでしょう？」と嘯くぴんでんさん。いやいや、分からんぞ、当節デジタル技術が発達しているからな、知人がデジタルカメラで撮ってきたラスベガスの写真をコンピューターに取り込み、知人をその画像から切りとってしまい、変わりにポーズをつけたぴんでんさん自身の画像を嵌め込んで・・・。

　10月26日（木）小料理屋の力
　これがあるから北半球では渦が左巻きに、南半球では右巻きに流れるのだ。えーっと今は声優さんになってしまった角松かのりという人のヌードグラビアが好きで当然ネットで集めまくっているのだが、その過程においてヌード画像集の中にエッチなＣＧやら訳の分からん壁紙や猫の写真までごっちゃにしているユニークなサイトを見付けた。で、そこのギャラリーの中に“Men At Work”というコーナーがあったのだ。働くおじさんとはなんぞや。実にイヤな予感がしてクリックするのをやめてしまったのだ。

　てれんぱれんと仕事。物件ファイルを一度外したらなかなか元に戻らん様になって30分ほどじたばたする。このファイル、Ａ4サイズの紙が入る唯一のものなのだが、こう使いにくくては堪らない。もっと便利なものはないか捜してみることにした。昼飯は自宅にいったん戻って冷凍讃岐うどん。10分ほどで調理できてこの味ならばファイルと違って文句の言い様もない。

　午後よりＯ氏の為の物件を探索。地下鉄沿線で広いロフトがついていて家賃が5万以下、そんなんあるわけないやんと言われそうな条件だがそこはさすがに福岡。大して苦労もせず3.5畳相当のロフトがついている物件が3件も見つかった。早速先方の不動産屋に連絡して鍵のありかを聞く。こんどこそは決めてもらうぞ。

　（株）オタキングの柳瀬さんよりメール。チラシの件了解ということでホッとする。また別件でアミーゴス公演の際に地方でこのようなオタクイベントを開くにあたっての苦労話や要望を取材したいとのこと。むむ、ということは我々ＡＩＱの活動が多少なりとも認められてきたということなのだろうか。打ち上げもしくはその後ならば大丈夫ですのでどんどん聞いてくださいと返信する。

　夕食は酢牡蠣、マグロブツ、鳥の唐揚げ、生野菜。昨日の美味い牡蠣は酢牡蠣にしてもやっぱり美味かった。明日は牡蠣フライにしてくれとリクエストするともう今日の分でおわりだよーんと言われてしまう。畜生、残念である。例によってビール一缶、ゴハン一膳。

　午後10時過ぎからウィスキーを飲みながらまた『サウスパーク　ＴＶ版』のＤＶＤを見る。好い加減酔っ払ったところでぴんでんさんに架電。「いやいや柳瀬さんがＡＩＱの苦労話を取材したいんだってさ、いやうれしいじゃないの」と人のメイワクも考えずに喋りまくる。いや、どうもすいませんでした。

　10月25日（水）道雄、お前、満貫なんかやめてウチの新聞社に入れ
　雀荘に入り浸っている道雄を心配した叔父が。昨日の夜10時すぎからにわかに鼻の調子が悪くなる。むずむずといやにもどかしいかゆみが続いてクシャミを頻発。とうぜん、鼻腔内が腫れ上がり息もろくざまできない始末。これではあかんと風邪薬を飲んでなんとか収まったのだが今度は薬の副作用か寝られやしない。ベッドの中で午前5時半くらいまで悶々とする。

　本日は休みであるので午前9時半起床、それでも4時間と眠っていないからもう頭がぼんやりしていやになる。コンビニの菓子パンで昼食を済ませ、テレビで時間をつぶしてから事務所へ行った。朦朧とした頭をふりふり日記つけとネットのチェック。11月1.2日のアミーゴスロフト公演についてのメールを（株）オタキングの柳瀬さんに送り、電話でＡマイナー改めロデム君へＴ大学園祭でのチラシ撒きを指示してＡＩＱ関係のお仕事は終わり。

　車で天神のビックカメラへ。ようやく『サウスパーク』劇場版のサントラを手にする事ができた。それからＢＯＯＫ　ＯＦＦへ行って『スタア誕生』と『マスク』のＬＤを売却。1枚、400円の売値に呆然とする。いかにＤＶＤが主流になってきた世の中とはいえ、これはあまりに厳しい。昨年までは1枚800円にはなっていたのだから。ついでに吉村昭「高熱随道」、「熊嵐」を求めて、また近所のコンビにでアフタヌーンを求めて帰宅。

　さっそく、プリヒートしたアンプで『サウスパーク』のサントラを聞く。パッケージを開いてみるとあっ、なんということだ、日本語の解説がついているのはともかくとして肝心の歌詞が収録されていないではないか。うわん、うわん、これじゃ買った甲斐がないようと床を転げ回って泣き喚く。サントラの内容自体は優れているだけにこれは納得できない。くそ、ＤＶＤが出るまで待てということなのだろうか、畜生め。

　気を取りなおして「高熱随道」読了。ううーん、オマタ、まーたまた一つ一行知識掲示板のネタを見つけちゃったもんなあ。それから暫く自室のソファーで昼寝。キモチよく30分ほど寝たか。その後事務所へ行ってレッドテール水槽の水換え。

　夕食は野菜炒め、マグロ、ハマチの刺身。余りの美味さにほこほことしてビール一缶飲む。仕上げは例によって細かく千切ったマグロの刺身をゴハンに乗っけて簡易鉄火丼。ワンパターンの極みであるが美味いものは美味いのだ。

　「明石家マンション物語」、だめだめボーイズが出川に厳しいダメだし。“ディズニーランドで立小便して係員に注意されてはだめ、だめ”　思わず吹き出した。やっぱ、哲っちゃん、そんなところで芸能人が立ちションをするのは、やばいよ、やばいよ、やばいよ。

　10月24日（火）オゴポゴ娘
　あたしってぇ、ほら、オゴポゴのことなんか全然しらない人だからぁ。ＤＶＤで同タイトルを買いなおしたその後のＬＤ、あなたはどうしてますか。私はメイキングなどで明らかにＤＶＤに対してアドヴァンテージを持ったＬＤ、輸入版以外はすべてうっぱらっております。売るところがもっぱらＢＯＯＫ　ＯＦＦなので1枚900円程度にしかならないが、場所塞ぎだし唯でないだけましと思わなければいけない。もっと高値で買ってくれるところもあるんだろうが、そんなにちょくちょく出かけてはいけないからな。

　ぼしんぼしんと仕事。午前中は管理物件の見回りと営業。昼飯にコンビニのあの微妙にウマイ小割け蕎麦を食い午後から昨日遣り残していた物件の整理。来客無く車のセールスや電話による金融の勧誘のみ喧しい。午後6時過ぎに来客有り、条件を聞出し物件の探索をやったので帰宅は午後8時過ぎ。こちらのお客様の御案内は木曜日となった。

　夕食は出来合いのハンバーグ、ハマチの刺身、生牡蠣。とくに北陸産という生牡蠣がうまし。私は福岡でいう酢牡蛎というものをあまり好まないのだが今日のそれはレモンを数滴たらしただけでいけた。あっというまに自分の割り当て分を食い尽くしてしまう。むむう、こういう牡蠣ならば10個でも20個でも食べたいのだ。おっと書き忘れていた、当然のようにビールを一缶、ハンバーグも美味かったのでゴハンを二膳。ちょっと食べ過ぎかな。

　その後、レンタルＤＶＤで『スリーキングス』を見る。当初はよくある軍隊内の愚連隊ものと思っていたのだが金塊を強奪したあたりから反フセインゲリラとからみだしラストはぜんぜんわざとらしさのない大ハッピーエンド。あれだけ戦争映画の常道をはみ出しなおかつ感動させるなんざ、にくい演出である。画質も良好、おれにはあんまり関係ないがメイキング他のサプルメントも充実しておりお薦めできる一本だ。

　本日の『スタートレック・ヴォイジャー』、ケアテイカーのステーションを破壊しデルタ宇宙域に止まることを選択したジェ－ンウェイであったがこの決断に対して激しい自責の念に囚われていることがあきらかになる。それゆえジェ－ンウェイは自分を犠牲にしてヴォイジャーを助ける作戦を立案するがチャコティを始めとした全ての上級仕官がそれを拒否、苦戦しながらも環境汚染種族艦隊の突破に成功するのであった。

　もちろんこれはリッパな反乱なのだが、他の連邦の艦とは違う特殊状況下にあるヴォイジャークルーの家族意識の現われと言うべきであろう。しかしこうしてみるとますますジェ－ンウェイは艦長として不適格な人物であるという気がしてきたぞ。

　10月23日（月）タン塩、ＯＫ
　焼肉屋で大声で言ってご覧。Hi-Viの11月号を買った。ずらりと並んだ新製品ＤＶＤプレーヤーの紹介記事にコーフンする。ほうほう、パイオニアのＤＶ-Ｓ737は89.800円でプログレッシブ出力が可能、それに加えてＤＶＤ-ＲＷの再生ができるのか、画質調整もできるしノイズリダクションも良さそうだ。なによりリモコンが使いやすそうなのがヨロシイ。ＤＶＤオーディオにこそ対応していないが、どうせそんなもん聞きゃしないしな。よし、決めた、俺はＤＶ-Ｓ737のリージョンフリーモデルを買うぞ、そうしてぴんでんさんに買ってもらった『トレッキ－ズ』を高画質再生するのだ。

　次なる目標は当然、ドルビーデジタルＥＸ、ＤＴＳ-ＥＸ対応のＡＶアンプ、プログレッシブ対応の液晶もしくはＤＬＰプロジェクターなのだが、オレのメガネに適う製品となると最低でもアンプは20万円以上、プロジェクターなら60万円以上となってしまう。まだまだ先は長いのである。

　すぱすぱと仕事。午後5時くらいからＯ氏を案内。某井尻の安アパートに連れて行く。しかし、しかしだ、2ＤＫで4.5万円という値段の通り、めまいがしそうなほど古くて汚い、まるでドリフタ－ズのコントに出てきそうなタタズマイであった。当然、この物件は諦めまた翌週の案内を約束する。

　午後7時に帰社してのこりの仕事を片付け午後8時半に帰宅。夕食はハマチの刺身、ネギトロ、ポテトサラダ、ホウレンソウのお浸し。わはははとネギトロに山葵と醤油をかけてめったやたらに書きまわして味わう。こいつでビール二缶飲んでさらに残りをゴハンに乗っけて一人ネギトロ丼。ああ、ああ、美味し。仕上げにコーヒーを飲んでゆっくりこの動物的な感動を楽しんだ。

　その後、ジャッキー・チェンの『プロジェクトＡ』を少しだけ見る。やはりこの時期のジャッキーは素晴らしい。

　10月22日（日）草波の剣
　「草波さん、なんだってあんた、そんなもの持っているんだ」と叫ぶ飛葉。2ちゃんねるの特撮板にアミーゴス公演の告知を上げていたらサリン持っていって殺してやるという誠にランボウなレスがついていた。今時サリンはなかろうと大笑いさせてもらう。面白いのでつついてやろうかと考えたが何せここのアドレスを書いてあるからなあ、掲示板あらされるくらいなら構わないが会社に悪戯電話など掛けられると困るので残念だがやめる事にしました。でも、まてよ、ここで飛びっきり挑発的なレスをつけて騒ぎを起こし他メディアへ取り上げられるほどの醜い争いを繰り広げて結果的に公演をＰＲするってのもありかも。

　ダイエーが強い。大方の予想を裏切って逆転で2連勝。ファンである弟がにこにこしている。ここで黙ってられないのが私の悪い癖で、「でもなあ、日本一になってもダイエーそのものの屋台骨がぐらついているからなあ、その内、一軍と二軍を行ったり来り程度の選手にはユニフォームが2枚しか支給されないようになっちゃうかもしれないぞ。奥さん、大変で毎日ユニフォーム洗濯したりしてな、それでしょっちゅう干してあるもんだから近所の奥さん連中がアラ、あそこの家は旦那さんがプロ野球選手であることを自慢しているんだワとか言われてな、仲間外れにされたりするんだ」　これは冗談ではない。今はどうかしらないが10年くらい前の日本ハムで実際に起こったことである。

　えじえじと仕事。午前10時半くらいに電話で物件探索依頼あり。なんとかお客様の御希望にかなうと思われる物件を見付けることができたので午後の案内を約束する。昼飯は冷凍食品のスパゲティ・ナポリタン、味はともかくとしてパッケージごと電子レンジに放り込むだけという簡単さがよろしい。

　午後3時すぎからお客様を西鉄薬院駅まで迎えに行きとある場所のとあるマンションにご案内。場所そのものは気にいってもらったようだが友達と二人で住むという条件を聞いて審査に通るかと心配になる。一般的な不動産屋では男女を問わず友達同士での入居をいやがる傾向があるからだ。今更こんなことを言っても仕方ないので事務所で入居申込書を書いてもらい先方の不動産屋へファックスした。さあてどうなるか。

　帰宅は午後8時。各種刺身でビールを飲み生卵を落としたトーフの味噌汁でゴハンを一膳。母親、手抜きですまぬとしきりに言うが何、こんなもので十分ですよ。

　10月21日（土）かんかんのう、きゅうのれすの船板
　えっ、意味が分からない？はっ、はっ、はっ、何を仰いますやら。いいですか、心を無にして3回かんかんのう、きゅうのれすの船板、かんかんのう、きゅうのれすの船板、かんかんのう、きゅうのれすの船板と唱えて御覧なさい。ホラ、カルネアデスの船板と思えない事もないでしょ？この間から自動アンケートやら、2チャンネルの特撮板などにオソルオソル、アミーゴス公演の宣伝をアップしているのだが-だってコワイんだもん-自動アンケートの方でこんなレスがついていた。“エロの冒険者、氏ね”ふむ、内容はちとアレだが少なくともこのＨＰには来てくれたのだな。まあ、ありがたいことである。

　この間、2チャンネルの特撮板で岩佐陽一氏について、“まったく客観性のない文章”という評価をしている書き込みを読んだ。それはまったくその通りなのだが、そもそも客観性を持っている人がオタクなんてやってられないよな（笑）。オレなんか怪獣映画というものが好きで好きでしょうがなくて国産、輸入を問わずにＬＤやらＤＶＤを買い集めぎゃははは、なんだこの特撮は、うわ怪獣ゴルゴの造形ひでぇなどと言いつつそれでもこの識者にいわせればクズにしか過ぎないこのジャンルを愛して愛してやまないのである。これは一種の病気なのでありそこに作品データ－などのいわゆるオトナデータ－、これ以外の客観性などはいる余地はないのだ。こういうつまらない正論をいう人には以下の岡田斗司夫氏の言葉を捧げよう。“いい年こいてアニメや怪獣映画を見ている奴はオタクじゃああ、ちなみにいい年とは中学生以上じゃああ”

　ぽそぽそ仕事。午後になってからあるお客様より本日の御案内キャンセルの電話が入った。これで午後4時以降の予定がぽっかりと空いてしまう。土曜日なので営業に回ることもできずネットサーフィンなどで時間を潰す。終業後、午後7時過ぎのバスで赤坂門へ。焼鳥屋で焼鳥買ってしおやさんの事務所へ向かう。

　お客を招いてアミーゴス公演のビデオを見せ、チケットを買わせてしまおう大作戦の為なのだが本日のお客様はひとりだけ。しかも私が事務所へ到着後すぐに帰ってしまわれたのだった。それから午後10時過ぎまでしおやさんと二人で酒を飲みながらビデオを見てげらげら笑う。ううん、実にオタクらしい週末の過ごし方だね。

　ろくに飯を食っていなかったのでラーメン屋“しばらく”で生ビールとラーメン。西新の本店と違ってごく普通のラーメンであった。また酒を飲んでいる連中のうるさいこと、うるさいこと。すっかり不機嫌になって店をでる。そうしてその不機嫌は赤坂門のバス停で最終便がすでに出てしまった後であることに気がついてますます酷くなってしまったのであった。

　10月20日（金）スッタモンダ・コメディ
　うん、なんとなく意味はわかるな。パソコン通信・インターネット特有のジャーゴンというものがありますな。今までの例でいうとカキコとか見るだけで顔が赤らんでしまうほどとてつもなく恥かしいコトバ。インターネットの普及と共にこれがだんだん増加していくように思われる。2ちゃんねるが起源のモナーとか氏ねとか逝ってよしとか自動アンケートが起源と思われる箱作とか、もうなんだか、すっごくアタマ悪そう。オレなんかはインターネットなどというものは個性を発揮できる数少ない場所と思っているわけなんだけど、みんな人と同じコトバつかって同じようなことを考えるのが余程好きらしい。ただでさえ日本というのは付和雷同を強いられる社会なんだからインターネットくらい人と違ったことをしても良さそうなものだが。

　ぴすぴすと仕事。午前中、管理物件、営業回りなど。昼飯にカップヌードルのミニ164キロカロリーを食べる。恐ろしく腹が減っていたのでもう美味い事、美味い事。汁まで余さず啜り込む。これで午後6時くらいまでは安心なのだ。午後からはお客様の御案内、入居が決まったので先方の不動産屋まで契約書類を取りに行く。ずっ、ひっ、ひっ、これで手数料プラス広告料がまる儲けだ。夕方トイレの漏水工事に立会い帰宅は午後8時半。

　夕食はまってましたの鍋物、カワハギの刺身。この刺身、なぜか羊羹風にきってあり素材の新しさは伺えるものの全然美味しくない。カワハギなんてのは元来薄－く、薄－く切って細ネギを散らしたポン酢醤油で頂くのが常道、山葵なんかつけたってどうしようもないのである。しかし鍋物が美味かったので何にもいわずにぱくぱく平らげたのでありました。また本日もビール一缶、ゴハン一膳。デザートにウマイ柿を二切れ食べた。

　夕食後、レンタルＤＶＤでデンゼル・ワシントン、ブルース・ウィルスの『マーシャル・ロー』見る。予告編は良かったのだが（笑）。アラブとアメリカの対立を描いたポリティカル・アクションなのだが各キャラクターの立ち位置がはっきりしないのでストーリーに全然緊迫感がない。また戒厳令が発令されるまでのプロセスを省略してしまっているのでニューヨークに駐留する陸軍にリアリティがなくまるっきり漫画である。だいたいＦＢＩ捜査官というまったくの第3者が立ち会っている場で容疑者を拷問して殺してしまう軍隊なんて今時あるものか。ナチスのユダヤ人狩りに見たてたんだろうけどその発想が幼稚すぎる。

　午後11時半から事務所へ行ってアミーゴス会議室のＲＴ。ぴんでんさんからメッセージが入っていたので急いで応答したが果たして分かってもらえたかどうか。

　10月19日（木）恋はミステリアンの帆掛け舟
　なんだ、それは。昨日に引続きリージョンフリーＤＶＤプレーヤーの話。ちょっと気になって逆輸入改造品のリージョンフリーＤＶＤプレーヤーのショップのサイトをを覗いてみたら新製品が何機種か加わっていた。その中にパイオニアの約9万円のプログレッシブ対応モデルがあるじゃありませんか！これに激しくココロを動かされる。むう、この値段でプログレッシブ対応かあ、以前このサイトで販売していた対応モデルは東芝製のものであったため二の足を踏んでいたのだが、これがパイオニアとなるとまったく話が違ってくる。頭の中で“これにしようか音頭”が鳴り響くのである。

　ＤＶ-10ＡＸのリージョンフリーモデルは確かに性能はいいだろうがメンテナンスに不安があるからなあ、そういうものに大金をかけるのはコワイしなあ、これで手を打つかなあ、機能的には何の不足もない訳だからなあ。私の貧乏臭い悩みはつきることがないのであった。

　きりきり仕事。朝っぱらから水道に関するクレームが2件、あまりといえばあまりなシンクロニシティに腹を立てつつ修理の手配。ばたばたする内に午前中が終わってしまう。昼飯はコンビニの小割け蕎麦。麺の方は相変わらずであるがツユがびっくりするほどウマイ。蕎麦を食べ終わってからお湯を足して飲んでみるとそれなりに飲めてしまう。もちろん蕎麦屋のそれには比べ様もないのだがコンビニの食べ物の進歩にはいつもながら驚かされてしまう。

　午後は物件整理、土曜日案内予定の物件の探索。あっちこっち電話してついに絵原の貸家5.5万円を発見。3ＤＫで駐車場一台込み、外犬ＯＫという好条件。Ｏさん、これでどうですかああ。夕方より水道修理に立会い終わったのが午後8時、それからさらに書類仕事して帰宅は午後9時となった。

　夕食は母親が出かけていたので全て出来合いのもの。マグロ・ハマチ・ひれカツなど。バランスが悪いので昨日と同じく生キャベツを山の様に食べる。ビール一缶飲み醤油に浸したマグロをゴハンに乗っけた簡易鉄火丼で締め。やっぱりマグロで食べるご飯は美味しいなあ。

　シャワーを浴びた後録画しておいた『アジャパー天国』見る。ストーリーは流石に古臭いがギャグのドライさには注目すべきだろう。ボロアパートの一室に寝ている大学生、壁の穴から隣の悪ガキに水鉄砲で水をかけられ飛び起きる。あれ、雨漏りだ、しょうがねえなあと手近の鍋を置いて場所を換えて寝なおす。ガキはくすくす笑ってまた水をピュ－。大学生、また別の鍋を置いて場所を換える、これが繰り返されてしまいには大学生が水泳帽に水中メガネ、レインコートを着て傘をさして寝ているという・・・。また益田喜頓のビール壜でなんども頭を殴られる演技のタイミングの良さよ。

　主人公の伴淳のみならず脇役一人一人の台詞回しに実に味があるのに驚くが、何、ロッパ、柳家欣五郎（あー、字が思いだせん）、シミキン等々の当代一の曲者ぞろいなのだ、当り前か。

　それからさらに「ＴＶチャンピオン　似画絵王選手権」を見て午前3時就寝。

　10月18日（水）ハシッシだョ！、全員集合
　歯ァ磨けよ！ある輸入ＤＶＤショップでパイオニアのＤＶ-10ＡＸのリージョンフリー版を販売しているのだがこれが22万円、リージョン別にプレイヤーを揃えるなどという馬鹿なことはしたくないので是非購入したいのだが、現在自由になる金が15万円しかない。しかもその内5万円をアミーゴス公演につっこんでいるのでなおさら金がない。うーん、公演が終わって精算したら残りの7万円をローン組んで買えないかな、ああ貧乏くさいな。

　本日は休み。ちょっとお寝坊して午前9時50分起床。シャワーを浴びてコーヒーを飲みながらゆっくり平日のＴＶを楽しむ。例によって午前11時に事務所へ行って日記つけとネットのチェック。いろんなところでげらげら笑ったり感心したり馬鹿かこいつと鼻をならしたり。それからＡＩＱ山口支部広報担当次官のAnieさんへ送るチラシの準備をしていったん帰宅。

　冷凍讃岐うどんを作ってわびしい昼食。副食物として炒めたウィンナーをクロワッサンにはさんだモノを同時に摂取した。2時近くまで自室でぼんやりした後ようよう外出する。郵便局へ行ってチラシを発送、しおやさんの事務所へ行って福家書店のチケット納品書類を作成、近くの本屋で立ち読んでＡＶ借りて帰宅。こ、これが30半ばの独身男の休日か、誰とは言わないが今現在アメリカ滞在中で“明日はスタートレック・エクスピアレンスに行ってきまあす”と脳天気なことをおっしゃってる御仁さえいるのに、このオレは・・・。ああ、虚しい。

　その後も部屋でぼんやりして過ごし午後6時からまた事務所へ行く。アミーゴス関連のパティオへ幾つか書き込みをしメールの返事を書きレッドテール水槽の水換え。

　夕食は小アジの南蛮づけと鯛の刺身。よく揚がった小鯵をばりばり頭から齧る、なんか猫のようであるがこれが堪らなくウマイ。ビールに合ってあって仕方ないのでいかんと思いつつ二缶飲んでしまう。仕上げにナスの味噌汁に卵を落としたものでご飯を一膳。oh! oh!オレは半熟卵さえあればシアワセなのさ。

　夕食後、自室に篭ってまたまたドラクエ。今、メルビンが単独行を余儀なくされるところをやっているのだがうっかり魔法使いにしちゃったものでもう弱いのなんの。転職もできないししばらく地道にレベルをあげるしかないのか。

　10月17日（火）魔女っ子トゥエルヴ
　ちゃちゃちゃーん、ちゃちゃちゃちゃ、ちゃちゃーん。我々はついにそのＸと名乗る男との接触に成功した。彼が語るところによるとロズゥエルの墜落円盤から救出された12人の魔女によってアメリカ軍部はおろか大統領までが操られているというのだ。しゃれが苦しいなあ、もう1週間ほど前からストックがなくなり日記をつける寸前まであれこれ考えたりしているのだ。もう潔く止めてしまえばいいのだがへんな意地とプライドが邪魔をしてどうにも思いきれない。かくしてもともと下手だったオレのシャレがますます詰まらなくなってしまうのだ。

　でろでろりんと仕事。燃えないゴミの後始末から物件の探索、管理物件の掃除など。また風邪が酷くなってきたようなのでダイエットを諦め“牧野うどん”で卵うどんを食って昼食とする。一味唐辛子を山の如くいれ汗まみれになって食い終わると風邪もあきらめたのか症状が好転する。何故か張りきって帰社し午後から営業回り。このまま収まってくれればいいのだが。

　夕食はヤキソバ、ハマチ、カツオの刺身、生キャベツ。例のタレを使って青虫の如くキャベツを食べた。ビールも一缶飲んでご飯は無し。仕上げにコーヒーを一杯。

　夕食後輸入ＤＶＤ『最後の海底巨獣』を見る。お、おう、なんだ、この画質の良さは。おまけにスクイ－ズ収録されていてビックリ。この良画質でゾンザイな造りのティラノサウルスとブロントサウルスがゾンザイに暴れ回るのが可笑しい。また原始人（ＣＡＶＥ　ＭＡＮ）で金儲けを企む悪役のおっちゃんのカッコ悪さも特筆もの。酒場で主人公に詰め寄られて「やるのか、お前」と酒瓶をカウンターに叩きつけたのはいいが強くやりすぎて手を切ってしまい、「いて、いててて」、やっと原始人を追い詰めたと思ったらパイをぶつけられて取り逃がし、頼みの部下二人には「ティラノサウルス怖いですう」と逃げられ、挙句のはてに落石に押しつぶされて死んでしまうという間抜けさ。ヘンな意味でのベストアクトだね、こりゃ。

　本日の「スタートレックヴォイジャー」は親切そうな顔をしてクルーをペテンにかけようとするエイリアンが登場。因果は巡るとは良く言ったもので生命体8472を駆逐するためにボーグと共闘したジェ－ンウェイへの復讐が目的だったのだ。彼の種族はボーグによって滅ぼされていたのである。またセブン・オブ・ナインも初めてもうボーグ集合体には戻らない、しかし地球にも行きたくない、その生活に適合できるか不安で恐れているという心情を吐露する。実に意義深いストーリーであった。

　10月16日（月）ええ塩梅や、ピクチャー
　つくるつもりのない新作のラインナップばかりずらり並べて出資者からカネ引きだすんや。栗本薫よりヒドイでってまた栗本薫先生のことを話題にするのだがＦＳＦのグイン会議室で“さよなら　グイン”ともう読みません宣言をした人がいた。気持ちは分かるけれどもなんと馬鹿なことをするのか。壊れて行く作家をリアルタイムで読めるという稀有の機会ではないか。そんな勿体無い事をしてはイケナイのだ。

　ラーりらーりらーと仕事。午前中駐車場の探索依頼が来たので知り合いの不動産屋、ネット、アットホームの検索システムなどを使って調べてみたのだが予想通りみつからない。毎度、毎度同じことやっているよなあオレといくぶん自嘲気味に呟き、お客様にことわりの電話を入れた。昼飯は吉野屋の牛丼。どうも風邪のせいにして食いすぎている。そろそろダイエットを再開しなくては。

　午後は物件の整理。こなさなければならぬ雑事が多かったので手に唾して超スピードでやる。かたかたかたかた、かちん、アレ、あーもう、かたかたかたかた、って違うじゃん、かたかたかたかた、その分マチガイも多い。終業後、ポリプ水槽の水換えして午後8時半帰宅。

　夕食はカツオのタタキとオデン。カツオは味ポンをぶっ掛けマヨネーズをまぶして食べる。もうしゃりしゃりとしたタマネギと少しばかり生臭いカツオの身がマヨネーズと出会うことによって官能的なまでにミックスアップされて、ああ・・・。オデン、煮具合が統一されてなくてやたら筋ばかりのごりごりの大根とほやほやになっている大根があるのが不思議。それでも辛子をたっぷり使いながら二皿分平らげる。ついついビール二缶すごしてしまった。

　その後は自室でドラクエ。午後10時すぎからウィスキー水割りのみつつ録画しておいた「世界丸見えＴＶ特捜部」を見る。イタリア号という北極探検用の巨大飛行船から僅かな食料とともに投げ出された男たちのサヴァイバルが圧巻であった。

　10月15日（日）FANTASTIC　オヤジ
　『弥勒の決死圏』　サウスパークを見てコーフンしたせいか眠りが浅くて困った。割合すとんと寝られたのだがいきなり金縛り。一人で寝ているはずなのにベッドの右脇でなにやらもぞもぞ動く物があり気味が悪くって仕方ない。何度も目を覚ましようやく本格的に眠りだすとこんどは夢の中でカートマンが暴れ回る。ううむとうなされて午前5時過ぎにトイレに起きる。再びベッドに入ってこんどはゆっくり眠れるかと思うとまたまた妙にリアルな夢。なんでオレがヤクザの舎弟になって組長や幹部に気を使わなければならないのか。

　ふらふらの状態で午前8時に起床。ぼんやりと事務所へ行って仕事する。本日は駐車場のお客様1件のみで後は社内の仕事。ゴミ整理、管理物件見回り、昼飯にはカップヌードルを食べた。ちちっ、また余計なカロリーを取ってしまったぜ。昼食後たまらず事務所のソファーで30分程仮眠。目がとけるかと思うほどの気持ち良さであった。それから外出し馴染みのペットショップでポリプ水槽用のヒーターを買ってくる。前使っていたヒーターはキスゴムつきで使い勝手はいいのだが、1年持たないほど耐久性が悪かったのだ。その店でもあんまり苦情が多いので取扱をやめてしまっていた。

　午後8時に帰宅。夕食は天ぷら。大根オロシにソバツユ、出し汁を加えお湯で伸ばしたツユで頂く。例によって缶ビール一缶、白菜でゴハン一膳を食べて閉め。単純な食事だがやっぱり美味い。

　その後自室で輸入ＤＶＤ『クロノス』を見る。おおっ、なんだこの画質の良さは。時々フィルムの傷に起因すると思われるノイズが散見するものの40年近く前の映画とは思えないほど。また映画そのもののちゃんとお金の掛かった侵略パニック大作であった。筒状の4本の足をぴょこたんぴょこたん動かして移動するクロノスがカッコイイ。ただ発電所襲撃シーンは特撮のアラがもろにでてしまったようで正直何が起っているのか良くわからなかったりするのだが・・・。

　それからシャワーを浴びて録画しておいた「特命リサーチ2000」の“オゴ・ポゴ特集”を見る。オゴ・ポゴは倍数体化することによって巨大化したチョウザメではないかというさして目新しくもない結論にがっかり。まあ湖の巨大ＵＭＡといったらこんなもんかもしれないけどねえ。
　
　10月14日（土）定規王
　定規・定規・定規の子供よ、僕達は。いやあ、グインサーガ75巻の後書きで栗本薫先生が御乱心。ニフティのおそらくはＳＦＳのグイン会議室とおそらく2ちゃんねるに対して宣戦を布告したぞ。あんなものを書いておきながら金を出して本を買っているエライ読者様に対してなんてことを言うのだというのは置いとくとして、この人、自分に逆らうものは何であろうが許しておかないとまで思いあがっちゃってるんだなあ。以前天狼パティオという栗本先生のお取巻きが集う場所で先生のミュージカルを批判した人に対し、御自ら激しいレスをつけて封殺してしまったというのもむべなるかな。やはり栗本先生のようにお調子者でおだてに載りやすいタイプの人がネットなど覗いてはいけないのだ、ましてや自分のパティオなど作ってファンとしたしく交流などしてはいけないのだ。とにかくこの後書き、文学史上の（笑）一大汚点としてこれからも長く語りつづけられるであろうことは間違いない。

　けぶけぶと仕事。昨日の頑張りが祟って午前中は暇。ひっかかっているお客様の希望物件をネットでだらだら探索しただけ。熱意がないものだからとうぜんロクな物件も見つからず溜息をつくばかり。昼飯はラーメン・半チャーハンのセット。ついでにビックカメラへ本日入荷したという知らせのあった『サウスパーク』ＤＶＤの2巻,3巻を取りに行く。

　午後、元ＡＩＱのＯ氏にＴＥＬ。入居申し込み書の催促だったのだが、Ｏ氏、荷物が多いのであの部屋では入らない、もうちょっと広い部屋をと言い出す。ひーっ、変更は構わないけれどももう少し早めに連絡してくれええ。泣きべそかきながら先方の不動産屋へ断りの電話を入れた。

　夕食は刺身、肉じゃが。肉じゃがには卵を落としてすき焼き風に頂く。ビール一缶飲んであらかじめショーュに漬け込んでいた鯛の刺身で鯛茶漬け。多めに山葵を使い、海苔を細かく千切ったやつを乗っけてじゅるじゅるやるとこれがまた美味いんだ。

　夕食後は待望の『サウスパーク』鑑賞。最初は2巻だけ見て先日届いた輸入ＤＶＤ『クロノス』に移行しようと思っていたのだがあまりの面白さに4時間かかって3巻まで見てしまう。1巻のどこかおずおずとした雰囲気がなくなりストーリーの練れてきたこの2.3巻はオレにとってちょっとしたカルチャーショックであった。これだけの為にＷＯＷＷＯＷに加入しようかと本気で考えている。

　10月13日（金）ペリー・冗談
　わははは、なんだい、お前またそんな冗談言って、そんなに長い小説があるわけないじゃん。幻冬社文庫の「赤い雨」戸梶圭太を読んだ。赤い雨にぬれた人々が突如として不良少年ややくざなどをリンチし始めるというホラー。発想そのものは極めて陳腐なのだがオレの心の奥底にあるナニモノかを刺激してくれて面白いのなんの。だいたい深夜コンビニ近くにあるマンション横の路地にたむろして騒ぎ、酒を飲みあげくの果てにゴミをちらかし放題にする無職少年のたぐいは死んでもかまわないのだ。人の迷惑なぞこれっぽっちも考えないいや考えることすらできない知能程度の人間など生かしておく必要はないのだ。俺は何度こいつらの為にゴミを片付け、また110番したことか。今度、こいつらの集まる場所に鉄条網はって犬か猫のごとく追い出してくれるわ、けけ、けけけけけ・・・。

　ぽかりぽかりと仕事。今日は「梅ちゃんの青い世界遺産」公演のため、遅くとも6時には事務所をでなければならぬのでもうやたらに忙しい。ぜいぜいぜろぜろ言いながらお客様の案内や物件の整理、それから支払い数件等のもろもろをこなす。昼飯はお客様をお送りしたついでに“牧野うどん”で卵うどんを食べる。この卵うどん、卵の他にわかめ、あぶらげが入って370円という非常にリーズナブルなもので味もまた抜群。半分白くなった卵をおろおろと啜り込む時のうまさったらないのだ。こういうものを食っていると体が確実に喜んでいるのがわかる。

　午後もまたどたばたどたばた。ようやく仕事を片付けて午後6時のバスに飛び乗り福岡市早良区のももちパレスを目指す。開演10分前に到着し最前列13番の席についた。場内は相変わらずの大盛況。なんども言うようだが7年前にビブレ21ホールでやってた時はお客が150人もいなかったのだからエライ違いである。でもやっていることは全く変わってなくてむしろ下品になっているところが梅ちゃんの真骨頂か（笑）。

　午後7時すぎにいよいよ開演。のっけから普段はある有名ミュージシャンの衣装を担当しているというデザイナーの華麗な衣装に身をつつみ股間から水を噴出して場内を練り歩く梅ちゃん。はやげらげらである。またあるところで有名な特殊ピアニストを招いてその演奏つきでやったブルースさざえさんも本気なところが実によろしい。笑いすぎ、手を叩き過ぎ、身も心もくたくたになった3時間であった。

　昨晩の宴会の時に梅ちゃんに“1番前に間抜けな顔をして座っているので水でも粉でもどんどんかけてやってください”とリクエストしていた通りばんばん弄られてしまう。都合、水を掛けられたのが2回、舞台に上がらされて梅ちゃんの着替えの目隠しになったのが1回、龍角散を振りかけられたのが1回、スーツの上着とカバンを舞台上に放り投げられたのが1回、アンコールの“ろくでなし”では2回も豆をぶつけられるアリサマ。もっともこれくらいはまだマシな方である37歳の外科医さんなどパンツ一丁に剥かれ怪しいネグリジェを着せられてそのカッコで終演まで放っとかれるだもの、まったくこれだから梅ちゃんの公演は油断できないのだ。

　午後10時近くになってやっと大波乱の公演が終了。スタッフに昨日の礼を述べて地下鉄で赤坂まで戻り更にタクシーを拾って帰宅。カツオ丼の夕食を食べて録画しておいた「たけしの誰でもピカソ・スペシャル」を見た。おいおいすわしんじと志村けんのからみなんて初めてみたぞ。ちょっと感動したぞ。

　10月12日（木）処女か！サーキット
　レースクイーンをナンパしてセックスしたら。ムック「笑芸人」の3号が堪らなく面白い。私が密かに最後の喜劇人と思っている伊藤四朗のロングインタビューや三宅祐司の劇団ＳＥＴの特集、極めつけはテレビ東京御用達ＶＩＰタレント名鑑という目からウロコの爆笑企画。今までの号も良かったのだがこの3号の濃さ・センスの良さはずば抜けていると言ってもいいのではないか。松村邦洋の自宅の地図まで載っているし私のようなモノズキにはもうたまりませんよ。来年2月下旬の発売だという第4号が待ちどおしいのであります。

　ざぎざぎと仕事。朝から喉の奥が痛くてくしゃみがやたらに出る。風邪だ、かぜだ、カゼだ、catch coldなのだ。どうも油断して薄いタオルケットだけで寝ていたのがよくなかったらしい。もう不愉快でしかたないのだがここで風邪薬を飲んでしまうと頭がぼんやり、えっ、普段からぼんやりしているくせにって放っといてくださいよ、ええと、ぼんやりして車も運転できなくなってしまうので仕事にならないのだ。熱いコーヒーをがぶがぶ飲んでなんとか頭をすっきりさせた。

　昼飯はカツカレー、こんな時にダイエットなどといっていると本当に倒れてしまう。辛味スパイスというやつを山ほど掛けて猫に食べさせたらにゃあと叫んで台湾まで走り出してしまいそうなほどの激辛カレーにして汗を出す。それから帰社して午後は物件の整理。

　午後8時からロデム君を連れてＡＩＱのしおやさんの事務所に行く。私、魔朱妲愛普羅さん、ちゃかさん、お客サン候補の女性、福家書店のスタッフの方を交えて昨年の公演ビデオを鑑賞。みんなで持ち寄った酒、つまみでかなり良い気分になっていたのだが、午後10時半過ぎにＷＡＨＡＨＡ本舗倶楽部のスタッフから電話が掛かってきた。「あのファンクラブのイベントやっているんですが今日は来られないんですか？」へ？ああっ、と焦りまくって「あ、明日じゃないんですか」なんともドジなことに日にちを間違えていたのだ。あわててみんなに挨拶してどたばたと赤坂まで駆け戻った。かなり酔って走ったので視界がだんだん狭くなる、右肩のあたりがきゅーっと痛くなる、目の前を小さな虫みたいなのがたくさん飛び回るこのままでは俺は死んでしまうと思い始めたころようやく会場の居酒屋に到着。

　梅ちゃんに「明日だと思っていた方がいま到着されました」と紹介され恥かしいったらありゃしないの。それでも3ヶ月まえに入団したという新人さんにえらそうに「いやいやこういう場でもちんちんを放り出して受けをとらなきゃだめですよ、引っ込み思案のお笑い芸人なんていやしないんですから、もう出川哲郎を見ならなわきゃ、なに、元美容師さんですか、それなら美容師コントができるじゃないですか、あっ、それはバカルディか」と“お旦”トークをブチかまして御機嫌になっている俺。

　また「仮面ライダー　クウガ」のカメレオン男こと森雅晴さんのいやー唯一のレギュラーだったのに殺されたんですよ、オレというぼやきがまた絶品であった。えー仮面ライダーってなんですかあと聞く久留米から来ていた女性二人にいっしょうけんめいクウガのストーリーを説明したのを聞いていてまた腹をかかえる。

　午前12時半に宴会がお開き、梅ちゃんと演出の食　始さんに挨拶してタクシーにて帰宅。はんぶん死んでただちにベットへ直行したのであった。

　10月11日（水）東北へ行きたい
　久し振り、ト－ホグさ行ってかっちゃの味噌汁食べたいなっす。ああ出鱈目な東北弁を許して！どうでもいいことなのだが夜、シャワーなり風呂を使った後、便意を催してトイレにいってしまうと物凄く悔しい。せっかくキレイになったワタシなのにうんこをしてしまうのが物凄く悔しい。ウオッシュレットを長めに使ってもこの悔しさは解消されぬ。どうです、皆さんも覚えがあるでしょ、このクヤシサ。

　本日は休み。午前9時半にへりへり起きてコンビニのパンで朝食。1時間ほどドラクエやりようやく神の神殿に辿り付く。ここで働いている神父さんや修道女さんたちがみんなイッっちゃってるのが可笑しい。午前11時から事務所へ行って日記つけ。予定ではこの後、どこぞで飯を食い九州大学へアミーゴス公演の営業、天神の本屋めぐりをしようと思っていたのだがいかなる天の配剤か、いきなりある入居者の方から風呂釜が使えないとのクレームが入った。実は10日ほどまえに風呂釜の調子がおかしいとのクレームを受けておりタクミさんに修理を依頼していたのだが、彼がモタモタしているうちに本格的に壊れてしまったらしい。

　あわててタクミさんを呼び出し修理の段取りを整える。ほっとしたのもつかの間、今度はパソコンがヘソを曲げネットに繋げなくなってしまった。せっかく書いた日記もアップできないという情けないアリサマ。風呂釜の修理を待つ間いくどとなくトライしたのだが繋がらないものは繋がらないんだよ、バーカとパソコンに罵られるばかり。仕方無しに日記の更新、掲示板への書き込み、唐沢さんの一行知識掲示板への投稿を諦めた。

　午後3時過ぎにようやく風呂釜の修理が終わってようやく出かけられる状態となった。あせってスーツに着替え六本松の九大教養学部へ。生協の場所などぜんぜん分からないのでちと場違いかと思ったが教務課でこれこれこういうチラシを置いてもらおうと思ってきたのですがどこにお願いしたらよろしいでしょうかと聞いてみる。そういうモノは（笑）庶務課へ行ってくださいと教えて頂いたのでおそるおそる2階の庶務課へ向かった。この九州大学、先日の福岡大学のフランクな雰囲気とは違ってアメリカ人留学生が講師だか助教授だかに「追試シテクラサ－イ、追試シテクラサーイ」と頼み込んだりしていて実に学校学校しているので俺なんか入っていっていいのかとまあびびること、びびること。それでも庶務課の責任者の人はココロヨクチラシを置くことに同意してくださった。有難いことであります。

　それから郵便局へ行ってチケットの通信販売の為替を換金、天神へ。ビックカメラを冷やかし本屋で「笑芸人　第3号」を求める。あーちくしょう、サウスパークのＤＶＤまだ来ないのかよとぶつぶつ言いつつこの日記で言及したことのあるヘンなレンタルショップでＤＶＤ『マーシャル・ロー』を借りて帰宅した。

　夕食はカツオ、ハマチの刺身、生野菜、カレー。いつものとおりビールを一缶。その後、早速『マーシャル・ロー』を見ようとしたのだがレンタル屋の袋を開けてみるとなぜか『アポロ13』が入っていた。あのオヤジが間違えやがったな。取替えりゃいいじゃんと言われそうだが明日はしおやさんの事務所へ行かなければならないし明後日は明後日で梅垣義明「梅ちゃんの青い部屋」の公演があってその後はファンクラブイベントだからみる暇なんかありゃしないのだ。仕方ないので以前買ってそのままになっていたＤＶＤ版『スタア誕生』を見る。幾度となく見返した映画であるのだがＤＶＤの透明感のある画質、うまくリミックスされた5.1チャンネル音響、それにシネスコ画面の見とおしの良さに驚嘆。早速あの不細工なＬＤは売っぱらってしまおうっと。

　10月10日（火）オホーツク海サリー
　サリーちゃんのパパは船長さんでオホーツク海を・・・。ん？他のとごっちゃになってないか？唐沢さんが裏モノ会議室に“棒高跳びの棒が肛門に突き刺さった”というあわれな事件をアップされているが、なにもコーモンに突き刺さろうと密かに企んでいるのは棒高跳びの棒だけではない。特に風呂場は肛門にとって大変剣呑な場所で滑った拍子に湯かき棒や蛇口の上のほうが肛門に突き刺さったりした例があるという。特に前者の湯かき棒は直腸を突き破り4時間もの大手術を行ってようやく命を取りとめたそうでこれでは恐ろしくてうかうか風呂にも入れないではないか。

　かはかはと仕事。午前中来客1件あり、たまたま条件のあった博多区の物件を案内する。またまた日当たりの悪い物件であったので気に入らなかったようで日曜日にもう一度案内することになった。どうも最近一発でこれはという物件に当たらないよなあ。お客様を博多駅までお送りした後、“牧野うどん”で昼食。

　午後は単純な書類仕事。家賃滞納している入居人に督促の文書を送りつける。それからＯ氏にＴＥＬ。先日案内させてもらった物件にぜひ入居したいとのこと。先方の不動産屋へ連絡を入れ案内をストップしてもらう。入居申し込み書をあすＦＡＸでＯ氏に送る予定。

　夕食は刺身、酢豚。ビール1.5缶を飲みゴハンは無し。代わりといっちゃなんだが天津甘栗を5個齧った。夕食後はドラクエ。実に70時間を要してようやくＤＩＳＣ1を終了。まだまだ続くのか。

　本日の「スタートレック・ヴォイジャー」、ヴォイジャーの旅程に立ちふさがる放射性フィールドをもったムタラ級星雲（出典は映画『スター・トレックⅡ』である）、この星雲を突破しなければ地球への帰還が1年も遅れてしまうのだがクルーの大部分がこの放射性フィールドに耐えられない。そこでドクターとセブン・オブ・ナインを覗く全クルーを休眠カプセルにて保護し、星雲突破に要する約1ヶ月間をこの二人だけでやっていくことになった。

　ところが放射性フィールドが艦体に悪影響を与え休む暇もなくメンテナンスに走り回るドクターとセブン・オブ・ナイン。その甲斐もなく悪影響は深刻化してあろうことかドクターまで機能不全に陥ってしまう。たった一人残されたセブン・オブ・ナインは思ってもいなかった孤独感にさいなまされる。そのうち放射性フィールドが彼女のボーグインプラントに悪影響を与え実にリアルな幻覚が発生するようになり・・・。

　最後はお定まりのハッピーエンドではあったが、今後のセブン・オブ・ナインの性格形成に大きな影響を与えると思われる見逃せないエピソードであった。

　10月9日（月）河合奈保子には旅をさせろ
　これを河合奈保子にはいたずらしたいとしてしまうと元ネタが分からなくなる。ハルキ・ホラー文庫　竹河聖「ウンディネ」読了した。わあ、これはヒドイ。短編のアイデアを無理やり長編にしたという感じでもう中身スカスカ。人間を襲う謎の発光体生物の正体を明らかにしないのはこれは短編であれば謎を謎として残す手法として納得できるのだが、こんなにお話が長くてはただの手抜きにしかみえぬ。また全体的に作者の思い込みだけで書いている印象が強過ぎる。だいたい、離婚した元夫が娘のマンションの風呂場で溺死していてしかもその肺には海水が充満しているという他殺としかいいようのない状況下で第1発見者であるもと妻が疑われないなんてことがあるものか。読者を馬鹿にするのも好い加減にせい。

　さばさばどうびばと仕事。午前中を管理物件の見回りに費やし、帰社するなり南区の大橋までレンタルのチャイルド・シートを返しに行く。その帰りにちょっと道草して郷屋のラーメン味濃い目で昼飯。本屋を冷やかして事務所へ戻り家賃督促状や物件の募集シートなどを作成する。その間をぬってＡＩＱの仕事も少し。午後4時くらいに弟夫婦が帰京。仕事で送れなくてすまんと謝った。

　夕食は母親が買ってきた弁当、ハマチの刺身。ビール一缶じるじる飲んで昨日鹿児島旅行から帰ってきた3番目の弟のお土産、黒豚角煮をオカズにゴハンを一膳。本当に黒豚かよと疑いつつ食べたのがこれが案外な美味さ。もっとも鹿児島本来の味とはかなり違っているような気がする。

　その後は自室に篭って井上ひさし「四千万歩の男　4巻」を読む。マジメいっぽうだと思っていた星歴学者、伊能忠敬がやたらに好奇心旺盛で測量行の合間に諸藩のあんまり関係ない事件に首をつっこみまくるのが面白い。

　10月8日（日）ゲイブルＴＶ
　もー、1日中クラーク・ゲイブルの映画をやっているという。アミーゴス公演の当日だが今の所、黒子のカッコをしようとか落語家のカッコをしようとかアホな企画がでているのだが、間抜けついでにキャッチャーというのはどうか？ユニフォームからレガースまで完全装備でもちろん左手にはキャッチャーミット。会場設営の際に椅子や机が持ちにくいかもしれないが、そこはウケを取る為だ、ガマンして頂こう。西新パレスをうろうろ歩き回るキャッチャー、こりゃインパクトあるぜぇ。

　まあ、元ネタは椎名誠さんのメキシコにはキャッチャーマスクというキャッチャーのカッコをした覆面レスラーがいるという爆笑エッセイなのだが、皆様、楽しんでいただけたでしょうか。

　どぷどぷと仕事。昼飯をホカ弁ですませ、じとじと雨が降る中、車に昨日借りてきていたチャイルド・シートを取り付ける。それから母親と弟夫婦、赤ん坊を乗っけて山の上ホテルへ。いとこの結婚式で赤ん坊をみんなに披露するためである。赤ん坊、最初は大人しくチャイルド・シートに収まっていたのだがとつぜんぎくりとして暴れ始める。どうやらいつもの車と違う事に気づいたらしい。ふふふ、今頃気がついたってもう遅いのだよ。

　みんなを降ろした後、とんぼ帰りで帰社。来客なく暇であったが我慢して仕事する。午後5時過ぎに昨日ネット経由で予約していた料亭“椎加栄”に確認の電話を入れるとなんと、手違いで予約を承っておりませんと言われる。あまりのことに激怒してどなり散らすとなんとか座敷を空けてくれたのだが、こちとらちゃんと確認のメールまで貰っているのだ、こんなんじゃわざわざホームページつくっている意味がないじゃないかと呆れた。

　さらに出かけていったらいったでいったん注文を受けた烏賊の生け作りがもうなくなりましたというデタラメさ。連休中で客が多いのはわかるがこれはあんまりである。再び青筋たててもう帰ろうかと思うが弟夫婦の手前、なんとか我慢して他の料理を注文する。これで料理まずかったら大酒飲んでゲロぶちまけるぞと息巻くがさすがは“椎加栄”、オコゼの造り、フグの空揚げなど絶品であった。これでにこにこしてしまうのだからなんというかもう単純なものですな。

　10月7日（土）もーパパさんたらあ。
　大文豪モーパッサンが銀座のバーへ行くとたいがいこう呼ばれる。ＦＭＩＳＴＹでまた騒ぎが起っているもよう。と学会をごろつきなどと言っている人がいて大笑いする。またこのツリーとは別なところで“コンノケンイチは本物ではないですか”という人もいてこれまたびっくり。　コンノケンイチは自分の知らないことがあってもろくすっぽ調べ様ともせずそれを全て宇宙人のせいにしてしまうといういわば発狂妄想の人である。念の為に言っておくがこんな日本語はなく、私が今考えたのであるが、いやそんなことはどうでもいいのだけれど、コンノケンイチを信じるという行為がどれほどオメデタイことなのか分かっておられぬらしい。

　唐沢さんの一行知識掲示板、シャネルズの黒塗りが古い日活映画にヒントを得ているというあやまった書き込みに“そりゃあ、ミンストレルスタイルですがな”と突っ込もうと思っていたのだが、書き方に迷い躊躇しているうちに唐沢さん御本人から同内容の指摘がアップされていた。ぐわあ、先を越されたとディスプレイを叩いて悔しがる。

　ぜりぜりと仕事。午前中、Ｔ不動産に午後案内予定の物件の鍵を借りに行く。場所は詳しく言えないが早良区のさらに西のあたり。ここまで来たんだからついでだと悪い虫が騒ぎ出し実に久し振りに安全食堂へ行ってしまった。嬉しさの余りにやにやしながらラーメン、堅麺、替玉堅麺と全面的に堅、堅でせめていく。いや、このラーメンなんという美味さなのか。

　いったん帰社してメールなどをチェックした後、午後2時過ぎに薬院駅までＯ氏を迎えに行き、2時間ほどかかって四つのコーポ、すべてロフト付を御案内。車が一台やっと通れるほどの細い道をいったりきたりしたのでもうくたくた。それでも3軒目の物件を気に入ってもらったのでまあ、そのかいはあったというところか。

　Ｏ氏を地下鉄の西新駅まで送って帰社。うだうだしている内にＡＩＱのしおやさんが来訪。オタクアミーゴスのお三方におくるホテルのパンフレットを持ってきていただいたのだ。四方山話をしているうちに飲みに行こうというありがちな展開となる。軽く軽くといいつつ深夜まで杯を重ねてしまったのもいつも通りである。あっ、そう言えばダイエーホークスが優勝しましたな。

　10月6日（金）破瓜が戦車でやってくる
　自衛隊の男にやられた処女。ＢＯＯＫ　ＯＦＦで100円で買ってきた井上ひさし「喜劇役者たち」を再読する。彼が浅草のストリップ劇場の進行係として働いていた時代をモチーフとして描いた短編集なのだが、これが実に面白い。だいたいこのストリップ劇場付きの劇作者なんてものは物凄く台本が遅い、往々にして初日の第一回興行の朝になって舞台と登場人物の設定しかできていないなどということがあったという。このような場合、喜劇役者達の凄まじい“食い合い”合戦が繰り広げられたそうだ。

　脚本がきちんと出来ていれば芸人もここはひとつ、山田某に譲っておいて後半のあの場面で目立ってやろうという気配りが出きる、しかしこの場合、大人しくしていると最後の最後まで目立てずに終わってしまう恐れがあり気配りなどどこかへすっとんでしまうのだ。芝居の途中でお前はすっこんでいろと一喝された芸人、ここで本当にすっこんでいるわけにはいかないから、突然、懐からピストルを取り出す芝居をして相手を射殺、ところが射殺された方も“無茶しやがって”と呟きつつ今度は小道具の亡者用の三角の角帽子をつけてマシンガンを持って再登場・・・。しまいには登場人物すべてが亡者という訳のわかんないフィナーレを迎えるのだ。

　こういったやけくその“食い合い”の中から、良い台詞、良いギャグが拾われそうでないのはすてられる。2日3日と立つ内に芝居も落ち付き、芸人同士の“食い合い”もピタリと納まるということになる。もちろん、これは小説なので誇張された面もあるのだろうが当時の浅草ではこれと似たようなことが日常茶飯事的に行われていたのではないか。そうすると今の“お笑い”の世界で過剰なまでにアドリブが重視されるのは実はこの浅草軽演劇の伝統が連綿として受け継がれている為ではないだろうかなーんちゃって。

　しちしちと仕事。午前中、お客様を平尾の物件に案内、それが済んですぐさま南区役所の近くのダスキンレンタオールへ予約しておいたチャイルドシートを取りに行く。うどんプラスお握りのうどん定食で昼飯を取り帰社。休む暇もなく物件の整理に取りかかるというなんともせわしない1日であった。

　本来ならあー残業すればいいやと思ってしまうのだけれど実は今日、弟夫婦が赤ん坊連れて帰省しているので遅くとも午後7時までに仕事を終わらせればならなかったのですね。もう頭から煙がでるほど働きましたよ。

　ぜいぜいいいながら午後7時ちょっと過ぎに帰宅。赤ん坊、ＳＦ大会の時には座ることもできなかったのだが、ちょこなんと畳にすわり離乳食などを食べている。むむ、成長したね、キミ。

　その後ようやく届いた寿司を囲んでみんなで乾杯したのであった。

　10月5日（木）ＵＦＯと夢中
　なあなあ、あれ見たよな、ＵＦＯだよな、あれ、すげえな、すげえな、カメラ持ってりゃ良かったな、うわうわ、俺見たのはじめてだよ。ひゃー、まじ感動入ってるよ。昨晩日記をつけている時に島崎和歌子の処女膜についてのギャグを思い付く。そのあまりの面白さ、可笑しさにディスプレイの前でこらえきらずにうひゃうひゃと笑う。まるで基地外だがどうのも我慢できないのだ。ひとしきり笑った後、ようやく立ち直って日記を書き終えたが、あー、涙まで出てしまったぜ。

　ところで件のギャグだが、残念ながらここで公開するわけにはいかない。とにかく凄いギャグなので公にするやいなや日本中がパニックに陥ってしまうおそれすらあるからだ。考えてみたまえ、日本の全国民、いやさ、世界中の日本語を解する人間すべてがげらげらと笑い狂っている様を！それどころか言葉も喋れぬ幼児がひっくり返って笑い、寝たきりの老人がげらげら笑って走り出し看護婦さんを驚かせたりするかもしれないのである。ひとたびこうなれば世の交通機関はすべてストップ、あちこちで車が衝突し、たちまち町は大火災。だが消防署員も警察官も涙を流して笑っているのでどうにもならないのだ。あまつさえ原発の職員が突然の笑いの発作に手元を狂わせ原子炉を暴走させてしまう。こうして日本は滅びの炎につつまれてしまうのだ。愛する祖国、日本、愛する家族、友人達を断じてこんな目にあわせてはならぬ。と言う訳で私は2039年の2月9日までこのギャグを封印することを誓うものである。

　ホラはこのくらいにしてすぱすぱと仕事。来客なく書類仕事と営業に回る。昼飯はどんべえカップうどんのミニ。揚げをちびりちびりと齧ってすきっ腹をなだめた。午後から管理物件の見回り等。

　帰宅は昨日と同じ午後8時。刺身と生野菜、アンドステーキ。ビールを一缶飲んでステーキをおかずにご飯を一膳。安い輸入牛肉だが丁寧に焼いて下ろし大根のタレをつけるとまあ美味しい事。霜降りの高級牛肉とはまた違った肉汁の味が素敵。その後、自室に引っ込んで大石英司「深海の悪魔　下」を読む。このまえ、アンビリーバボでやっていたスカイフィッシュをモデルにしたと思しきモンスターが日本を襲う。しかし、この人ァ、小説書くのが本当に下手糞であるな。構成に難がありあまりにもオキシジェン・デストロイヤー的なオチに愕然させられてしまったではないか。これなら上巻読む必要ないや。

　「ダウンタウンＤＸスペシャル」、問題の田代まさしが出てくるとすかさず“この番組は9月7日に収録されたものです”というテロップが入る。なにもなあ、こんな番組改変期の1番忙しい時期に事件起す事もないだろうなあ。やっぱみんな、余計な仕事をさせやがってと頭に来ているんだろうなあ。

　本日の「スター・トレック　ヴォイジャー」、原始的本能しかもっていなかった流動生命体がキムとコンタクトした途端に高度な感情活動に目覚めるという設定がちとアレだが、流動生命体にコピーされたクルー達が離陸して行くヴォイジャーを見送るラストに鳥肌がたってしまったぜ。

　10月4日（水）志ん生棒大
　晩年の志ん生は酒を飲んで高座に上がり寝てしまったことがある。観客は怒りもせず寝かせておいてあげたというエピソードに日本中が泣いた、世界も泣いた、こんど国語の教科書にも載るそうだ。お馴染み2ちゃんねるネタ。オカルト板にコンノ・ケンイチのNASAから流失した（ぷぷっ）というUFO写真について“月の裏側を飛ぶUFOのVTRは、裏から流出したものらしいよ。まずは表には出てこないそうだけどね。でも出回って居るんですよ～ね！ ”まるで裏ビデオである。もっともこんな無茶苦茶な論理に驚いているようでは2ちゃんねるなど読めはしないが。

　本日は休み。9時半に起き、コンビニの調理パンで朝食をとりしばらくドラクエやった後、母親を連れてダイエーの笹丘店へ。この週末、弟夫婦が赤ん坊を連れてやってくるのでその買物がしたいと前々からリクエストされていたのである。母親、ダイエーにつくなり目を吊り上げてアレもいる、コレもいると呟きながらやたらにいろんなモノをショッピングカートに投げ込む。離乳食をあっためる鍋からﾄイレ用のスリッパまで。しまいには赤ん坊の為の茶碗まで買い込むのに呆れた。まだ離乳食の段階の赤ん坊に茶碗とか買ってどうするの？という極めて論理的な俺の言葉も“その内いるようになるから”の一言であえなく撃破されてしまうのである。いろいろな品物で溢れそうになったショッピングカートを押しながらダイエー店内を母親の指図通りうろつき回る俺、まるでハ－ポだね。

　2時間ほどかかって買物を終わらせ帰宅。一息ついて西日本新聞のアミーゴス公演の告知をチェック。全体的に好意的なというかお知らせなんだから当り前なんだけど、とにかく面白いからという調子の紹介だったので喜ぶ。でも俺、アナタの知らないオタッキーな世界をなんて言ってないぞ、そんなオタッキーなんて、わああ、恥かしい。いや世間的にはこれがもっともわかりやすいイメージであることはわかっているのだが、ぐあああ。

　その後、スーツに着替えて福岡大学へ。生協へアミーゴス公演のチラシを置いてもらうよう営業に行ったのだ。売店ではこういうのは大学の許可がいると断られたのだが、そこで紹介していただいた学内のチケットピアに10枚ほど置いてもらえることになった。まあ、オタク的な取っ掛かりはウスイけれども、熊本から出てきて大学入学と同時にオタクから足を洗ったんだ俺は、今じゃアーティストのコンサートなんか見に行っちゃうんだという熊本城男（19歳　B型みずがめ座）がふとチラシに目をやってにわかにオタクの血を蘇らせあわてて福家書店に走るなんてことがあるかもしれないではないか。こうして一人でも観客増員に繋がればこれ以上のシアワセはないのである。

　福岡大学を出て、しおやさんの事務所へ行く。補充のチラシを渡して30分程アミーゴス公演の打ち合わせ。福岡には自社ビルの一部を使って能の舞台を拵えて東京から能楽師を呼んでいるという能楽オタクのお旦がいる由。俺達もそんなお旦をつかまえなきゃいけないのだ。

　夕食は刺身と肉団子の甘酢かけ。久し振りの肉団子といっても冷凍食品であるがこれが滅法美味くビールを二缶飲んでしまう。さすがにゴハンは食べずにタイの吸い物で締め。母親にもっと肉団子食わせろとリクエストする。

　夕食後はまたまたドラクエ。なんか他にやることはないのかと自分でも思います。

　10月3日（火）恐怖の俗物人間
　元ネタの映画もイヤだけどこれはこれでもっとイヤ。久し振りにFMISTYのUFO会議室を覗いてみた。「TVタックル」について何か書き込みがないかと思ったんだけど、まったく違った意味でびっくり。あのアイリ－ンさんが復活、また一人死んじゃったけど双子のおばあちゃんの名前をハンドルネームとして使っている人が、二人で微妙に違ったでもどちらも馬鹿馬鹿しさ極まりない終末論を垂れ流している。とくに一人死んじゃったけど双子のおばあちゃんの名前をハンドルネームとして使っている人（えーい、面倒くさい）は文章もしっちゃかめっちゃかで病気がどんどん進行しているのではないか。マジェスティック12にマークされているなどという書き込みをみるとこの人をこのまま放っといていいのだろうかとういう罪悪感すら覚えてしまう。

　うじゅりうじゅりと仕事。管理物件の見回りしてまた馬鹿の捨てたゴミの始末をし、事務所へ戻って家賃などの受け取り。昼飯をコンビニの冷やしうどん240カロリーで済まして物件の整理。途中、黒木書店の本部へアミーゴス公演のチラシをオイテクダサーイと電話すると、今3社と契約してそれぞれのチラシをカウンターにおいているのでもう一杯デース、ダメデースとの返事。ならばポスターだけでもハラセテクダサーイと粘ると自社の張り物だけで一杯デース、ヤッパリダメデースと言われてしまった。ききき、く、くやしい。残念であるが黒木書店にチラシを置く事は諦めねばならないだろう。

　午後8時帰宅。夕食はニュウメン、ネギトロ、ハマチの刺身、生野菜。ネギトロをちびちびやりながらビールを二缶。甘辛く煮た牛肉を具として乗っけたニュウメンも美味い。その後は録画しておいた『ルパン三世念力珍作戦』を見ようとしたのだがげぇ、テープが取り出されている、そしてそのテープにも録画されていない。な、なんということだ。畜生、オヤジの仕業だな。仕方ないので自室に篭って久し振りにドラクエ。9時過ぎから「ガチンコファイトクラブスペシャル」見る。あれ、なんだ、1期生全員不合格かよ、2ちゃんねるのTV版の情報とは違うじゃんか。その後、なおもドラクエやり続け午前3時過ぎに就寝。

　10月2日（月）姦姦がくがく
　やり過ぎでもう腰が・・・。『サウスパーク』最高。何故今までこれを見ないでいられたのか自分でも理解できない。『シンプソンズ』にイマイチ嵌れなかったこの私ももうめろめろである。今や、朝、出社する前に一回、昼飯時に一回、夕食前に一回、そして寝る前に2回見ないと気が済まないのだ。

　しかし、この番組、本国ではいったいどういう人達が見ているのだ？『シンプソンズ』も時として恐ろしく過激になるが、その悪意はギャグのためのものでしかない。ところがこの『サウスパーク』はまず悪意を抽出してそれらを捻ってギャグにしているのである。私や私の回りの人達はみなバカモノばかりだから、げらげら笑ってすませているが、ギャグのレベルが高いということは別にして普通の人はまず気持ち悪いという印象が先にくるのではないか。ひょっとしたらこのアニメを楽しんでいる俺達は一種の基地外であり、世間の人から到底受け入れられない種類の人間なのではないか。最近、こんな被害妄想めいた疎外感に悩まされております。

　ちゅーちゅーと仕事。いつもの通り家賃・水道代の受け取り、お客様の御案内、物件探索など。昼飯に間がさしてトンカツ定食を食べてしまいちょっと後悔。でも美味いんだもんなあ。その後、物件の見回り等で忙しく立ち働く。夕刻獅子児さんよりメールあり。その返事を1時間ほどかかってゆっくり書き、返信。しかし俺たちゃマジメだねえ、公演のあり方を巡って本気でケンカし、その後もこうやってメールで議論する、まったくアミーゴス公演実行委員会の人間のカガミだね（笑）。また裏モノ会議室に書き込み。ちょっとふざけ過ぎの感じがしないでもないけれど、珍名をそのまま書き込んでしまうのも芸がないと思うので。

　夕食は豚汁、味のタタキ。ビールを一缶飲んでご飯は無し。トンカツの分を減らさなければならぬ。その後、自室へ戻って「TVタックル　嵐の超常現象バトル」を見る。ナポレオンズに袋を渡されると急にうろたえ始めるロシアの覆面透視能力者が可笑しい。漢字はムツカシイのでもっと簡単な記号にしてと泣き言をいうのが可笑しい。お前さっき“超”って書いたいたじゃん。またユリゲラーも目じゃないというスプーン曲げ能力者がおかしい。わああ、スプーンがぐるぐるとねじれているぞ、こ、これは本物だああ、超能力はやはり実在したのだああというのは冗談だが、あれは饒舌に喋りながら出演者、視聴者の目を引きつけておいてスプーンをひねくりまわしている内に少しづつ曲げているのではないかな。そうするとこれはまったく手品的なテクニックとなってしまうけれども。

　また異様に飛ばしまくるコンノ・ケンイチが可笑しい。彼がオオイバリで出してきたNASAの極秘文書とやらにしっかりdebri&UFOと書いてあったのがもう爆笑モノ。本当にNASAがUFO（この場合はいわゆる“空飛ぶ円盤”）だと思っていて隠蔽したいと思っているのならなんでdebris（宇宙のゴミ）と一緒になっているんだよ。この場合のUFOは明らかにdebrisだがイマイチなんだかはっきりしないものと解釈するべきなのだ。肯定派のへタレバスターズも韮沢さんの金星人なんか放っといてそういう明らかなマチガイを指摘するべきだろう。フィルムという具体的な証拠があるだけにコンノケンイチを信じちゃう人だっているかもしれないのだから。

　10月1日（日）野郎時代
　なんだかホモ雑誌のようなタイトルではある。スカパーで『ルパン三世念力珍作戦』が放映される由。これはルパン三世の実写映画化でしかもあの『ノストラダムスの大予言』の併映であったというキッチュの極みのような作品である。もう小学校の時に見たきりだから今回は実に三十年振りくらいの再見となるか。他にも由利徹の『カックン超特急』、伴淳の『アジャパー天国』などの放映予定もあり今月はチャンネルNECOに狂ってしまいそうだ。

　唐沢さんの一行知識掲示板が大変な賑わいをみせている。新人さん達がイキオイにまかせてがががと書き込んでいるのをみると何やら2年前の俺を思い出させて微笑ましい。まあ、一行知識の先輩としてエラそうなことを言わせてもらうと、最初の書き込みは誰でもそのひとなりのネタを持っているので簡単なように思えるかもしれないけど、このネタを使い果たした後が大変なんですね。継続して一行知識をアップしようとするとこれまでとはまったく違うアンテナの張リ方をしないととてもじゃないがネタは集められないのである。ここで挫けてお手軽な文庫本の雑学辞典などに頼ってしまうともういけない、何が面白いネタかというのがまったく分からなくなってしまう恐れすらある。

　アドヴァイスというのもおこがましいが、こういう時は今までまったく興味のなかった分野の雑誌とかを読んでみると意外な蒙が開けるかもしれない。例えば熱帯魚や犬のペット関係やブラスバンドの雑誌（こういうものがあるのだ）とか俺絶対こんなん関係ないもんという雑誌を拾い読みするだけで無限のネタが転がっているかもしれないのだ。あっ、あと吉村昭氏のドキュメント小説もお薦めだぞ、関東大震災や胃カメラの意外な事実がてんこもりで俺も随分助けられたものだ。

　ま、このようなことを心掛けて実りの多い一行知識ライフをおくられんことをいのるっておれ、なんでこんなにえらそうなのか。

　ぴぴぴと仕事。昼過ぎに車で福岡空港へ。アミーゴス公演のための航空券を買うためである。昨夜の怒りは収まらずいや収まるどころか怒りの炎がもはや天井にまで達している状態なのだがこれとは別の話、公演の準備は怠り無く遂行されなければならぬ。全日空、JASのカウンターで首尾良く航空券を入手したがカバンを忘れJASのおねえちゃんに“お客様ァ、お荷物をお忘れですよおお”と“お”の字尽くしで呼びかけられる。ああ、なんてカッコ悪いんだ、俺。また後で気がついたのだが、カバンの中に後で返しに行こうと思っていたエロビデオが二本入っていてしかもチャックが開いており外から見えていたという悲惨さ。帰りの車の中で“思いだし恥かしがり”で顔を赤くする。途中、天神によってDVD『サウスパーク　vol1』、別冊宝島「ホームページ繁盛の法則PART2」を求める。

　帰宅はちょっと早めの午後7時。夕食は本当に久し振りの焼肉。カンサスビーフだというがなかなかどうして美味い。レアの状態で口に入れると肉汁が溢れそこにビールを流し込むとそれだけでもうイってしまいそうだ。母親におれ、この肉でいいから、霜降りの高い和牛なんていらないからと言う。

　『サウスパーク』、プロジェクターの大画面で見る。映画版でギャリソン先生が死刑執行人になっていたのはちとやり過ぎと思っていたのだけれどもともとあーいうキャラなのね。うん、納得、納得。画質が悪いと聞いていたので心配していたのだが、許容できる範囲に収まっていたので一安心。早いところ次巻がみたい、もうまてません状態になってしまう。ビックカメラ、1分1秒でも早くvol2,vol3を取り寄せてくれええ。

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